合わなくて残ったフード・虹の橋を渡った愛犬の余ったフードは寄付しよう!

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ドッグフードを思いがけないタイミングでもらったり、いいなと思って買ったドッグフードでも愛犬に合わなくて残ってしまったり、フードのストックがある状態で愛犬が虹の橋を渡ってしまったり…。状況は違えど、自宅に不要なドッグフードがある方はいませんか?

我が家も、愛犬のフードに気を付けているということを知らない方から、体質に合わないフードをもらって(お相手は良かれと思ってなので断りづらいですし)、どうしよう…と迷ったことがあります。食べさせるわけにはいきませんし。

与えることはない…でも、捨てるのも忍びない…

そんな感じです…。でもやっぱり愛犬の体質的には与えられるものではないし…と悩んでいるうちに、フードが傷んで賞味期限切れに…、あるいはご自宅のデッドストック状態になった結果捨てる…のではなく、有効に使う方法があることをご存知でしょうか?

今回は、ご自宅に不要なドッグフードがある時に考えたいこと・できることをご紹介します。与えることはないドッグフードがご自宅にあって余っている方は、ぜひそのフードをほかのわんちゃんに活かしてあげてください♪

残っている・余っているドッグフードは捨てる?誰かにあげる?

ご自宅に、与えることはないであろうドッグフードがあるという方は、案外多いものです。与えられないのにストックがあっても、場所をとって困ってしまいますよね。だからといって、捨てるのもいい気はしないではないでしょうし…。

自宅に不良在庫のドッグフードを抱えてしまう原因は、最初にも少し触れたように、

  • まとめ買いしていたのに、愛犬の体質に合わなくて与えられなくなった
  • 与えたくない成分が入っていることに気づいた
  • アレルギーが出て食べられなくなった
  • 愛犬が食べてくれなくなった
  • 体調を崩してしまい、療法食しか食べられなくなった
  • 知り合いからもらった(けど、愛犬に与えらるものではない)
  • 愛犬が虹の橋を渡ってしまった
  • しつけ教室や動物病院、トレーナーさんなどからプレゼントされた

など、想定外のことでストックになってしまったというケースもあるのではないでしょうか?

与えるわけにはいかないし…

しかし、不要だからって捨てるのも心苦しいし…。傷んでいるわけでもないわけですし、ましてせっかく買ったのに食べられなくなってしまった場合には、「もったいないなぁ…」と簡単には捨てられないと思います。

とはいえ、不調などがある場合や愛犬の体質に合わない場合は、もったいないと思ったとしても、無理に与えるのはNGです。でも、そのまま持っていてもどうしようもないでしょうし、どうしたらいいのでしょう?

まず、フリマサイトなどで転売するのもひとつです。ただ、フードによっては転売禁止のものもあります。メーカーではないところから買ったフードに対しては、メーカーも保証しかねるためです。無論、転売品を買った人は、メーカーからの正規の保証はうけられません。

メーカーも正規ルートでの購入にしか保証したくないですもんね

メーカーでもない個人から、フードを購入することに抵抗がある方もいますし。もちろん、気にしないで買う人もいるので、転売は個人の自由・責任でやるのは構いませんが。転売はちょっと…という方は、緊急事態時用のフードとしてキープするのもありですね。

でも!可能であれば、お近くの犬友や保護団体、ジモティーなどで、必要な方に譲る(無償提供)ことができるのが良いかなと思います。そんな都合よく、地元の方、犬友に必要としてくれる受け取り手がいることの方が珍しいかもしれないのですが。

どうせ自宅にあってもどうしようもないものなのであれば、それを必要としている方に、無償でもらってもらえたら一番いいんじゃないかと、個人的には思います。特にいいなと思うのは、保護団体への無償提供です。

 

残っている・余っているドッグフードは保護団体に寄付しよう!

意外知らない方も多いのですが、不要なフードは、保護団体に寄付するという手段があります!周りに提供できる人がいなかったり、フリマサイトでも貰い手が見つからなかったりしたら、ぜひ、寄付という手段も検討してみてください。

保護団体の方針にもよりますが、ドッグフード(総合栄養食)だけではなく、療法食、おやつ、ペットシートなどのペットアイテムも受け付けているところもあります。

保護犬活躍をしている方の応援方法は、ただただ金銭を寄付するだけではありません。こういった実用アイテムを寄付することもできるんですよ♪

犬を助けたい思いがサポートにつながります

ただし、保護犬施設・保護団体とひと言でいっても、どの施設もが同条件でフードを受け付けているわけではないので、フードやアイテムの寄付をお考えの方は、まず、寄付の条件を確認しておくようにしましょう。

また、どこに寄付するのかは個人の自由ではありますが、応援したい活動をしている施設だと、寄付する側も気持ちがいいのではないかな?と思います。保護団体にも色んな特徴がありますし、賛同できる活動をしているところだとなおよしですね。

あなたにとっては、家にあって不要だと思っていたものでも、喜んでもらえるものなのであれば、最高じゃないですか♪そのあなたの寄付で、救われるわんちゃん・団体がいます。余っているドッグアイテム・ドッグフードがあれば、寄付という手段も検討してみてくださいね。

 

ドッグフードやドッグアイテムの寄付を受け付けている保護団体の一例

あくまで一例にすぎませんが、どんな団体があるのか、表にしてまとめてみました。ほかにもたくさんありますし、今回はインターネットで検索したものを抜粋したにすぎません。

保護団体の運営上、インターネットサイトを作らず(媒体を持たず)、地元やクチコミだけで活動している方もたくさんいらっしゃいます。本来はそういったところを紹介できる方がよいのでしょうが…。サイトを作るにも費用がかかりますしね。

そのため、今回はサイトを持たない保護活動をしている方までは、ピックアップできていませんが、参考として、ご覧いただければ幸いです。

喜んで食べてくれるわんちゃんがそこにはいます!

いのちのバトンプロジェクト https://baton.dearpet.jp/
動物愛護を考える茨城県民ネットワークCAPIN http://www.capinew.jp/
日本保護犬保護猫協会 https://inunekohappylife.com/
動物愛護市民団体JCDL https://jcdl.jp/support.html
Delacroix Dog Ranch https://ddranch.jp/support/
ワールドギフト https://world–gift.com/animal_web/
ハッピーハウス https://happyhouse.or.jp/
ペットケアサービス☆ユキLoop☆ https://www.osanpo-narita.com/protection/

まだまだまだまだ、紹介しきれませんが、本当にたくさんあります!!ぜひ、参考にしてくださいね。

犬の命のために頑張る人を応援したい!

動物の保護団体の方たちは、保護しても保護しても減らない、可哀想な動物たちもために尽力されています。保護された犬猫の場合、まず健康状態に問題があるケースも多いため、普通以上に費用もかかりますし、そんな状況が続くと物資のサポートも必要となるのも当然のことでしょう。

保護団体は、とにかく命をつないで、信頼のおける新しい飼い主さんを見つけてあげることを念頭に置いているので、高額なフードを与えて犬の健康を優先するようなことまでは、できないのも当たり前。ですので、とにかく食べるものが寄付されるだけでも助かります!

可哀想な動物を増やさないためにも、飼う素質のない方は犬は飼わない方がよいのでしょうね…。そして売る側も責任をもって売ってほしいものです。。(←ただの私の心の声でした)

 

 

保護団体ではなくても、各地域の保健所・収容所にも寄付は可能です

個人・団体などの保護権活用をしている方以外の、フードの寄付ができる窓口として、各地域の保健所(収容所)があります。飼い主さんとはぐれてしまった迷い犬や、なんらかの致し方ない理由から預けられた犬、野犬などが収容されているところですね。

ただし、寄付として受け入れられるフードの条件は、各自治体によって条件が異なります。受け付けている条件が違うのは保護団体でも同じことなのですが、たとえば、

  • 未開封じゃないとダメ
  • 10キロなどの大袋のフードはダメ
  • 賞味期限切れはダメ
  • 賞味期限が○ヶ月以上残っていないとダメ

などです。

収容犬の中には、不調がある子も多いんだ

いくら寄付されると助かるとはいえ、なんでもいいというわけではありませんのでご注意ください。また、引用してご紹介しますが、

物品は、センターに連絡の上、開庁時(土日祝日を除く8時30分から17時30分)に直接お持ちになるか、元払いの宅配便でお送りください。

ペットフードなど、使用期限のあるものについては、未開封であり、かつ期限まで2か月以上ある物をお願いします。また、動物の収容状況により、お断りすることがありますこと、ご了承ください。

引用元:千葉市動物保護指導センター

という条件が記載されていることもあります。

発送元の送料負担という条件は、保護団体でもあるとは思いますが、決定的に違うのは、常時犬がいるというわけではないことです。

ずっと犬ばかり保護してるわけではないもんねえ

もし、犬がいたとしてもたくさんストックがあったら不要ですし、もらったところで迷惑になっちゃいます。反面、保護団体の方であれば、横のつながりがあるところも多いですし、若干多めに持っていたって、収容所ほど困ることもありません。

市や地域の保健所(動物収容所)の場合は、保護団体とは異なる部分があるので、良かれと思って、寄付しようとしても、できないタイミングもありますのでご注意ください。

もちろん、どこにご自身のフードを寄付するかは自由です。条件的にここが良いなどもあるでしょうし、ご自身に負担にならない範囲で対応してくださいね♪

 

 

直接的に寄付する以外にも保護犬・保護猫のためにできることがある

余談としてご紹介しておきたいのですが、ドッグフードが余っているなどの状況ではなくたって、直接的に団体に寄付をしなくたって、保護犬や保護猫のためにできることはあります。

犬を大事に飼っている方からすると、家族が決まっていない犬や、可哀想な目に遭って飼い主のいない状態になっている犬のことを思うと、直接的に手伝うことはできなくても、なにかしてあげられることはないか?と思うこともあるかもしれません。

自分では保護活動まではできないし、かといって自分がそのわんちゃんを家族として迎えるわけにもいかない(できない)、でもなにかしたい・できることはないか…。そんなときには、Amazonが運営している保護犬・保護猫 支援プログラムがおすすめです。

保護犬・保護猫 支援プログラム - Amazon.co.jp
動物保護施設で飼い主を待っている犬や猫を「ほしい物リスト」から支援しよう。獣医師によるお悩み相談、寄付金控除も。

仕組みとしては、Amazonに保護団体が「ほしいものリスト」を掲載します。ここで掲載されている「ほしいもの」は今まさに、保護団体側が必要としているものなので、相手が不要としているものを送ってしまうようなこともありません。

せっかく寄付をするのであれば、相手が本当にほしいものを送って、犬や猫のためになる実用性のあるものを送った方が良いですもんね。良かれと思って一方的に送ったとしても、相手は必要としていないものだったら、元も子もないことになりますし。

送付する相手は、ご自身が応援したい保護団体を自由に選べますし、認定NPO法人や公益財団法人などの団体に寄付を行った場合であれば、寄附金控除の対応も可能です。興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

もったいないと思うなら、不要なフードは捨てないで寄付しよう!

今回のお話で、ドッグフードそのものを寄付するという手段があることを、初めて知った方もいるかもしれません。私もなんとなくしか知らなかったので、今回の記事は自分の覚書としても書きました。

フードアドバイザーの活動をしていると、そのフードはこの子には合わないので与えるのはやめた方が良いなんてアドバイスをすることもあります。もったいないけど…と思いつつです。フードをもてあます微妙な心境はとってもわかりますし、捨てるのも…と思うのもわかります。

でも、あなたの愛犬には必要のないものであっても…愛犬が虹の橋を渡ってもう、不要になってしまったものも…必要としている人やわんちゃんがいますので、フードや犬用品は、放置したり廃棄したりする前に、保護団体や保健所に寄付という選択肢があることを、考えてみてくださいね!

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