知っていると役に立つ犬の知識・持っていると便利なドッグアイテム

ドッグフードの知識・選び方

ひと昔前まで、犬は外で番犬として飼って…人間に残飯を食べて…という飼い方が当たり前になっていました。今考えたら、とんでもない飼い方ではありますが。(とは言いますが、今でもそういった飼い方をしている方は、ゼロではないですね)

また、犬の生態に対する考え方の常識も、研究とともに変わってきています。これまでは当たり前と思われていたことが、実はよくないとわかってきていたり、自分の中のアップデートされていない情報があったりと、

え?!そうなの?!

と、思わず驚いてしまうような、これまで信じて疑わなかったことですら、実は間違えていたなんてこともあるものです。

今回はそんな、なんとなく「当然」「常識」と思われていたことの新事実や、知っておいた方が良い知識、持っていると役に立つアイテムなどをご紹介していきます♪犬と一緒に幸せに暮らしていくための、参考にしていただければ幸いです。

 

誤解しがち?!犬を飼う上で役に立つ事実や考え方~知識編~

これまでは当たり前だと思われていたこと・信じて疑いもしていなかったようなことが、最近では間違いだとわかってきたこともあります。ほかにも、飼い主さんの思い込みや、犬友との会話から得た情報を鵜呑みにして、実は間違っている情報だったなんてことも非常に多いですし。

私も勉強するまでは知らなかったこと、信じて疑いもしていなかった定説(根拠のない都市伝説的な…)や思い込みもありましたし、飼い主だからこその不安や焦りもありました。でも、ちゃんと知っていたら、本当は不安に思うことでも焦る必要もなかったのですが…。

犬を飼っている中で、他の犬を飼う方と話す機会も多いわけで、その会話の中で、

それは違うんだけどな…

と思うようなことを言っている方もいます。そういう方に限って、自分の意見は絶対という犬を知っているプライドをお持ちで。それだけでなく、そんな話を鵜呑みにして信じてしまう飼い主さんもいますし…。たしかに、犬に詳しい人の意見な間違いばかりではありませんが。

当サイトはそういった、根拠のないクチコミやレビュー、アフィリエイトの売り文句、人から聞いた自分の愛犬に合うかどうかもわからない情報などを鵜吞みにしないで、愛犬の個性に向き合ってほしいという思いからスタートしています。

ここでは、思い込みや人の話(うわさを含む)を鵜呑みにしたり、不要な焦りや不安に陥ったりしないよう、知っておくと便利な知識をまとめてみました。犬に慣れている人ほど陥りやすい誤解もあるので、今一度、確認してみてくださいね。

 

犬は丸2日なにも食べなくても大丈夫!食べないことを心配しすぎなくてOK

愛犬がごはんを食べてくれないと心配になりますよね。ですが、食べない以外に、以下のような、ほかの不調や心配なことがない場合には、焦らなくても大丈夫です。

    • 下痢気味、軟便、便秘などお腹のトラブル
    • 尿の色の変化、血尿、尿の頻度などの泌尿器トラブル
    • 元気がない、ぐったりして動きたがらない
    • おやつすらも食べない、嘔吐、咳
    • 水すらも飲まない
    • 急激に体重が減っている(増えている)
    • 腫れやできものがある

逆に言えば、食べない以外はいつもと特に変化がない場合(うんちも問題ない、元気などの場合)は、そんなに焦って不安になる必要はありません。むしろ、ここで焦ってあれこれやらないでください。食欲が落ちていても、まったく食べていないわけではないのであれば、大丈夫です。

犬は丸2日なにを食べなかったとしても、生きていけます。

だからって2日与えなくてもいいということじゃないからね!

犬が食べないのには、犬なりの理由があります。それにもかかわらず、その正しい理由を考えないで、あれこれフードを替えたり、トッピングをしたり、色んな作戦をしてみて失敗した挙句、飼い主さんの対応が原因で、フードジプシーにさせてしまっている方は多いもので…。

食べなくなるのは、ストレスや運動不足、老化などの可能性もありますし、成長段階の場合は歯の生え変わりのムズムズ感もありますし、もちろん、病気の可能性もあります。ただし、食べない原因として対応を急ぐような場合には、上記に挙げたような症状も併せて出てくるはずです。

ですので、ひとまず上記に挙げたような食べない以外の心配な症状がないのであれば、焦る必要はありません。食べない原因を冷静に・正しく判断して、対処するようにしてくださいね♪

 

 

ごはんの回数は1日2回じゃなくたって良い!2回じゃない子もいて当たり前

「犬のごはんは朝と夕方(晩)の1日2回が良い」、それが当然くらいの考えが定着しています。たしかに、1日に2回、朝夕(もしくは朝晩)のサイクルが理想的ではありますし、消化リズムとしては安定しているのですが、あくまでこれは理想に過ぎません。

ごはんの回数よりもなによりも大事なのは、1日に犬が必要なエネルギー(カロリー)をしっかりとれているどうかです。何回食べるかではなく、摂取カロリーが足りているか(オーバーしていないか)。この考えでいてください。

ちなみに、1日に必要な摂取カロリーは、年齢・去勢避妊の有無・運動量などによっても異なります。カロリー計算の仕方はこちらの記事にありますので、気になる方はチェックしてくださいね。

犬の体重管理は飼い主さんにかかってます!

そもそも、犬にも個体差があって、胃液の分泌や消化器官の丈夫さ、消化サイクルなどはそれぞれ全然違います。シニアで量をたくさん食べられないなら、何度かに分けた方が良い子もいますし、小食でゆっくりちょっとずつ食べるのが好きな子もいても良いんです。

ほかにも、早食いする癖があって一気に食べたがる子、逆にそういった癖があるからこそ、胃捻転や誤嚥防止のために、少量をゆっくり食べさせる方が良い子だっています。

また、ご家庭によっては朝晩2回という認識だって、時間の感覚に誤差があるのではないでしょうか?仕事があって、早朝に朝ごはんをあげた後、残業で晩ごはんも遅い時間になるご家庭もあるでしょうし、自動えさやり機で時間を決めている人もいるでしょう。

環境も体質も違うのは当たり前だもんね

そう考えると、朝晩(朝夕)の2回というのが全然合わない子もいてもおかしくありません。絶対2回が正解というわけでもなく、1日1回の子だっていますし、その方が良い子もいますし、1日3回にした方が消化が安定する子だっています。

私が相談を受ける方でも、「ごはんは1日2回が絶対!当然!」という考えから、悩みに発展している方は多いです。別に3回でも1回でもいいんですよというところから、ケロッと悩みが解決したケースも多々ありますし。

「1日に必要なカロリーが取れていたら良い」ということを知っていれば、飼い主さんもわんちゃんも悩まずに済んだのかな?というケースが多かったので、今回ここでご紹介させていただきました。

 

 

犬は人との関係を上下関係としては見ていない!群れ意識・母子関係に近い

犬は上下関係で家族・リーダーのことを見ている・判断しているなんて聞いたことはないでしょうか。自分のことを上だと思ってるとか。

実は最近では、犬はどっちが上かなんて考えで、人を判断してはいないと言われています。

犬は家族を順位付けする」という話、よく耳にしますよね。実はこれ「ウソ」なんです!これまで「群れで生きる動物には、序列や上下関係、順位がある」という考え方があり、犬もこれに当てはまるのだと考えられてきました。しかし最近では、犬には相手が自分より上か下かといった「順位付けの能力」はないと考えられるようになったのです。

引用元:いぬのきもち

みなさん、一度は「犬と引っ張りっこなどの遊びをする時に、最後は負けて終わってはいけない(犬に勝たせてはいけない)」なんて聞いたことがないでしょうか。

人間が負けて終わると、犬が、

あんた僕より下のランクだね

と、自分が上と思う原因になると考えられていたんですね。しかし、実際はそんなことはありません。むしろ、ひっぱりっこなどの遊びをしても、毎回自分(=犬)が負けてばかりいたら、犬だってつまらなくなってしまいます。そんな相手とは遊びたくないだけの話。

このように、自分より上か下かという判断ではなく、正しくは、

  • 自分をことを守ってくれる相手か、頼れる相手
  • 心が安定していて、フラットな心の持ち主か
  • この人のいうことを聞くと良いことがあるのか
  • 安心して一緒にいられる相手か

などを見て判断しているに過ぎません。

たとえば、いつも散歩に行ってくれる人、おやつをくれる人、ごはんをくれる人、一緒に自分が好きな遊びをしてくれる人、嫌な時にかまってこない人などは、自分にとって心地いい相手なので、その人の指示は聞きやすいです。

この人のこと好き~♪

反面、楽しい遊びをしてくれない人、感情の波が不安定で犬からしたらよくわからない人、指示に一貫性がない人、普段あまり家で一緒にいる時間が少ない人、散歩に行ってくれない人、自分の思いが伝わらない人(シグナルに気付いてくれない人)などには、塩対応になって当然。

いかに自分のことをわかってくれているのか、安心していられる相手か、自分にとっていいことがある相手かどうかで相手を判断しているだけであって、決して、自分より上だから言うことを聞こう・下だから聞かないとしているのではありません。

犬のしつけ・トレーニングの際にも、Aさんにはなつくのに、Bさんには強い態度をとる…なんてことがあれば、それは犬のしつけの問題だけではなく、犬とBさんの信頼関係が足りていないからでしょう。犬に勝つのではなく、信頼される存在になれるように接してみましょう。

 

 

犬がしっぽを振っているのは興味がある時だけじゃない!危険なことも!

犬がしっぽを上げて、しっぽをフリフリしている時は、うれしい・喜んでいる・遊びたい・興味を持っている証拠…というのは間違いではありません。が、だからって、それがポジティブな意味というわけではないこともあることをご存知でしょうか。

注意すべきは、しっぽの振る速さやふり幅、上げ方です。穏やかにふりふりしているのであれば、確かにポジティブな意味でしっぽを振っているんだと判断してよいでしょう。しかし、

  • しっぽが反り返るほど上に上がっている(巻き尾の犬種を除く)
  • しっぽを振るスピードが速い、小刻みに振っている
  • しっぽをピンと上に立てている(そのまましっぽは静止)
  • しっぽをずっと上げっぱなし

などの場合は、注意が必要です。

ぼくが出してるサインに気づいているかい?

こういった場合には、ポジティブな意味でしっぽを振っているわけでも、しっぽを上げているわけでもありません。むしろ、恐怖を抱いているよ・これ以上近づかないでなどといった警戒・警告・防衛・興奮という意味になります。

小刻みに早く振るほどに、喜びが強いようにも見えるのですが、あまりに素早くしっぽを振っている場合は、興奮レベルが高い証拠です。うれしいではなく、それを通り越して興奮している状態なので、一度、興奮の対象物から離すようにしましょう。

それを知らずに、「しっぽ振って喜んでるね、興味あるんだね」と触ろうとしてくる方もいるのですが、そんな興奮・防衛状態にある犬に触れようものならば、嫌われること間違いなし。けがをさせてしまいかねないので、危険なサインを見抜けるようにしておきましょう。

 

犬は嫌がらせをすることはありません!ただし、反省することもありません

犬は嫌がらせをするなんてことを聞いたことがある方もいるかもしれませんし、実際に「嫌がらせされた」と感じたことがある方もいるかもしれません。

が、犬の名誉のために言っておきます!犬は嫌がらせなんてしません。誤解なきよう。

というか、犬は嫌がらせをすると最初に言いただした人、だれなんでしょう(笑)ほんと、人間本位な発想です。というか、犬は嫌がらせしてやる!・仕返ししてやれ!なんて考えてもいませんよ。そんなこと考える能力は持ち合わせていないので。

ぼく、そんなくだらないことしないのだ。

たとえばです。あなたが忙しくしている時に、犬がなにかサインを送っていたとしましょう。手でちょいちょいと何か伝えようとしている、吠えるなど、なんでもいいのでシグナルを出して、あなたに何か気づいてほしいことがあり、犬なりに伝えているわけです。

が、あなたはそれに対して、「忙しいから遊べないよ」「どうせおやつほしいんでしょ」「わがまましているだけだから、構わないでおこう」という対応をしたとします。その後、犬が粗相をしてしまった、家具などを壊した(噛んでボロボロにした)などをしてしまいました。

という経緯があったとします。これを、犬が嫌がらせのために粗相をしたり、ものを壊したり、いたずらしたりしたと思うのは、人間の都合のいい解釈に過ぎません。

だって、私、サイン送ってたじゃない!!

そう、犬からしたら、気づいてほしいサインを出していたはずなんです。気づいてくれなかったのはそっちでしょ!と言いたいと思います。気づかず、誤解しているからこそ、「この子ったら、思うようにならなかったから嫌がらせする!」と、犬の際にした都合のいい認識をしているだけの話。

愛犬のせい・嫌がらせという前に、本当に愛犬が伝えようとしていたことを、正しく理解できる飼い主さんでいられているかどうか、自問自答してみてください。コミュニケーションは足りていますか?運動もさせていますか?

愛犬にストレスがあるような生活スタイルだと、こういった行き違いから嫌がらせと犬に濡れ衣を着せる解釈をする原因になります。犬を責めたり、嫌がらせ・仕返しをしてくる子と決めつけたりする前に、自分の対応を考えてみる機会にしましょう。(自分で言ってて耳が痛い…笑)

 

ドライフードよりもウェットフードや手作りフードの方が栄養価は低い!

ウェットフードの方が、ドライフードよりも見た目も香りも食事感があるからでしょうか…ウェットフードの方がドライフードよりも栄養が高いと誤解している方が結構います!また、手作りフードは市販のフードよりも良い・栄養価が高いという考えの方も多いですね。

実は全くの逆で、一番効率よく栄養を摂取できるのはドライフードであって、むしろ犬に必要な栄養もしっかりバランスよく摂取できます。

実際に比較して考えてみましょう。Aという実在するウェットフードとBという実在するドライフードで、5kgの避妊・去勢手術が済んだ標準体重・標準運動量の子に与えるという設定です。まず、この子の1日に必要なカロリーは、375kcalとなります。(計算方法はこちら

実際の分量見た方がわかりやすいもんね

AAFCO推奨 Aウェット Bドライ
100gのカロリー 116kcal 365.7kcal
5kgの子の給餌量 323.3g 102.5g
たんぱく質 18.0%以上 13.1%以上 26%以上
脂質 5.5%以上 5.4%以上 16%以上
繊維 MAX4% 0.8%以下 4.5%以下

おわかりいただけただけますか?

Aのウェットフードは、1日に323.3gも食べないといけません。しかも、たんぱく質や脂質は理想には足りていませんし、ウェットフードをこれだけの量を食べさせようと思うと、とんでもないコストになってしまいます。

内容を入力してください。

反面、Bのドライフードであれば、102.5g食べるだけでOKですし、そもそものフードの栄養価もバッチリ理想をクリアしています。繊維は少しオーバーしているのですが、これくらいなら全然問題ありません。(補足ですが、ダイエットフードなんてもっと繊維量が多いですし)

栄養価もクリアできていて、コスパも間違いなくこちらの方が上ですよね?人間からすると、ドライフードって味気ない、ただの茶色い粒にしか見えませんが、ウェットフードよりも栄養がしっかり詰まったごはんなんです。

ウェットフードにもドライフードにはないメリットはあるのですが、ウェットフードや手作りフードの方が栄養価が高いという誤った「人間目線の考え」で、愛犬の健康を害してしまう食生活にしないように飼い主さんがしっかり管理してあげましょう。

 

 

歯磨きは1日1回が理想!ガムを噛むだけではまったく足りていません!

歯みがきを嫌がるわんちゃんは多いもので、実際にあまり歯みがきをちゃんとしていないという話はよく聞きます。でも、歯みがきそのものはしていなくても、歯みがきガムを食べてるから大丈夫とお考えの方もいて…。

実際は、歯みがきガムだけでは意味がありません。

最近では歯みがきガム(噛むタイプのもの)以外にも、歯磨きパウダーだの、歯みがきジェルなどが出ていますよね?ただし、いずれもしないよりはましとはいえ、それだけやっていればいいということではありません。

とにかく歯を拭く・磨くことが大事!!

なによりも一番してほしいのは、ちゃんとブラシで歯を磨くことや、歯みがきシートなどで歯のプラークを拭きとることです。そのうえでのプラスアルファのケアとして、パウダーやガムを使う相乗効果は期待できます。

また、歯周病には胃腸ケアなどという売り文句のサプリなどのアイテムもありますが、確かに腸内環境が歯周病菌に影響しているのは事実です。が!!それを摂取したからといえど、今ある歯石が取れるわけでも、歯周病が悪化しないわけでもありません。

なによりも、まずプラークが蓄積するのを防ぐこと、歯石化する前に菌を歯や歯茎につけないようにすることからスタートです。ガム食べてるから大丈夫、歯のケアのサプリとってるから大丈夫ではなく、日々の歯みがきをしっかりしてあげてくださいね。

 

 

フードを食べる時はフードテーブルなど高さが少しあった方が食べやすい

フードボウルは地面に直置きするタイプのものもあれば、少し高さがあるものもあります。フードテーブルなんかも販売されていますが、さて、ここで質問です。あなたの愛犬はどんな感じでフードを食べているでしょう?

結論からお伝えしますと、犬は少し高さがあるところにフードボウルがある方が食べやすいと言われています。特に年齢を重ねてくると、高さがあった方がいいですね。首を少し下げるだけで食べられる高さがベストといわれています。

というのも、考えてみてください。食べるという行為にも関わらず、地べたにおいてあるフードボウルから食べていると、吐き戻し・食べこぼしをしてしまったっておかしくはありません。それだけ頭を下げて食べていると、関節にも負担がかかります。

人間だって、テーブルに食事並べてあるもんね

それに、地べたにあるからこそ、食べこぼしてしまいやすいのですが、食べこぼして床に落ちたフードを犬が食べてしまうのもあまり好ましい状態ではありません。菌などでお腹を壊す危険がありますし。

さらに、犬の唾液などが床(フローリング)に垂れてしまったり、こぼしたフードを拭き漏れたりしてしまうと、そこの場所にバクテリアが繁殖してしまう危険もゼロではありません。小さなお子さんがいる場合には、この不衛生さは心配ですよね。

結果、犬にとっても不衛生な環境になってしまいますし、人間にもよくない状況になってしまいかねないので、いくら掃除をいつもきれいにしていたとしても、犬の食べこぼしやよだれなどには注意しておきましょう。結論的に、高さがあった方が安心というわけですね。

 

犬を飼う上で持っていると便利!~使えるアイテム・グッズ編~

最近ではペット関係の便利アイテムも増えてきています。そのため、昔はなかったようなアイテムもあって、「知らぬ間にこんな便利なものができていたのか?!」と驚くような商品があるものです。

特に昨今では、ペットを飼う方も増えてきていますし、ここ2,30年でかなり、犬を飼うということに対する考え方も日本においても変化してきていますしね。

そこで、ここでは、

あったら確かに便利だよね!

へー!こんなものもあるんだ?

というようなアイテムについてまとめてみました。

生活スタイルや飼っている犬種などによっては、意見は分かれることもあるかもしれませんが、結構いいものなのに、知られていないだけというものもありますし、一度は悩んだり困ったりしたことのあったことをまるっと解決できるグッズなどもあるので、参考にしてみてくださいね。

 

意外と知られていない便利アイテム!キブルを砕くフードクラッシャー

我が家の愛犬にもフル活用している、フードクラッシャー。これ、結構さまざまなお悩みを解決してくれる超優れものです!ドッグフード(ドライフードやおやつなど)を砕くアイテムなのですが、どんな時に役に立つかといいますと…

  • 歯の抜け替わる時期の歯茎への負担軽減になる
  • シニア期で歯が弱って噛む力が落ちた時や消化器官が弱ってきた時も食べやすい
  • 歯周病など歯や口腔内のトラブルがあって食べにくい子でも食べやすくなる
  • お腹(胃腸)が不安定な時の胃腸の負担を軽減できる
  • 砕くことで香りが立ちやすくなり食いつきが上がる
  • 超小型犬であっても、フードの粒のサイズを気にせずに選べる
  • フードを早食いや丸飲みしてしまっても喉に詰まりにくい
  • フードをふやかして与えたい時の時間短縮にもなる

など、かなり重宝します。

小型犬・超小型犬は粒が小さい方が食べやすいもんね!

良いなと思うフードを、愛犬の口のサイズに合わないからという理由だけで諦めたり、フードの粒のサイズだけでフードの選択肢が減るなんてもったいないです。

実際、クラッシャーを使ってフードを砕くのには少し力もいりますし、ガチャガチャと音はするものの、それでも、これだけの用途があるのですから、十分価値があるのではないでしょうか。

歯の生え変わり時期、お腹のトラブルの時のみの使用であれば、そんなに活躍しないように思うのですが、シニア期になってから、また活躍する機会があるので、どうせ買うのであれば早く買っておいても損はないと思います。(と私ももっと早く買っててもよかったと思う代物です)

 

車に犬を乗せる場合は犬用ドライブアイテム必須!犬用シートベルトも♪

「日常的に車を使用する生活が当たり前(犬も一緒に車に同乗させる)」という地域に暮らしている方もいますよね。もしくは、普段はそんなに車に乗らいない(犬を車に乗せる機会がない)にせよ、

  • 動物病院に連れて行かないといけない時だけは犬を車に乗せる方
  • 愛犬を連れてたまにドライブ旅行に出かける方

などもいるのではないでしょうか?

日常的に犬と車に乗る機会がある方であれば、クレートなどを使用して犬を車に乗せるようにした方が良いですし、長距離であれば尚更、しっかりと犬を固定できるアイテムを使用して同乗させるようにしたいところです。

決して不安定な乗せ方はしないでね!

ただし、日常的に犬を車に乗せるわけでもない、ちょっとの距離しかのせるわけでもない、そんなわざわざクレートに入れていくまでもないかなという場合もあるのではないでしょうか?あるいは、クレートを嫌がる子大型犬でそもそも合うクレートがない子もいますしね…。

そんな時に便利なのが以下のような、犬用のシートベルトです。リードになっていて、シートベルトの差し込みに装着できる金具がついています。

これであれば、普段お使いのハーネスや首輪にこのシートベルトリードをつけるだけなので、簡単ですし、犬が動いて運転の邪魔になってしまったり、犬自体を危険な目に遭わせてしまったりするリスクは軽減できます。

そのままリードとして使用することができるものもありますので、車に乗せる機会があるご家庭であれば、これも持っておいて困ることはありません。むしろ、楽に車に乗せられていいかなと思います。

ただし、以下の記事にもありますが、これを推奨しているわけではありませんのでご注意ください。犬を車に乗せる時はできればクレートやバリケンネルを使用して、安全な状態で運転するようにしましょう。

 

 

水飲み・給水ボトルはカップ不要で飲めて、トイレも流せるタイプが便利!

愛犬とお散歩に出る時や外出する時には、お水を持ち歩く必要があります。

  • 犬に飲ませるお水(夏は特に!)
  • トイレをした時に流す用のお水
  • 飼い主さんの手が汚れてしまった時に使えるお水

など、ないと困るんですよね。(たまに手ぶらで犬を歩かせているマナーすらなっていない人もいますが…)

そんな犬用の給水ボトルは、ただペットボトルを持ち歩いたり、わざわざ水受けを持ち歩いたりするよりも、以下のようなこれだけでひとつ3役こなせるアイテムがおすすめ!!

水飲み用の受けもついているし、水が出るところがシャワーのように出るようになっているので、トイレを流すのにも便利なので、使い勝手もバッチリなんですよね。

散歩の時にはあれこれ持ち歩きたくないでしょうし、ひとつで色んな使い方ができれば文句ありませんもんね♪

 

ペット用のドライヤースタンド・ハンズフリードライヤースタンド

カットが必要な犬種などを飼われている方の場合は、毎回トリミングに出している方もいるでしょうし、自宅では犬を洗えるスペースがない(大型犬など)ということでトリミングに出している方もいるでしょうが、ご自宅で愛犬のシャンプーをしている方も多いのではないでしょうか?

短毛種で、そんなに大きい犬種でもなければ、ご自宅・セルフでのシャンプーはそんなに大変ではないかもしれませんが、問題は、長毛種やカールしている犬種、毛量の多い犬種、大型犬などを飼われている場合です。

もちろんシャンプーももちろん大変でしょうが、一番厄介なのはドライヤー…乾かすのにとんでもない時間がかかるし、ドライヤーを持ちながら、毛をとかして…もう筋トレ級になるケースもあります。

大型・長毛種・カールの毛質の3拍子そろう子だと最悪です…

手はだるいし、片手でタオルドライをしながらドライヤーをもってとなると、乾くのも2倍の時間がかかりますし、もう苦行でしかありません。

そんな時、以下のようなドライヤーを固定しておけるスタンドがあるのをご存知でしょうか?

これであれば、両手で犬の毛をとかしながら乾かせますし、ドライヤーを持っている手も疲れませんし、最高ですよね!!ドライヤー中に両手を使えるというだけでも、本当にシャンプー(からドライまでの工程)は楽になります。

もちろん短毛の犬種の子であっても、こういったアイテムを使用した方が、乾かす時間は短縮できるので、寒い時期に愛犬を濡れている状態にさせる時間は短縮できますので安心です。寒くてブルブル震えちゃう子もいますしね。

また、夏であっても、半渇きの状態で過ごすよりも早く乾いた方が雑菌の繁殖なども防ぐことができるんですよね。濡れている状態って雑菌の温床になってしまいかねません。愛犬の皮膚の健康維持という意味ではさっと乾かせることは意味があるんですよ♪

 

正しい知識をつけながら、便利アイテムも取り入れていきましょう!

ちょっと不便さを感じていたとしても、「そんなもんだ」と思い込んでいるだけであって、実はその不便さを解決するアイテムが出ていることもありますし、これまで常識と思っていたことが、今では古い考えなんて言われることはあしばしばあります。

古くから犬を飼いなれているほど、実はこの古い認識をアップデートできていないことも多いんですよね。

興味をもって柔軟に考えてないと難しいですよね

しかし、かといって、新しい考え方として、斬新すぎる考え方・根拠のない独自理論でしかないケースもあるので、信ぴょう性はしっかり判断していかなければなりません。あの人がいってたからそうなんだというのも違いますし。

犬のことのみならず、その時の流行などはありますが、そういった一過性の情報に流されないようにしつつも、必要な内容はしっかりアップデートして、よりよいドッグライフを過ごしていきましょう♪

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