食欲旺盛・食いしん坊!たくさん食べたがる犬におすすめなドッグフード5選

ドッグフードの知識・選び方

愛犬が嬉しそうにドッグフードを食べている姿って、見ていてこちらもほっこりしますよね♪元気にモリモリ食べてくれるのは、健康の証ですし。ただ、食べ過ぎてしまうと、肥満の原因にもなってしまいますので、食べさせ過ぎもよくありません。

しかも、可愛い愛犬が喜ぶ姿をっもっと見ていたい…と甘やかし過ぎた結果、太ってしまっているわんちゃんもよくお見かけします。特に、フード以外のおやつやトッピングを多めに与えているようであれば、栄養の偏りも心配です。

それに、たくさん食べて太り気味だから、あるいはたくさん食べられるようにと、体重管理用フード(ダイエットフード)を与えるのも、個人的にはおすすめしません。(※すでにダイエットが必要な場合は致し方ない面もありますが…。繊維が多すぎる傾向があるからです)

体重管理は本当に命にかかわる問題なんだ…

できれば、たくさん食べたがる子には、太るリスクを最小限に抑えて、しっかり栄養も取れるフードを選んであげるようにしたいところです。でも、実際、どういったところに注意したら良いのでしょう?本記事では、

  • 肥満とまではいかないけど肥満予備軍なわんちゃん
  • 今のところ体型は大丈夫だけど、量をたくさん食べたがるわんちゃん
  • 食べさせてあげたいけど、運動は今以上に増やせそうにないご家族

などのための、フード選びのポイントやおすすめなフードをご紹介していきます。

なお、いろいろ書いてありますが、個体差もありますし、ご紹介するフードが合わない子もいるかもしれません。愛犬の体質に合うものを教えてほしい・相談したいという方は、お気軽にお問い合わせくださいね!相談は無料です♪

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食欲旺盛・食いしん坊な犬に与えるフードの選び方・ポイントとは

食いしん坊・食べ過ぎ・食欲旺盛などと聞くと、元気でいいことだし、食べる分だけしっかり運動させて、フードはヘルシーなダイエットフード(体重管理用フード)にしたら良いじゃない?と思う飼い主さんも多いかもしれません。

たしかに理にかなっている考えだとは思います。しかしダイエットフードみに頼る考えは、犬の健康管理という意味では、あまり良いことではありません。そんな簡単に運動を増やせる子ばかりではないでしょうし…。

ダイエットフードは、往々にして

  • 低栄養価(カロリーを抑えることが優先)なのに太りやすい原材料
  • 繊維が多すぎる(満腹感を出すため)
  • 灰分が多すぎる(栄養価を消化の良いもので補うため)

という、あまり犬にとっては良い条件になっていないものが多いからです。(その条件がクリアしてある体重管理フードは、高いものばかりになることも…)

食べたそうだから我慢させるのも可哀想だし…。

ダイエットフード(体重管理用フード)にしたら痩せるというわけでもありませんし、長期的にたくさん食べる用にできているわけでもありませんし。あくまで今痩せる必要がある子のためのフードですので、目的が減量ですから…。

繊維が多いと満腹感はあっても、うんちの量も増えますし、あまりに繊維が多いと今度は胃腸を傷つけてしまうこともあります。

でも、だったら、どんなフードを選んだらいいのでしょう?肥満まではいかないものの、たくさん食べたがる子のためのフードの選び方のポイントをご紹介してみますね。

 

 

低カロリーなフードであれば、量を食べることができる!

ダイエットフードではないタイプのフードの中でも、カロリーが低いフードを選ぶようにしましょう。目安としては340kcal以下だと、カロリーが低めなフードだといえます。

みなさんに質問なのですが、パッケージに書かれている文言やそのフードのサイトに書いてある説明、クチコミなどに目が行って、肝心な原材料やフードの成分、カロリーなどまで見ていないことってありませんか?

しかし、フードを選ぶ際に一番すべきことは、カロリーの確認と原材料の確認です。決して、クチコミやネットの情報を調べることではありません!クチコミがよかろうが、愛犬の体質にも合うか、良いかなんてわからないんですしね。

「クチコミが良い=良いのだろう」という発想、やめませんか?

ちょっと話が逸れましたが、カロリーで判断できるようにするには、まず愛犬が1日に必要なカロリー数を把握しておく必要があります。詳細はこちらの記事にも記載してありますので、一度、確認してから以下読み進めてみてくださいね。

今、1日547.5kcal摂取しないといけないわんちゃんという例で、ちょっと一緒に考えてみましょう。

365kcal/100gのフードを与える場合 310kcal/100gのフードを与える場合
計算式(547.5kcal÷365kcal×100g) 計算式(547.5kcal÷310kcal×100g)
150g / 1日 176.6g / 1日

と…26gも給餌量に差があることがわかりますよね!

人間にとってはたかが数十グラムと思うかもしれませんが、犬からしたら、この量の差は雲泥の差に感じることでしょう。これなら、安心して量を増やしてあげることができますよね♪

 

 

低脂質なフードを選んで、できるだけ高たんぱく過ぎるフードは避けよう

脂質が高めなフードを与えていて、それでいて量も食べていると、いうまでもなく肥満の原因になってしまいます。そのため、脂質は控えめなフードを選ぶというのは、みなさんもなんとなくは察していらっしゃると思います。

ただ、問題はたんぱく質量です。高たんぱくなフードは運動と共にエネルギーに変わり、筋肉となって代謝を上げていく役割がありますが、あくまでそれは「運動をそれなりにしたら」というお話。

逆にいうと、そんなに運動をしない子にとっては、運動で使われなかったたんぱく質は、やがて脂肪に変わっていきます。ある程度の運動量の子(そんなにたくさん運動しない子)には、たんぱく質が多すぎるフードは、かえってリスクです。

つまり、結局太るってことだよね…

この記事を読んでいるということは、おそらく、運動をそんなにしないんだけど、量を食べたがるからどうしよう…という方が大半ではないでしょうか?あるいは、運動を増やさず、安心して量を与えられる方法・フードをお探しか。

運動が多い子だったら、その分食べたがるのは当たり前です。どんどん食べてくださいという話なわけで。ちなみに、運動量が多い子向けのフードを紹介した記事あるので、気になる人はぜひクリックして確認してみてくださいね。

なお、ここでいう高たんぱく・高脂質の定義ですが、あくまで目安としてお考えいただきたいという前提で、

  • 高たんぱくとは31%以上のもの
  • 脂質が高めというのは16%以上のもの

だと思っておいてください

この辺りの数値を超えてくると、かなり高栄養価で、日本の一般的な飼い方の犬には、かえって体に負担をかけてしまうこともあるため注意しておきましょう。

 

 

高GI食品よりも低GI食品を多めに使用しているフードがおすすめ!

過去にも何度かGIのお話をしてきたのですが、低GI食品とは糖化しにくい食品・食材のことを言います。体内で糖に変わりにくいということなので、脂肪を溜めこみにくくなり、太りにくいということです。

ちなみにGI値が低い食材は、ブロッコリー、白菜、キノコ類、玄米(雑穀類)、海藻類、ナシ、大豆、キャベツ、小松菜、トマトなどがあります。

逆に、高GIな食材はトウモロコシ、人参、グリンピース、じゃがいも、白米、もち米、小麦などがあり、完全に低GIのみのフードというのを探すのは難しいとしても、極力、こういった高GI食品が多く配合されているフードは避けるくらいなら、できるのではないでしょうか?

コーンや小麦が主原料のフードは避けるとかもいいよね!

たとえば…実在するフードで比較できるものがあったので、一緒に確認してみましょう。それぞれのフードの高GI食品を赤字にしますと…

フードA フードB
原材料 小麦粉、とうもろこしホミニーフィード、小麦ふすま 、コーングルテンミール、脱脂米糠、大豆ミール、ミートミール、チキンレバーパウダー、チキンミール、動物性油脂、ビートパルプ、フィッシュミール ~以下省略 鹿肉、サツマイモ、タピオカ、フラックスシード、にんじん、パパイヤ、リンゴ、ユッカ、タウリン、活性酵素、 プロバイオティクス(好酸性乳酸桿菌、 機能性酵母、 陽性桿菌)、 ~以下省略
カロリー 約330kcal/100g 330kcal/100g
脂質 6.0%以上 5%以上
※ホミニーフィードとはあトウモロコシの副産物のこと

同じカロリーのフードではありますが、原材料を見てみると、圧倒的にAのフードの方が高GI食品が多いことがわかります。しかも、脂質もAの方が高いですね。

僕は食べられたらなんでもいい♪

つまり、同量食べていても、Aの方が断然太りやすいということがわかりました。その前に、小麦やコーン(トウモロコシ)が主原料になっている時点で買うべきではないと思いますが…。こんなの食べてたら、アレルギーになりそうですね…というわけでフード名は伏せます。

このように、いくら低カロリーだの、低脂質だのと言われても、そんな売り文句があったにせよ、実際は、原材料を見てみないと、本当にその文言通りのものなのかはわかりません。

こういった原材料の特徴を見てフードを選ぶことは、最終的に愛犬の健康にもかかわってくることですので、高GIか否かまでは常に見ていなかったとしても、できるだけ習慣化しておくことをおすすめします。

 

 

ウェットフードやセミモイストフードを上手に使用してかさ増ししよう!

以前に書いた記事でもご紹介しているのですが、ドッグフード(総合栄養食)には、以下、3つの異なる形状・水分量の違うタイプのものがあります。

中でもセミモイストフードやウェットフードは、ドライフードよりもカロリーが低い傾向があるので、量を食べさせたい人にはおすすめです。

普段から与え続けるのではなく、たまに使うのがいいね♪

ただし、どうしても割高になってしまいますし、水分量の多さゆえに、開封後の賞味期限も短いため、セミモイストフードやウェットフードのみで食事させる必要はありません。ドライフードを5割、残りの5割はウェットフードなど、ブレンドしても良いですしね♪

水分が多い分、消化がドライフードよりも早くなることはありますが、反面、カロリーが低い分、食べる量が増えて満腹感も得られ、腹持ちがドライフードよりも劣るようなこともありません。(※ただし、原材料にもよります)

なお、セミモイストフードやウェットフードは、ドライフードよりも歯にくっつきやすいため、歯磨きも念入りにすることをお忘れなく。

 

 

食欲旺盛・食いしん坊な犬におすすめなドッグフード【5選】

では、さっそく、これまでにお伝えしたポイントをクリアしているドッグフードをご紹介していきます。中には体重管理フードもありますが、安心して与えられるもののみピックアップしました!

ウェットフードに関してはここでピックアップして紹介するまでもなく、過去におすすめのウェットフードの記事を公開しているので、そちらをご参照ください。

というわけで、本記事ではドライフードに絞ってご紹介します。なお、複数シリーズ展開があるフードに関してら、本テーマにふさわしいシリーズのみピックアップしていますので、間違ってテーマにそぐわないシリーズのものを購入しないよう、ご注意くださいね!

 

食欲旺盛・食いしん坊な犬におすすめなフード①CUPURERA(クプレラ)

CUPURERA(クプレラ)は、日本の企業が、日本で暮らす犬のためにフードを企画し、アメリカやオーストラリア、ニュージーランドなどの研究者のサポート開発されているドッグフードです。

原産地こそ日本ではありませんが、日本の犬の暮らしをわかっている日本企業のフードということに、安心感を感じる方も多いかも知れませんね。

日本は、海外よりも圧倒的にペットフードに対する意識も低いのですが、海外の、日本以上のペット文化が根付いた国の専門家に相談しながら製品化されているので、下手な国産フードよりも、遥かに品質が良い印象があります。

フードは国産にこだわる必要はありません

強みは、熱に弱い酵素やビタミン、プロバイオティクスの、たんぱく質などを非加熱で配合していること!フードの製造工程で壊れてしまいやすい成分は、食材をある程度焼き上げた時点でフードに配合するため、栄養をしっかり取り入れることができるんですよ♪

原産国 オーストラリア(※食材はアメリカ、オーストラリア)
種類とカロリー
  • プレミアム・ベニソン:330kcal /100g
  • プレミアム・チキン:340kcal /100g
  • ホリスティックグレインフリー:325kcal /100g
販売容量 200g、700g、1.5kg、6kg ※種類によって異なります
特徴 グレインフリー、グルテンフリー、
無添加、食品基準もクリアしている材料
公式サイト https://cupurera.com/index.html
購入できるサイト 公式サイトAmazon
Yahoo!ショッピング楽天市場
※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。

 

プレミアムシリーズは成犬以上の犬のフードです

プレミアムシリーズにいたっては、それにプラスして、肉・果実・野菜などの原材料をフードの栄養分を損なわないよう低温調理で製造されていますし、薄いパリパリのチップのようなキブルですので、シニアなどの食欲が落ちてきている子にもおすすめです!

原材料も余計なものは一切入っていないので、安心して愛犬にもりもり食べさせてあげることができます♪プレミアムシリーズは低脂質になっているので、愛犬に健康的なダイエットをさせたい方や、フードにトッピングをしてあげたい方にもおすすめです。

ただし、それだけ品質もいいこともあって、ちょっぴりお値段はかわいくない面もあるのですが、かわいい愛犬が元気に食べる姿を見たい方にとっては、最適なフードと言えます。

 

 

食欲旺盛・食いしん坊な犬におすすめなフード②POCHI ザ・ドッグフード

「トッピングフレンドリー」という、独自の発想をもったPOCHIのドッグフードのご紹介です。以前、我が家の愛犬も食べておりました。

私が知る限りではありますが、犬のフードにトッピングしたがる飼い主さんって多いのですが、個人的には、トッピングは使い方を間違えるとちょっと危険な部分があるので、あまりやり過ぎない方が良いとは思っています。

トッピングのアイテムの栄養価やカロリーも把握していないと、栄養バランスが偏ってしまったり、想定以上にカロリーを摂取し過ぎたり、トッピングがないと食べなくなってしまったりと注意してほしいことが多々あるからです。

トッピングだけ食べる子になると結構大変です…

ただ、POCHIは、その、栄養バランスの偏りなどのリスクを軽減して作られており、「どうぞトッピングも楽しんで与えてくださいね♪」という作りになっています。トッピングなしでももちろん食べられますし、トッピングしたとしても栄養過多になりにくくできているのです。

原産国 オランダ
種類とカロリー
  • ベーシック:315kcal/100g ※通常粒・ミディアムラージ粒
  • エイジングケアシリーズ:309kcal/100g

※それぞれ①ワイルドサーモン、②3種のポルトリー、③ラム
の3種類のシリーズ展開があります。

販売容量 340g(パピー・オリジナルのみ) / 2kg / 6kg / 11.4kg
※種類によって異なります
特徴 グレインフリー、グルテンフリー、
無添加、ヒューマングレード
公式サイト https://www.pochi.co.jp/
購入できるサイト 公式サイトAmazon
Yahoo!ショッピング楽天市場
※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。

 

トッピング用アイテムも多数販売されています

あまり他にないコンセプトですし、シリーズ展開も、小さ目のキブルのオールステージフードに、ラージブリード用(大粒)、エイジングケアフードと複数ある上に、フレーバーも3種類あるので、フードローテーションにも良いと思いますよ。

ただし、たんぱく質が30%と高めで、どちらかというと運動量がある程度ある子が、健康的に筋肉をつけつつも、脂質は取り過ぎないという設計になっているフードです。いくら低カロリー・低脂質とはいえ、運動をしながら食べる方が良いと思います。

なお、個人的な意見ですが、ハーブの使用が多いためか、独特なハーブ感のある香りに感じました。犬にとってはそれも、興味をそそる香りのひとつなんでしょうね。

 

食欲旺盛・食いしん坊な犬におすすめなフード③ウェルネスシンプル

アレルギーが多い子にもおすすめな、ウェルネスのシンプルシリーズ。単一たんぱく質のドッグフードで、シリーズはサーモンと七面鳥の2種類あります。原材料もシンプルなので、消化器官が弱っている時の、胃腸への負担軽減にも効果的です!

シンプルなフードと聞くと、栄養価も低いと考える方も多いのですが、このシリーズは、しっかり必要なたんぱく質量は確保されていますし、へたなフードよりもよっぽど栄養はあるのでご安心ください!個人的にも、おすすめしやすい優良フードです♪

理にかなった理論で、必要なものはしっかり配合されているため、アレルギーにお困りではないわんちゃんでも食べることができます。

総合栄養食だから、どんなわんちゃんでもオッケー!

詳しくシリーズを確認してみましょう。

原産国 アメリカ(※もとはカナダ)
種類とカロリー
  • 小型犬 成犬用(1歳以上) サーモン&じゃがいも:343kcal/100g
  • 体重管理用(1歳以上)  サーモン&じゃがいも:334kcal/100g
  • 成犬用(1歳以上)  骨抜き七面鳥&じゃがいも:343kcal/100g
販売容量 800g / 1.8kg
特徴 グレインフリー、グルテンフリー、
無添加、ヒューマングレード、返金保証制度あり
公式サイト https://www.wellnesspetfood.jp/natural-dog-food/limited-ingredient-diets/
購入できるサイト AmazonYahoo!ショッピング楽天市場
※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。

 

七面鳥のタイプは少しフードの粒が大きめなので、小型犬には食べにくいサイズかもしれません。そのため、小型犬に与える場合は、ふやかして与えるかフードクラッシャーなどで細かく砕いて与えるとよいでしょう。

 

 

食欲旺盛・食いしん坊な犬におすすめなフード④Farmina(ファルミナ) N&D

当サイトではあまり紹介したことがない、イタリアのプレミアムドッグフードのご紹介です。

イタリアを筆頭に、ヨーロッパは日本やアメリカよりも食べ物に対する概念が強く、自然志向な人も多いのですが、ペットフードにいたってもその考えは同じで、日本よりもペットの食事に力を入れている傾向があります。

たとえば、今回ご紹介するファルミナ社のフードの理念としても、

  • 遺伝子組換えの原料は使わない
  • ミールや肉骨粉などの副産物は一切使用しない
  • 人が口にしても良いヒューマングレードのもの
  • 保存料や酸化防止剤は一切使用しない

など、犬にとっても非常に嬉しい条件がそろっているんです。

そんなイタリア産フードの中でも、食べたがる子については、ファルミナ(Farmina)N&Dキヌアウェイトマネジメント(体重管理) ラム(ブロッコリー入り)成犬用がおすすめ!

犬だってイタリアン食べたいわけよ

先に、詳細を確認してみましょう。

原産国 イタリア ※ウェットフードはセルビア
種類とカロリー N&D キヌア ウェイトマネジメント:314.5 kcal/100g
販売容量 800g / 2.5kg
特徴 グレインフリー、グルテンフリー、
無添加、ヒューマングレード
公式サイト https://www.farmina.com/jp
購入できるサイト 公式サイトAmazon
Yahoo!ショッピング楽天市場
※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。

 

たんぱく質は28%以上なのに対して、脂質8%と非常に低く、繊維量は8.2%と一般のフードよりは高めではあるものの、ダイエットフードのわりにはそんなに高くもありません。

しかもラムは脂肪燃焼に良いL-カルニチンも豊富!

しかも、無添加で、低GIの原材料を使用している上に、低カロリーで、グルコサミン・コンドロイチンも配合という、食べたがるシニア犬にも大変与えやすいフードといえます。

特に、ファルミナは動物病院でのみ販売されている、療法食も作ってるメーカーですので、総合栄養食を作っているだけのフードメーカーとはわけが違うんです♪犬の生態を知り尽くしているといっても過言ではありません。

飼い主さん家族に幸せをくれるペットという思いから、「Happy pet. Happy you.」というコンセプトを持っているファルミナ社のフード。ローテーションのひとつに採用するのもよさそうですね!

 

食欲旺盛・食いしん坊な犬におすすめなフード⑤ナチュラルハーベスト

日本の企業が、海外で作っているフードです。原産国は特定の工程を終えた最終地を記載するというルールがあるため、アメリカ産のフードとはなるのですが、日本で暮らす犬のことを知っている、日本メーカーのフードなので、国産派の人にも受け入れやすいのではないでしょうか?

我が家もたまに、このメーカーのおやつは使っています。

日本は高温多湿ですし、犬の飼い方の水準も海外とは異なりますし、いくら海外のフードの方が良いものが多いとはいえ、与え方を間違えると太るだけだったり…扱い方が難しいフードだったりもあるんですよね。

日本をわかってる人が作ったフードならいいよね!

ドライフードだけではなく、パウダー(ふりかけ)、療法食、ウェットフード、サプリメントにおやつなども扱っているメーカーなので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね♪

そして、ナチュラルハーベストにはシリーズ展開はいくつかあるのですが、食いしん坊なわんちゃんにおすすめするフードは以下の通りです。詳細を確認してみましょう。

原産国 アメリカ(日本の企業のフードです)
種類とカロリー
  • メンテナンス スモール ・ターキー:311kcal/100g
  • メンテナンス・ラム:315kcal/100g
  • シュープリーム:321kcal/100g
販売容量 50g / 1.1kg / 6kg / 1.1kg×6袋 / 50g×30袋
特徴 グルテンフリー、
無添加、ヒューマングレード
公式サイト https://natural-harvest.co.jp/natural-harvest
購入できるサイト 公式サイトAmazon
Yahoo!ショッピング楽天市場
※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。

 

3つとも低カロリー・低脂質だよ!

原則、シニア犬でも食べやすく、また食欲旺盛な成犬でも食べやすい栄養価になっているため、もりもり食べても、罪悪感もありません♪

日本の企業を応援したい方は、良いと思いますよ!

 

食欲旺盛・食いしん坊な犬への給餌方法のポイントをご紹介

「たくさん食べる=それだけ運動したらいい」とは思うんですが、そう簡単にはいきません。人間だってそうじゃないですか?運動が好きじゃない人もいますし、運動したくても、不調があって思うようにできないこともありますよね。

食べる分だけたっぷりドッグランで走らせてあげる余裕があれば別ですが、そうもいかないと思いますし、夏なんて暑くて散歩も早起き、夕方の散歩はもはや夜の散歩になってしまうこともあり、思うように愛犬の運動に付き合えないご家庭もあるのではないでしょうか。

「食べたい、だからたくさん食べてその分は動く」ではなく、どうやったら食べて満足して無理なく体型をキープしていけるかです。フードを替える以外にもできることをご紹介しますので、できそうなことがあれば、取り入れてみてくださいね。

 

ドライフードをふやかして与えることで満腹感を出してあげましょう!

パピーの時にフードをふやかして与えていたという方も多いでしょうが、成犬であってもふやかしてあげてもかまいませんし、量を食べたがる子の場合には、ドライフードをふやかして、フードが膨張することで満腹感を出すことができます。

ふやかすことで消化もしやすくなるメリットもあるので、たくさん食べたとしても、胃腸の負担を軽減することも可能です。全部をふやかして与えなくても良いので、給餌量の何割かだけでもふやかして与えるのでも良いと思いますよ♪

これはダイエットが必要な子にもおすすめなテクニックですが、中にはふやかしたフードが好きじゃない子や、長毛種でべちゃっとしたフードで毛が汚れがちな子もいますので、様子を見ながら試してみてくださいね。

 

給餌量は一定のまま、ごはんの回数を増やしてみましょう!

「犬のご飯は、朝と夕方の1日2回じゃないとダメ!」と思っていませんか?実際に、私が知る限りでも、3回はパピーのみなど、思い込んでいる方は多いものです。しかし、結論からお伝えしますと、犬のご飯の回数は、1日の必要カロリーさえ摂取できていたら、何回でも構いません!

そのため、お腹がペコペコになって、量をたくさん食べようとするのを防ぐためにも、1日のトータルの食べる量は変えることなく、ごはんの回数を変えてみてください。

たとえば、1日に180g食べていて、朝に90g、夕ご飯に90gの計2回食べているようであれば、朝60g・昼60g・夕60gの3回にしたっていいんです。また、もし、朝はそんなに食べようとしないなどがあれば、40gにして残りを昼や夕方に回したってかまいません。

ちなにみ、ごはんは散歩などの運動の後にしてくださいね

要は、腹八分の状態でキープしておくのです。そうすることで、がっついてたくさん食べなくても、お腹に一定量のごはんが入っている状態になります。お腹がペコペコになっているからこそ、量を欲するわけですからね。

それに、消化のサイクルは犬によっても異なりますし、どんなフードを食べているのかによっても、消化スピードもうんちの回数も違ってくるのは当然です。生活スタイルも各家庭によって異なるでしょうしね!

とても消化の良い繊維の多いフードを食べていたら、食べた時は満腹感があったにしても、消化も速くなるので、結局腹ペコになる時間も早く来て、ドカ食いをしがちになってしまいます。そんな場合は、小分けにすることで、食べ方に変化がないか確認してみてくださいね。

 

 

フードボウルやキブルのサイズの見直しを!ゆっくり食べるよう仕向けよう

フードボウルは犬が食べやすいように、ある程度深さがあるものが多いのですが、食べやすいからこそ、一気に食べてしまって、「もっと食べたい!」とういう状況を生む原因になってしまうことがあります。

そのため、できるだけゆっくり食べるような工夫をしてあげましょう。最近では、早食い防止用のフードボウルもありますし、それでも早く食べてしまう子のために、もっと平たくて食べにくくなっているものもあります。

犬種によっては、それでも早く食べてしまう子もいるかもしれませんが、そんな時には、フードの粒を隠して探させたり、フードを入れて遊ぶおもちゃを使ってみるのもあり!愛犬が食べにくそうにしているのを見るのも、心苦しい面もあるでしょうが、愛犬の健康のために我慢です。

ゆっくり食べた方が良いんですよ~!

ゆっくり食べるというだけで、満腹感の増加(=肥満予防)、消化を穏やかにして胃腸の負担を軽減する、胃捻転などの予防、誤嚥の予防など良いこと尽くめなので、落ち着いて食べらえる環境作りをしてあげてください。

また、大型犬などを飼われている場合は、フードの粒(キブル)が小さすぎないかもあわせて確認してみましょう。

口のサイズにそぐわない、小さく粒のフードを食べていると、どうしても早食いしてしまう傾向があります。しかし、フードの粒の形状やサイズひとつで食べ方が変わることもあるものです。たまにはいつもと違った感じのフードを、与えてみるのもいいかもしれませんね♪

 

 

工夫ひとつで、たくさん食べても太りにくい状態にはできます♪

量をたくさん食べるなら、ダイエットフードにしたら良い・運動を増やしたら良いと考えてしまいがちですが、実際はそう簡単にはいかないことも多いのではないでしょうか?

やっぱり、愛犬が喜んで美味しそうに食べている姿って、飼い主としても見ていて嬉しいので、たくさん与えたくもなっちゃうと思うんですよね。でも、犬も肥満は万病の元ですから、そんなに好きなように与えているのもよくありません。

しかし、こうやって、飼い主さんのちょっとした工夫ひとつで、犬の健康管理をしながらも、多めに食べさせてあげることは可能です。正しい対処法で、愛犬の健康を守りつつ、楽しい食生活を過ごしてくださいね!

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