年々、夏の暑さがひどくなってきている中、適宜エアコンなどで暑さ対策をしてると思います。ただ、どんなに暑い時でも、停電をするリスクはゼロではありません。実際に私もこの夏、日が照る時間帯に1時間超えの停電を経験しました。
さらに、大きな地震や台風、ゲリラ豪雨などによって、この気候で?!という暑さの中での停電がおきることもあります。自身も、大型台風で2週間におよぶ停電を経験たことがありました。
そこで思ったのは、自分の健康管理だけではなく、停電時に愛犬になにをしたらいいのか?と、ペットを飼っている人はこういうとき、ちゃんと対応できるのだろうか?ということです。

猛暑・酷暑の中の停電時の犬のこと、考えておく必要もあるな…
と切実に考えるきっかけになりました。
今回は、その経験から、停電時に備えた愛犬との過ごし方・ノウハウをまとめておこうと思い記事に残します。もしもの時の備えとして参考にしてみてくださいね。
なお、当サイトは、犬の管理栄養士が運営する犬の食べ物に関するアドバイス・相談サイトです。災害時の愛犬の食べ物などについてもご紹介していますが、愛犬に合うフードを教えてほしい・相談したいという方は、お気軽にお問い合わせください。
停電になるリスクがゼロになることはない!特に注意したい夏の停電

ペットを飼っているかたに質問です。あなたは夏の暑い日の万一の停電時に、愛犬にできること・暑さ対策の正しい知識をいくつご存知でしょうか?こういうことって、ふだんから少しでもいいので意識しているだけで、対応が変わってきます。
電源を入れたら電気がつき、空調機が動き…冷蔵庫は電源が入っている限り動き、スマホの充電ができ…と当たり前のように電気がある生活していて、大半のかたは、電気のない生活なんて考えられないのではないでしょうか。特に夏の暑さは命に係わるほどですものね。
ただ、電気があるのがあまりに当たり前になっていますが、災害や故障などで停電することはあります。各電力供給会社も停電にならないよう、停電しても早急に復旧できるよう尽力していますが、停電が起きない保証はなく、何時間停電するかもわかりません。

頻繁に起こることじゃないし大丈夫じゃん?
停電なんて頻繁に起こるものではありませんし(そんな頻繁にあったら困ります)、そこまで心配してかんがえなくてもいいんじゃない?と思う方もいると思いますが、ただ、停電が起きる可能性がゼロになることはないということは、忘れずにいてください。
昨今、共働き世帯も増えて、犬の留守番が4時間を超えるなんて家庭もざらだと思います。それは当たり前にエアコンが動いて、留守番をできる環境にしているからできることなのでしょうが、留守中に停電が起きてしまったら?…そんなことをしっかり考えておいてほしいのです。
実際に私も、先日在宅中でしたが、猛暑の中、1時間以上の停電を経験しました。その時、家に自分がいなかったら、締め切った部屋に愛犬をひとりにさせてしまっていたわけで…。ぜひ、この機会に、愛犬のためにできることを知っておいてください。
暑い中の停電・暑さ対策の事前準備と、愛犬のためにできること

まず、第一に車がある人は、一時的にでも良いので、
というのもひとつです。
いつ復旧するかわからない状態であれば、なにも、無理して居続ける必用はありません。どうしても離れられない理由がなく、移動できる状態なのであれば、ぜひ、その場を離れる選択をしてください。

ムリに居続けて健康を害するくらいであれば、離れましょう
移動に際して、たとえ今は費用が発生したとしても、命を守るために、心の健康も守るために、その場を離れるという選択肢があることを念頭に置いておきましょう。ただ、そんなことが起こる前に、ふだんからの「対策」「事前準備」も大事です。
人って、災害に遭った直後は気を張っているものの、のど元過ぎれば熱さを忘れるとでもいいましょうか…。平穏な日々に慣れると準備を怠って、また災害に遭って焦ってしまうところがあります。
ここでご紹介する内容も、災害に遭う前から対策として検討しておくと、家族・ペットを守ることに繋がるものが多いので、ぜひご活用くださいね。
スマートリモコンを使用する(※ただし停電が長引けば無意味です)

個人的には、あまりこういったものは好きではないのですが、自身も暑い中の停電を経験したことで考えたのが、スマートリモコンでした。
というのも、おうちに留守番している犬のために、しっかり冷房をつけていたとしても、停電してしまえば、そりゃエアコンも止まりますよね。そして、その場合、電気が復旧したとて、エアコンが勝手に再起動することはありません。
つまり、停電=エアコンが止まったままになるわけで、飼い主が家に帰らない限り、エアコンがついていない部屋にペットを数時間閉じ込めておくことになります。

復旧が早かったとしても、エアコンがつくわけじゃないもんね
そんなときに、スマートリモコンを設定できるエアコンを使用していたら、とりあえず、飼い主さんがすぐに家に帰ることができなくても、停電が復旧次第、すぐにエアコンをつけてあげられますし、ペットを暑さで苦しめる時間も少なくすませることが可能です。
ただし、停電から復旧し通電した時にエアコンをつけるようにできるというだけであって、停電そのものが長引く限り、どうしようもないのはありますけどね…。
こういった場合、ペットの見守りカメラなども機能しない状態になっている可能性も高いので、状況の把握は難しくなっているでしょうから、原則は、停電が発生したら、すぐに家に帰って愛犬のそばにいてあげられるようにしておきましょう。
遮光・断熱カーテンなどを使用して、室内の温度が高くなりにくい工夫を!
遮光カーテンや断熱カーテンを使用しているだけでも、だいぶ、室内の温度の上昇を抑えることはできます。電気を使って室温を下げれないのであれば、これ以上室内を暑くさせないことが重要です。
ある程度、冷房などで部屋を涼しくしている中で停電した場合には、停まったからといってすぐに室温が上がるわけではありません。とにかく、今の涼しい環境を少しでも長く継続させる工夫をしましょう。
ケージなどにも使用できる断熱シートなども出ています。特に断熱シートの場合は、熱を遮断できるのに保温にも効果があるため、冬場にも活用することができますので、ひとつもっておいても損をすることはありません!
保冷剤や氷、災害時用の水や水汲みタンクなどを準備しておこう!

冷凍庫に保冷剤やペットボトル入りの水などを、凍らせておくようにしましょう。また、非常時用に長期保存がきく水などを用意しておくことも大切です。氷を食べることで瞬時に体を冷やすこともできますし、万一断水した時にもこういったものがあれば、幾分気も楽になりますしね!
暑いときには、まず水分の摂取と、体に熱をため込まないようにすしなければなりません。そんな時には、やはり氷や水分は絶対に欠かせないアイテムとして重宝することでしょう。氷や保冷剤は解けたら終わりかもしれませんが、ないよりは絶対にあったほうがいいです。
これは犬(ペット)の有無に問わず、ふだんの防災意識も関係しますが、案外、こういった準備をできていないご家庭も多いので、この機会にぜひ、あなた自身の命も、ご家族も、大事なペットも守るためにも、備えをしておくようにしてください。
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太陽光発電・発電機・電気を使わない(電池式など)ファンなどの活用
なかなか簡単にできることではないかもしれませんが、選択肢のひとつとして、太陽光発電やガソリンやガスなどを燃料として発電する発電機を準備しておくのもあり!
発電機や太陽光発電では、エアコンまで長時間まわすことができない(=電力不足)こともあるのですが、上記はあって無駄になるということは決してないはずです。あればあったで、ちょっとしたスマホの充電などはできます。
また、手動で発電できるラジオや、電池式のファンなどもあるので、「もってたってどうぜ使わないし…」なんて高を括っていないで、

持ってはいるけど、使用する機会がなくてよかった
と思えるようになるといいですね!
災害の対策は、たしかにやらなくても使用することもなく終わればいいのでしょうし、無駄にした…なんて気になることもないでしょう。ただし、万が一のときには、絶対に備えておかなかったことを後悔すると思います。自分の命を守れるのは、最終的には自分しかいません。
日本人は幸い、助け合うことができる民族性はありますが、ライフラインの停止から精神的にまいってしまうと、助け合う心すら余裕がなくなってしまう可能性もあります。ひとに頼るのも大事ですが、まずは自身で準備、これは気にかけておいてください。
災害時の準備とトレーニング・避難の確認(犬用の食事・クレートなど)

犬用の避難グッズは準備してあるでしょうか?当サイトでは犬の災害時用のフードや避難についても、以前ご紹介しています。
また、その記事でもご紹介しあるのですが、ペットを連れての避難の受け入れをしていない避難所もあったり、たとえペットを連れて行っていい避難所であっても、クレートに入れておく・首輪をするなど、動物が苦手な人への配慮が求められるところが大半です。
それは仕方ないので従うしかないのですが、しかしながら、

クレートに入るのが嫌いなんです

クレートトレーニングしてません…
という、ふだんのトレーニング不足から避難所へいくことすらできないケースもゼロではありません。
というか、クレートに入るのが嫌だからって、自家用車で移動する場合、犬を抱っこしていくのかって話なんですけど…。犬の車の乗せ方についても、危険すぎる人や交通違反をしている人も多く見受けます…。
避難の際、避難所やいくにも、車で現場を離れるにしても、犬はクレートに入らせておくのは基本です。緊急時の対応の選択肢を減らさないためにも、ふだんから、非常食の準備や避難のためのトレーニングなどはしておくようにしましょう。
暑さ対策として飼い主が知っておきたい知識と犬用ひんやりアイテム

近年の異常な気温もあって、犬用の暑さ対策グッズも増えてきています。そういったアイテムも上手に取り入れていくこともおすすめです。
犬用のサングラスや帽子などについては、ちゃんと理由があって使用する(目の病気があるなど)のは、まあ致し方なにのかな…とは思いますが、個人的には飼い主の自己満足でそういったアイテムを使用するのは、まったく共感していません。むしろ、やめてあげてって思いますが…。
節度を保って、正しい暑さ対策グッズを使用してください。やりすぎて、愛犬を赤ちゃん扱い・飼い主のおもちゃ状態にしないで、「犬という生きものとして」守っていってあげましょう!
冷感マットやクールウェア・ネッククーラーなどのひんやりアイテムの活用
気化熱を使用した、ひんやり生地を使用した犬用ウェアや、保冷剤などを使用するネッククーラーなども出ています。
こういったクールアイテムであっても、なにかを身につけること自体が苦手な子もいると思うので、その場合はいくら暑さ対策とはいえ、無理に使用させる必要はありません。嫌がっているのに、

暑さ対策だから我慢して!あなたのためなの!
なんてやっていたら、もはや、そっちのほうが犬にとってはストレスですからね。そんな状態では本末転倒です。
こういった身につけるアイテムが苦手だとしても、ひんやり素材を使用したシートなどもありますし、先ほどご紹介した断熱シートなどもありますので、愛犬の性格・生活に合うものを取り入れてあげてください。
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濡らしてあおぐ・シャワーをさせる・濡らしたタオルで体を拭くなど

水道が使える状態なのであれば、とにかく体の温度を上げないように、応急処置的に、水遊びをさせてあげるのもあり!水分摂取そのものも大事なのですが、体内に熱をため込ませないようにするには、直接的に体を冷やすのも必要です。
とはいえ、水遊びが好きな子ばかりではないでしょうから、その場合は、体を濡らすだけでも構いません。タオルを濡らして、体の表面にあてるだけでもかなり体感温度を下げることができます。
そして、ただ濡らすだけではなく、効率よく体を冷やしたいのであれば、濡れている状態で煽いであげるとなおよしです。そうするだけで、体の表皮温度も下がりやすい状況が作れます。

停電の時のみならず、愛犬が暑そうにしている時にも有効だね!
ただし、
などには気を付けておきましょう。
いくら暑さ対策とはいえ、やりすぎて愛犬に負担をかけてしまっていては、元も子もないことになってしまいますからね。
気化熱を最大限に利用して、愛犬の体を効率よく冷やす方法

体を冷やす・クールウェアなどで熱を取るなどをご紹介しましたが、効率よく体温を下げるにはどこを冷やすようにしたらいいのかご存知でしょうか?
ポイントは、
の3点を上手に冷やすことです。
首いは太い血管があって、冷やしやすい表皮に近い場所にある血管なので、そこをピンポイントに冷やすことで、体全体を効率よく冷やすことができます。

ただ冷やせばいいわけじゃないんだね
また、脇や股関節などは、血管やリンパが集まっている場所です。そこを冷やすことで、体の熱を下げやすくなります。ただし、毛の薄い場所ではあるので、冷やし過ぎないようにしてください。保冷剤や氷を直接あてるなどは冷やし過ぎです。
なお、暑い日には、冷えたフローリングなどに、べたーっとお腹をくっつけて愛犬が寝ている姿をみたことがある人も多いのではないでしょうか?これもやはり、お腹を適度に冷やすことで、体温を下げる効果があるからなんですよね。
ただし、お腹も直接的に冷やし過ぎてしまうと、お腹を壊してしまいかねません。保冷剤などを使う時にはタオルでくるむ、濡らしたタオルを使用するなど、冷やし過ぎないように注意してください。
犬に長時間の留守番をさせなくて良い暮らしを意識しよう!

犬にいくら留守番トレーニングをさせていようが、ひとりで待つことができる子にしていようが、原則、そもそも犬に長時間留守番をさせるのは決していいことではありません。見守りカメラを付けていようが、停電してしまえば、そんなものは一切意味がないんですよね。
まずは大前提としては、停電云々の以前の話ですが、犬の留守番はできるだけ短くするようにしてください。犬は群れの生き物なので、そもそも留守番が長くなるのが苦手ないきものです。
あくまで目安ですが、
程度の留守番時間にできるように心がけましょう。

いろんな考えがあるけどね…
留守番のトレーニングをしたかどうかによっても前後はありますが、サイトによってはマックスで10時間、12時間などさまざまな考え方・意見はありますが、犬にとっては飼い主の留守は長くなるほどにストレスにもなります。
個人的には8時間以上の留守になるような家庭では、犬を飼わないほうがいいとすら思いますし、理想はできれな4時間までくらいにしてあげたいところです。
って、お金も稼がないといけない、仕事にもいかないといけないので、そう簡単にできることではないかもしれませんが、自分が犬だったら、同じ扱いを受けて幸せか…考えたら…自ずとどうすべきは自身の中で納得のいく答えは出てくるかもしれませんね。
犬の保育園や幼稚園・お預かり・ペットシッターも適宜使用しよう

最近は、ペットシッターも増えましたし、動物病院のお預かりなどでも散歩までしてくれるところ、わんこ幼稚園(ペットホテルよりも、ちゃんとわんことの時間をとり、わんこの管理をしてくれます)なども増えてきました。
そんなときには、そういったサービスを利用して、愛犬の本能でもある運動欲求を満たしてあげるのもひとつです。

犬のためになることも多いです
どれだけ飼い主さんが疲れていようが、具合が悪かろうが、犬にとっては関係ありません。犬にこちらの都合もわかってよ、我慢してよ、というのは通用するはずがないのです。強要・強制はできますが…。
そういった自分のための時間を取りたいのであれば、ご家族で分担して犬を飼える環境にする、必要な時にはペットシッターさんにお願いするなどをしてください。
停電時に人間だけは耐えられても、犬だけは厳しそうだ(話せませんからね)…ということであれば、停電などが回避できる環境にあるペットの預かりサービスなどを使うのもありです。愛犬が閉鎖され、停電した環境で苦しむことがないよう、少しこの機会に対策を考えてみてくださいね。








