犬の管理栄養士がおすすめする!与えやすいウェットフード【7選】

ドッグフードの知識・選び方

愛犬の胃腸の調子が良くない時・食欲がなさそうな時などは、ドライフードよりも、ウェットフードの方が食べやすく、消化器に負担をかけにくいというメリットがあります。

あるいは、水分をあまり取ってくれない子でも、ウェットフードだと食べることで水分を取れますし、歯が弱ってきている子もウェットフードは食べやすいですしね♪

また、こういった体調的な理由のみならず、いつもドライフードを食べている子の場合は、ちょっと特別な日(お誕生日やクリスマスなどのイベントの日)などに、

いつもと違った美味しいものを与えてあげたい♪

と、手作りフードやウェットフードを与える人もいるのではないでしょうか?

ウェットフードや手作りフードは香りが立ちやすく、犬も思わずがっついて食べちゃうほどの嗜好性がありますし、なにより、愛犬が美味しそうに食べてくれると、飼い主さんとしても嬉しいですよね♪

ただ、当サイトは相当な理由がない限り、日常的に手作りフードを与えるのは推奨していませんし、いくら体調がよくない日・特別な日といえど、偏った栄養価にならぬよう、栄養価もしっかり補えるものを与えることをおすすめします。

1日くらい良いじゃないって思うかもだけど…

そこで!今回は、ちょっとした特別食としておすすめなウェットフードをまとめてみました!無添加フード・質の良さを基準にピックアップしているので、どんな子にも与えやすいものばかりです。

フードって、手作りだけが愛情表現ではありません♪

愛犬の健康のために、必要な栄養価をキープしながら、ウェットフードも上手に使って、楽しい食生活を送ってくださいね!(ウェットフードの詳しい解説はこちら

 

 

犬の管理栄養士おすすめのウェットフード①ココグルメ(CoCo Gourmet)

吉田鋼太郎さんがCMをしていたココグルメ。このCMでは、チキン・ポーク・フィッシュが紹介されていますが、現在はさらに【ジビエ(鹿肉)】シリーズも増えて、4種類展開になっています。

我が家の愛犬も何度か食べていますが、待ちきれない様子でとても美味しそうに食べますし、人間の私でも開封した時に、

なに?!すごい良い香り!美味しい匂いがする!

と思ったくらいです。ちなみに、犬用なので塩味を控えているため、薄味に感じるでしょうがヒューマングレードなので、人間が食べることもできます。さらに、低温製法ということで、栄養価もキープできているのもポイントです!

冷凍になっていて、食べる前に自然解凍or湯銭などをして与えます。少し温かい程度にしておくと、フードの香りが一段と引き立って、食いつきもよくなる効果もあるんですよ♪

ちなみにこのCMでは、「ドライフードでもウェットフードでもない」といっていますが、水分含有量が70%を超えているので分類はウェットフードに該当します。

そんなココグルメの詳細は以下の通りです。

原産国 日本
販売容量 100g
種類 4種類(チキン、ポーク、フィッシュ、ジビエ)
特徴 グレインフリー、無添加、
低温製法、ヒューマングレード
購入できる実店舗 https://coco-gourmet.com/partners
購入できる公式サイト 公式サイトAmazon
Yahoo!ショッピング楽天市場

※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。

100gだと使い切りやすいよね

原材料 成分

チキン

国産鶏肉(むね、レバー、ささみ、ハツ、かわ)、国産さつまいも、国産かぼちゃ、国産にんじん、国産小松菜、ごま(国内製造)、殺菌乳酸菌(国内製造)、粉末昆布(国内製造)/ミネラル類(Ca、P、Cl、Na、Zn、Cu、Fe、Mn)ビタミン類(C、ナイアシン、E、パントテン酸、B2、B1、B6、A、葉酸、D、B12) タンパク質:13.1%以上
脂質:5.4%以上
粗繊維:0.8%以下
灰分:1.3%以下
水分:72.6%以下
カロリー:116kcal
ポーク

国産豚肉(もも、レバー、ハツ、かた、かたロース)、国産さつまいも、国産ブロッコリー、国産かぼちゃ、ごま(国内製造)、かつお節粉(国内製造)、殺菌乳酸菌(国内製造)、粉末昆布(国内製造) /ミネラル類(Ca、P、Cl、Na、Zn、Cu、Fe、Mn)、ビタミン類(C、ナイアシン、E、パントテン酸、B2、B1、B6、A、葉酸、D、B12) タンパク質:14.0%以上
脂質:6.7%以上
粗繊維:0.8%以下
灰分:1.3%以下
水分:70.3%以下
カロリー:128kcal
フィッシュ

国産すけそうだら、国産まぐろ、国産かぼちゃ、国産にんじん、国産ブロッコリー、国産さつまいも、国産キャベツ、かつお節粉(国内製造)、食用なたね油(国内製造)、ごま(国内製造)、真鯛オイル(国内製造)、粉寒天(国内製造)、殺菌乳酸菌(国内製造)、粉末昆布(国内製造)/ミネラル類(Ca、P、Cl、Na、Fe、Zn、Cu、Mn)、ビタミン類(コリン、C、ナイアシン、E、パントテン酸、B2、B1、B6、A、葉酸、D、B12) タンパク質:12.6%以上
脂質:4.1%以上
粗繊維:0.4%以下
灰分:1.1%以下
水分:73.1%以下
カロリー:105kcal
ジビエ

国産鹿もも肉、国産さつまいも、国産豚レバー、国産豚かた肉、国産豚ハツ、国産かぼちゃ、国産ビーツ、国産キャベツ、国産にんじん、国産まいたけ、国産えのきたけ、ごま(国内製造)、真鯛オイル(国内製造)、殺菌乳酸菌(国内製造)、粉末昆布(国内製造)/ミネラル類(Ca、P、Cl、Na、Zn、Cu、Fe、Mn)、ビタミン類(コリン、C、ナイアシン、E、パントテン酸、B2、B1、B6、A、葉酸、D、B12) タンパク質:11.6%以上
脂質:4.3%以上
粗繊維:0.6%以下
灰分:1.3%以下
水分:74.2%以下
カロリー:104kcal

卵不使用だから卵アレルギーでも食べられるね!

鶏肉にアレルギーがある子の場合は、ポーク・フィシュ・ジビエであればチキンフリーになっています。強いて言うなら、【殺菌乳酸菌ってなに?】ってことくらいでしょうか。ただ、全体的に見ると、アレルゲンカットで超理想的なフードに仕上がっています。

本当に、「これはちょっと…」という気がかりなものは入っていないので、ちょっとした贅沢としては大変与えやすいフードだと思いますし、インターネットショッピングでも購入しやすいので、個人的にはおすすめです♪
総合栄養食なので、栄養のバランスもよく、気軽に与えることもできます。
我が家の愛犬の場合、100gでは足りないので、足りないカロリー分はドライフードをプラスして与えていますが、気持ち良いほどたいらげてくれるので、実体験としても特別な日にたまに与えるアイテムとしておすすめです♪

 

 

犬の管理栄養士おすすめのウェットフード②マウンテンズギフト(MOUNTAIN’S GIFT)

インターネットショッピングで、犬の健康のために与えたいドッグフード No.1として、群を抜いて人気のマウンテンズギフト。トッピング専用のミンチ肉、おやつ、特別ケア食(療法食)なども展開しています。最近は本当に犬用ジビエが人気ですもんね。

ただ、今回の記事では、総合栄養食に該当するウェットフードをご紹介したいので、ここでは「バランス栄養食」についてご紹介していこうと思います。

【農業法人・淡路アグリファーム株式会社】のフードで、ジビエ肉は淡路島で鳥獣被害対象として捕獲されたものを使用しているのですが、命を無駄にせず活かす発想は個人的には共感するポイントです。(詳しくは公式サイトでもしっかり記載されていました。)

狩猟が身近なことなのでとても応援したくなります!

魚なども信頼のおける日本の生産者から仕入れており、野菜なども淡路島産にこだわった、地元を応援できるフードに仕上がっています。地産地消・地元の良いものを使ってやっていきたいスタンスも好感があり好きです。

こちらのフードもココグルメと同じく、冷凍されたものが届くので解凍して与えます。そんなマウンテンズギフトのバランス栄養食の詳細は以下の通りです。

原産国 日本
販売容量 100g
種類 5種類(鹿肉、猪肉、鯛、鶏肉、まぐろ)
特徴 グレインフリー、無添加、
低温製法、ヒューマングレード
購入できる実店舗 ※すみません…調べても実店舗で販売しているのか不明でした…
購入できる公式サイト 公式サイトAmazon楽天市場

※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。

原材料にとことんこだわった本物の国産フード!

原材料なども念のためご紹介しておきますと…

原材料 成分

鹿肉

鹿・鹿レバー・さつまいも・まいたけ・にんじん・ブロッコリー・ひまわり油・牡蠣・鹿骨・昆布 粗タンパク質:12%以上
粗脂肪:6%以上
粗繊維:0.4%以
粗灰分:1.7%以下
水分:69%以下
カロリー:132kcal
猪肉

猪・鹿レバー・さつまいも・キャベツ・人参・まいたけ・ ひまわり油・牡蠣・鹿骨・昆布 粗タンパク質:10.5%以上
粗脂肪:8%以上
粗繊維:0.5%以
粗灰分:1.5%以下
水分:70%以下
カロリー:152kcal

鯛・鹿レバー・さつまいも・かぼちゃ・にんじん・ブロッコリー・ひまわり油・牡蠣・鹿骨・昆布 粗タンパク質:12%以上
粗脂肪:5%以上
粗繊維:0.5%以
粗灰分:3.5%以下
水分:69%以下
カロリー:131kcal
鶏肉

鶏・鹿レバー・さつまいも・かぼちゃ・にんじん・まいたけ・ひまわり油・牡蠣・鹿骨・昆布 粗タンパク質:12%以上
粗脂肪:7%以上
粗繊維:0.5%以
粗灰分:1.7%以下
水分:65%以下
カロリー:137kcal
まぐろ

マグロ・鹿レバー・さつまいも・にんじん・ブロッコリー・ひまわり油・牡蠣・鹿骨・昆布 粗タンパク質:13%以上
粗脂肪:5%以上
粗繊維:0.5%以
粗灰分:1.7%以下
水分:69%以下
カロリー:126kcal

自社運営のジビエ許可処理施設で処理しているから安心♪

ビタミンやミネラルも添加していません。それでこんなに栄養がキープできているのは素晴らしい事だと思います。ただ、深ーい話をすれば、細かいビタミンやミネラルのバランスは本当に大丈夫なのかしら?とも言えるのですが。(↑超意地悪なツッコミです)

ちなみに余談ですが、ペットフードについて調べている時に見つけた内容なのですが…「ジビエを食べたら犬がワイルドになってしまうのでしょうか?野性味が強くなってしまいませんか?」という質問があったんです。

答えは超誤解。イメージだけで不安に感じているようですが、ジビエを食べることで犬が狼化するとか、野生感が強くなってくることはありません。安心して与えてくださいね。

 

 

犬の管理栄養士おすすめのウェットフード③ペトコトフーズ(PETOKOTO FOODS)

2023年11月に内容がリニューアルされたペトコトフード。

公式サイトで定期購入すると、パッケージに愛犬の名前が印字されたものが送られてくるんです♪愛犬の名前入りのフードって、特別感もありますよね。我が家は店舗で買ったので、残念ながら名前入りではありませんでしたが…。

余談ですが、ペトコトフードにはキャットフードもありますので、犬も猫も飼っている人にとっては、扱いやすいフードだと思います。国産・生産者さんにこだわったフードで、生産地(仕入先)も公表しているので、安心して与えられそうですよね。

これも我が愛犬もチキンとフィッシュを食べたことがありますが、狂ったように食べました。そしてとても良い香りです♪同じく冷凍で販売されていて、食べる前に解凍して与えます。

 

いうまでもなく無添加・ヒューマングレードなので、人間も食べられますよ。

ペトコトフードの詳細は以下のとおり♪

原産国 日本
販売容量 150g
種類 4種類(ビーフ、チキン、ポーク、フィッシュ)
特徴 グルテンフリー(※グレインフリーではありません)、
無添加、ヒューマングレード
購入できる実店舗 https://foods.petokoto.com/stores
購入できる公式サイト 公式サイトAmazon
楽天市場Yahoo!ショッピング

あらゆるインターネットショッピングサイトに公式アカウントを持っているので、どなたでも購入しやすいですし、取り扱う実店舗もいくつかあるので、比較的入手しやすい印象です。

ただ、気にしすぎもよくないのですが、フィッシュ以外は卵を使用しているので、卵アレルギーがある子はフィッシュ一択になるのでご注意ください。

ポークは大豆も入っているよ!

原材料 成分

ビーフ

国産牛肉、国産かぼちゃ、国産卵、国産白米、国産にんじん、国産小松菜、すりごま、亜麻仁オイル、フィッシュオイル)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、鉄 、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、B1、B2、B12、D、E、コリン) タンパク質:8.8%以上
脂質:5.9%以上
粗繊維:0.9%以下
灰分:3.0%以下
水分:70.0%以下
カロリー:150kcal
チキン

国産鶏肉、国産さつまいも、国産にんじん、国産卵、国産小松菜、すりごま、亜麻仁オイル、フィッシュオイル、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン)ビタミン類(A、B1、B2、B12、D、E、コリン) タンパク質:12.0%以上
脂質:5.4%以上
粗繊維:1.5%以下
灰分:3.0%以下
水分:70.0%以下
カロリー:148kcal
ポーク

国産豚肉、国産卵、国産白米、国産にんじん、国産キャベツ、国産おから(大豆)、フィッシュオイル、すりごま、亜麻仁オイル、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン)ビタミン類(A、B1、B2、B12、D、E、コリン) タンパク質:9.0%以上
脂質:4.5%以上
粗繊維:1.0%以下
灰分:2.8%以下
水分:70.0%以下
カロリー:144kcal
フィッシュ

白身魚(スケトウダラ)、国産さつまいも、国産にんじん、国産キャベツ、フィッシュオイル、亜麻仁オイル、すりごま、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン)ビタミン類(A、B1、B2、B12、D、E、コリン) タンパク質:10.5%以上
脂質:5.7%以上
粗繊維:1.8%以下
灰分:3.0%以下
水分:70.0%以下
カロリー:152kcal

僕は美味しければなんでもいいです

また、ペトコトの取り組みとして、売り上げの一部を保護犬・猫の団体に寄付したり、印字ミスで売れないものや返品されてしまったもの(品質に問題なし)を保護団体に寄付したりという活動があります。

つまりペトコトを買うことで、直接ではないものの、間接的に保護犬・保護猫の団体に寄付をできていることになるんです。

どうせ買うなら我が愛犬にもよくて、さらなる命を救う活動に生かされるものを選びたいという方もいると思います。そういった方はペトコトを選択するのもアリではないでしょうか?

 

 

犬の管理栄養士おすすめのウェットフード④Prime100とSk-D200

まるでハムやソーセージかのようなフォルムの、珍しいウェットフードです!ちゃんとしたドッグフードですのでご安心ください。冷蔵で販売されています。

以下の写真のように、フィルムを剥がして、必要分カットして、さらに細かく食べやすいようにカットして与えるのですが、ちょっとおもしろいですよね。

似たようなフードもいくつか出ていますが、この手のウェットフードは、カラギーナン(凝固剤)を使用しているケースが多いのが難点。しかし、Prime100は凝固剤も不使用なのがポイントです。

今回は「シングルプロテインダイエットSk-D200」と「Prime100 Cooked Rolls」の2タイプのシリーズをご紹介したいと思います。

なんか変わってて面白いよね

原産国 オーストラリア
販売容量 800g、2kg
※ターキー&フラックスシード
チキン&ベジタブル
ビーフ&ベジタブルは1kg
種類 5種類(プロテインダイエット:3種+Prime100:2種)

  1. サーモン&タピオカ、ターキー&フラックスシード、カンガルー&パンプキン、
  2. チキン&ベジタブル、ビーフ&ベジタブル
特徴 グルテンフリー、無添加、
ヒューマングレード
購入できる実店舗
  1. Dog Salon R
    〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2−6−19
  2. イオン系列Petemoの一部店舗
購入できる公式サイト 公式サイト

オーストリアらしく、カンガルーのお肉を主原料にしたフードもありますが、カンガルーは新奇たんぱく質なので、アレルギーの子などには与えてみる価値はあり!

ただ…ちょっと難点が。。

若干困るポイントとしては、保管が面倒ということでしょうか。。冷蔵庫に余裕がないと、このサイズを保管するのはなかなか大変かもしれません。開封した状態で賞味期限内に食べ切らないといけませんし、ウェットという手前、冷蔵庫保存が必須です。

開封後は5〜7日程度で食べ切るようにとメーカーサイトに記載されていますが、水分量を考えると、やはり早めに食べ切らせたいところですので、冷蔵庫のスペースと愛犬の食べ切るペースを計算して買わないと、傷ませてしまう危険があるので注意してくださいね。

カットして冷凍保存もできなくはないと思いますが、水分量を考えると、解凍した時にちょっと状態が悪くなってしまうかも…です。(やったことないのでわかりませんが…)

上手に使って楽しく食べよう!

原材料 成分

サーモン

サーモン(骨・皮を含む)、タピオカスターチ、竹繊維、ひまわり油、ビタミン、ミネラル、、天然消化酵素、セロリ種子エキス(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB5、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、クエン酸、亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素酸カルシウム、セレン) タンパク質:10%以上
脂質:7%以上
繊維:1%以下
灰分:記載なし
水分:68%以下
カロリー:153.5kcal
カンガルー

カンガルー肉(骨を含む)、カボチャ、タピオカスターチ、ビタミン、ミネラル、亜麻仁油、オオバコの殻、ひまわり油、イブニングプリムローズオイル、、天然消化酵素、セロリ種子粉末。(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB5、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、クエン酸、亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素酸カルシウム、セレン) タンパク質:10%以上
脂質:3%以上
繊維:1.5%以下
灰分:記載なし
水分:63%以下
カロリー:112.5kcal
ダック

ダ七面鳥(骨を含む)、タピオカ、フラックスシード、ビタミン、ミネラル、オオバコの殻、ヒマワリ油、イブニングプリムローズオイル、、天然消化酵素、セロリシードパウダー(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB5、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、クエン酸、亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素酸カルシウム、セレン) タンパク質:10%以上
脂質:8%以上
繊維:1%以下
灰分:記載なし
水分:65%以下
カロリー:145kcal
チキン

鶏肉(骨を含む)、タピオカ、エンドウ豆、にんじん、ビタミン、ミネラル、(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB5、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、クエン酸、亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素酸カルシウム、セレン) タンパク質:10%以上
脂質:10%以上
繊維:0.1%以下
灰分:記載なし
水分:62%以下
カロリー:180kcal
ビーフ

牛肉、鶏肉(鶏の骨を含む)、タピオカ、エンドウ豆、にんじん、ビタミン、ミネラル、(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3、ビタミンB5、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、クエン酸、亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素酸カルシウム、セレン) タンパク質:9%以上
脂質:9%以上
繊維:0.1%以下
灰分:記載なし
水分:65%以下
カロリー:171kcal

ビーフ以外、単一たんぱく源ですね

なお、塩が使用されていて、塩イコール犬は絶対ダメと思っている方もいるのですが、塩もミネラル源であり、意図的に配合しているフードはたくさんあります!過剰に取るのはもちろんよくないのですが、泌尿器に心配がない子は適度には取っても問題ありません。

体調・年齢などによって塩分を控えなければならない子もいるので、「気をつけてください」という意味であえて赤字にしてあります。

あとは、天然消化酵素の正体がなになのかは記載されていませんでしたので、詳細不明になってしまいますが、ヒューマングレードですし植物由来などではないかと…。とはいえ、いずれにしても、変な添加物もないので、与えやすいフードだと思います♪

 

犬の管理栄養士おすすめのウェットフード⑤Pet Kind(ペットカインド)

個人的にドライフードもお気に入りの、ペットカインドの缶詰めタイプのウェットフード。ドライフード・トライプのみの缶詰めフード(トライペット)もありますが、今回は、トライプ配合のウェットフード(缶詰め)のTHAT’S IT・ザッツイットをご紹介します。

総合栄養食ではありませんが、トッピングとしてはかなり質が良いんです♪ペットカインドの売りはなんといってもトライプ!(トライプについては、こちらの記事でご紹介しているのでご参照ください。)

どんなフードよりも、犬本来の食生活に近いと思っています。犬の体に合うたんぱく質・乳酸菌があるため、不調がある時や、運動をたくさんした日などには1番のご褒美になるのではないでしょうか?

乳製品にアレルギーがあって乳酸菌とりにくい子にもおすすめ

原産国 アメリカ ※ドライフードはカナダメイドです
販売容量 340g
種類 6種類(バイソン、ビーフ、ダック、サーモン、ベニソン、ラム)
特徴 グレインフリー、無添加、
ヒューマングレード、単一たんぱく源
購入できる実店舗 大型ホームセンターのペットショップコーナーなど
購入できる公式サイト 公式サイトAmazon
Yahoo!ショッピング楽天市場

※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。

アレルギーに配慮して、単一たんぱく源になっていますし、チキンフリーなのも魅力的ですね。(チキンアレルギーだけではなく、家禽全般にアレルギーがある子は、ダックにも注意が必要ですが…。)

それぞれの原材料も確認してみます

原材料 成分

バイソン

グリーンバイソントライプ、バイソン、水(加工処理に必要な量のみ)、キヌア、スイートポテト、ブルーベリー 粗タンパク質:8.0%以上
粗脂質:4.0%以上
粗繊維:0.7%以下
粗灰分:1.0%以下
水分:79.0%以下
カロリー:141kcal
ビーフ

グリーンビーフトライプ、ビーフ、水(加工処理に必要な量のみ)、キヌア、スイートポテト、ブルーベリー 粗タンパク質:8.0%以上
粗脂質:6.3%以上
粗繊維:0.6%以下
粗灰分:1.0%以下
水分:79.0%以下
カロリー:140kcal
ダック

ダック、水(加工処理に必要な量のみ)、キヌア、スイートポテト、ブルーベリー 粗タンパク質:6.5%以上
粗脂質:7.0%以上
粗繊維:0.7%以下
粗灰分:1.0%以下
水分:79.0%以下
カロリー:122kcal
サーモン

ワイルドサーモン、水(加工処理に必要な量のみ)、キヌア、スイートポテト、ブルーベリー ※サーモンはトライプ不使用です 粗タンパク質:9.5%以上
粗脂質:2.0%以上
粗繊維:0.7%以下
粗灰分:1.0%以下
水分:79.0%以下
カロリー:144kcal
ベニソン

ベニソントライプ、ベニソン、水(加工処理に必要な量のみ)、キヌア、スイートポテト、ブルーベリー 粗タンパク質:9.5%以上
粗脂質:7.0%以上
粗繊維:0.8%以下
粗灰分:1.0%以下
水分:79.0%以下
カロリー:190kcal
ラム

グリーンラムトライプ、ラム、水(加工処理に必要な量のみ)、キヌア、スイートポテト、ブルーベリー 粗タンパク質:8.0%以上
粗脂質:5.5%以上
粗繊維:0.7%以下
粗灰分:1.0%以下
水分:79.0%以下
カロリー:119kcal

シニアや食が細い子にも与えやすい!

注意として記載しているように、サーモンはトライプが入っていないので、トライプを与えようとしている方は選ばない方が良いですね。ドライフードのサーモンであればトライプ配合されていますが…。

主原料以外、全部同じ食材が使用されているので、主原料さえあえばローテーションアイテムとしても使用することができます。特に気になる避けたいような原材料も入っていないので、愛犬の犬本来の食いつきが見たい人は、与えてみてくださいね♪

ちなみに、我が家でも、ベニソンタイプを愛犬に与えてみましたが、過去に食べたことのあるウェットフードの中でも一番ゆるめな印象でした。

そのため、早食い癖があるよなコでも、がっついて食べて胃腸に負担がかかるような心配はありません。愛犬の早食いを心配している方には、試す価値があると思いますよ♪

また、ウェットフードということもあり、トライプの香りは多少は感じました。とはいえ、フリーズドライのトライプフードと比べたら、全然キツイ香りではありません。

お腹に不調がある子や、シニア犬など食欲が落ちている子、消化器官が弱っている子などには、大変与えやすい印象がありました。万が一の時のために、ストックで数個持っておいても良いかなと思います!

 

 

犬の管理栄養士おすすめのウェットフード⑥POCHI・トッピングフレンドリー

他のドッグフードにはあまりないコンセプトを持つPOCHIのドッグフード。なにが違うのかというと、トッピングフレンドリーといって、トッピングして与えることをコンセプトにしています。※トッピングしなければ不完全なフードという意味ではないので誤解しないでくださいね。

ドライフードのたんぱく質はキープしつつ、カロリーや脂質を抑えてあることによって、トッピングしても栄養過多にならず、愛犬の食生活を楽しめるという感じです。

そんな考えをもつPOCHIにはウェットフード(総合栄養食)やおかず(副食・惣菜)にあたる食材のバリエーションも豊富なのですが、ここではやはり、栄養バランスを考えて総合栄養食でご紹介したいと思います。

トッピングも食生活の一部として楽しむんだぃ♪

原産国 日本 ※ドライフードはオランダ
販売容量 80g
種類 2種類(鶏むね肉とレバー、鹿肉とレバー)
特徴 グルテンフリー、無添加、ヒューマングレード
購入できる実店舗 大型ホームセンターのペットショップコーナーなど
購入できる公式サイト 公式サイトAmazon
楽天市場Yahoo!ショッピング

余談ですが、犬のシリーズはPOCHIですが、このメーカーの猫用アイテムは、TAMAというシリーズで販売されているんですよ♪POCHIとTAMAって、日本人からしたらおなじみの響きの親近感を感じます(笑)

ちなみに、上記にも記載していますが、ご紹介するウェットフードはグレインフリーではありません。穀物を与えないようにしている方、穀物全般にアレルギーがある子を飼っている方には合わないので注意してくださいね。

でも、それ以外は怪しい食材はありません♪

原材料 成分
チキン

チキン(むね肉)、チキンレバー、鶏脂肪、玄米、ニンジン、カボチャ、トマト、卵殻カルシウム、ビール酵母、レシチン、魚油(マグロ・イワシ・カツオ)、こんにゃく粉、昆布、ミネラル類(K、Mg、Na、Fe、Zn、Cu、Mn、Se)、ビタミン類(B1、B2、D3、E) タンパク質:8.0%以上
脂質:5.6%以上
繊維:0.1%以下
灰分:0.9%以下
水分:78.5%以下
カロリー:100kcal
鹿肉

鹿肉、チキンレバー、玄米、大豆プロテイン、ヒマワリ油、ニンジン、カボチャ、トマト、レシチン、ビール酵母、こんにゃく粉、卵殻カルシウム、魚油(マグロ・イワシ・カツオ)、昆布、ミネラル類(Na、Mg、Zn、Se、Fe、Cu)、ビタミン類(E、B1、D3) タンパク質:9.0以上
脂質:4.3%以上
繊維:0.1%以下
灰分:1.4%以下
水分:78.0%以下
カロリー:93kcal

野菜なども入っていますし、皮膚ケアにも良い脂質(魚油)も入っているので総合的な栄養という意味でも、バランスは良いと思います。

ただし、どちらもチキンの使用があるので、残念ながらチキンアレルギーな子には与えないほうがベター

気になる方は、初回送料無料のお試しセットがYahooや楽天市場、もしくは公式サイトであれば販売されているので(しかも破格で)、気軽に注文してみてください。変な勧誘とかもありませんでしたよ♪残念ながらAmazonではウェットフードを含むお試しセットの販売はありませんでした。

 

犬の管理栄養士おすすめのウェットフード⑦K9 Natural

トライプフードとして人気のK9ナチュラルのご紹介です。

まず、そもそもK9には、

  • ドライの総合栄養食5種類
  • 缶詰めタイプの総合栄養食のウェットフード種類
  • トッピング専用のトライプのみのドライフード
  • トリーツ(おやつ)

とあり、個人的には全部好きですし、総合栄養食もご紹介したいところではあるのですが、食いつきUPや、犬に合う栄養食として、今回はトッピングアイテムについてご紹介したいと思います。

先にトッピングアイテムの詳細を確認してみましょう!

原産国 ニュージーランド
販売容量
  • トッピングフード:(ビーフ)9g、75g、250g
  • トッピングフード:(ラム)7g、57g、200g
種類 2種類(ラム・ビーフ)
特徴 グレインフリー、無添加、フリーズドライ
購入できる実店舗 https://www.k9natural.jp/shop/
購入できる公式サイト 公式サイトAmazon
Yahoo!ショッピング楽天市場

※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。

そもそも、K9のドライフード(ウェットフードやトリーツ以外)は、フリーズドライでできていて、トライプの栄養価を壊さないよう、無菌の牛やラムのトライプを最低限の熱加熱で作る製法で作られています。

そのため、正直なところ…とてつもないトライプ臭(いい匂いではありません)がするので、はじめて与える人は覚悟しておいた方がいいかもしれません。

私も最初は、なんだこの匂いは…と衝撃でした

が、これは、犬にとってはたまらない香りなんですよね。

でも、トライプには犬に必要な栄養(乳酸菌を含む)がたくさん詰まっているので、食が細い子はもちろん、お腹の調子が悪い子にもサプリメント的な使い方ができるのがポイントです。

ラムのトライプとビーフのトライプの2種類あり、それぞれ販売容量が異なるのですが、ビーフにアレルギーがある子もいますのでその場合はラムトライプを与えるようにしましょう。

いたってシンプルなのに高栄養価!

原材料 成分
ラム

子羊のグリーントライプ(胃袋)100% タンパク質:60.0%以上
脂質:18.0%以上
繊維:2.4%以下
灰分:未記載
水分:8.0%以下
カロリー:416.5kcal
ビーフ

牛のグリーントライプ(胃袋)100% タンパク質:47.0%以上
脂質:35.0%以上
繊維:2.0%以下
灰分:未記載
水分:8.0%以下
カロリー:549.0 kcal

成分をご覧いただいてもわかるように、100gに対する栄養価が大変高くなっています。そのため、食べ過ぎは禁物!

与え方としては、水やぬるま湯で少しふやかしてから与えるのですが、フリーズドライという手前見た目もパサパサしている感じで、持った時もとっても軽いです。手でほぐしてフードの上に乗せてあげることもできます。(ふやかさないといけないということではありません)

犬本来の食べたい本能を刺激するのにも良いですし、ちょっと不調な時、特別な時のご褒美などにも使いやすいので、個人的にはおすすめです♪

変な得体のしれないサプリや栄養剤を与えるのは心配…という方もいらっしゃるでしょうから、こういったアイテムを取り入れて、愛犬の食欲を満たしてあげるのもアリだと思います。少量パックの販売もあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね!

 

 

ウェットフードを与える際の注意事項とは?

ウェットフードを与える際の注意点がいくつかありますので、ここでは箇条書きで軽くご紹介しておきます。(詳細はこちらの記事でご紹介しているので)

  • 水分が多いため開封後は傷まないよう早く食べきること(冷蔵保存必須)
  • 同じ量のドライフードを食べるよりカロリーが低いので注意
  • ウェットフードだけを与えるのではなく、トッピングとして与える
  • ウェットフードで与えるカロリー分、ドライフードを減らして与える
  • 凝固剤や着色料、発色剤(亜硝酸ナトリウム・二酸化チタンなど)が不使用のものを選ぶ
  • ウェットフードは歯につきやすいので、歯磨きをしてあげるようにする
  • 水分をしっかり取っているか確認する

※ウェットフードしか食べられない子(噛む力が弱い、シニア犬、食欲低下)の場合は、ウェットフードだけでも構いません。

意外に誤解されていることがあるのでご説明しておきたいのですが、ウエットフードを30g食べるのと、ドライフードを30g食べるのとでは摂取できるカロリー数が全く異なります。ウェットフードはドライフードよりもヘルシーにできているためです。

ダイエットには良いんだけどね♪

つまり、同じグラム数食べても、ウェットフードでは全然必要カロリーに足りていない状態になるため、必要なカロリーを摂取させようとすると、とんでもない量のウェットフードを食べなければなりません。

いくら食いしん坊な子であっても、普段はずっとドライフードで、ウェットフードを食べ慣れていない子の場合、お腹を壊してしまったり、ウェットフードゆえに軟便になってしまったりするケースもあるので、ウェットフードだけを急に与えるというのは注意が必要です。

ですので、原則としてはトッピングとして与えることを推奨しています。体調が悪い・歯が弱くて噛めない・ドライフードが食べられないなどでもなく、スペシャルメニューとして与える場合は、ウェットフードだけにしないようにしましょう。

特にウェットフードに不慣れな子いきなりたくさん与えない方が安心

また、水分が多いウェットフードを食べることで、水を飲む量が減ってしまう子もいます。ウェットフードを食べることで水分を取れているからです。とはいえ、ウェットフードを食べたからといって、1日に必要な水分が摂取できているわけではありません。

犬が1日に必要な水分量は、体重×体重×体重=√√×70で出てきた数値にccをつけた量です。(10kgの子であれば、10×10×10に√を2回して、そこに出てきた数値に70をかけるので394ccとなります)

そのくらいしっかり水分も取れているか、あからさまに水分摂取をしようとしていない(し忘れてしまっていない)などがないか気に掛けてあげるようにしましょう。

 

 

上手にウェットフードを取り入れて愛犬との食生活を楽しもう♪

最近のドッグフードってほんとによくできたものがたくさんありますし、海外のもの、国産のものを合わせたら、もうとんでもない量の種類があると思います。反面、ほんまかいな?というような良いことばかり書いてあるフードもありますので、悩みどころでもあり…。

そんな中でも、一体どれを与えらた良いのか…。

この記事が、そんな迷いがある方の参考になれば幸いです。

愛犬に自分が与えたものを美味しそうに食べてもらえると嬉しいでしょうし、特別な日なんかには、ちょっとくらい贅沢もさせてあげたいと思う方もいると思います。愛犬と楽しい食生活を送ってくださいね♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました