パピー(子犬・幼犬)を飼うと、ほーんと大変なことが多いですよね。
しつけにトイレトレーニング、散歩の練習、社会化…心配も増えますし、ちょっと目を離したすきにいたずらしていたり、思いがけない行動をとっていたり…我が家も家具をどれほど破壊されたことか…。
小さな体でパワフルに遊んで、パワフルにものを壊して、やんちゃなことをしてくれるわけで。それもこれも、元気に成長している証でもあり仕方ないのですが、ふと、
これからしっかりした成犬になっていけるのだとうか?
と、不安に感じる方も多いのではないでしょうか?しつけなどは飼い主さんの頑張り次第でもありますが、元気な成犬に育っていくためには、散歩や運動、睡眠だけではなく、食事も重要です。パピー(子犬・幼犬)に見合った栄養があるフード選びができているでしょうか?
今回は犬が一番成長する大事な時期でもある、パピー期(幼犬期・子犬期)のフード選びについてご紹介していきます。健康的で丈夫な体づくり・元気な成犬に育っていける食生活を送る参考にしてくださいね。
なお、いろいろ書いてありますが、愛犬の体質や不調などに合わせて考えたい・愛犬に合うやり方を教えてほしい・相談してフードを決めたいという方は、お気軽に当サイトにお問い合わせくださいね♪
パピー用フードを選ぶ時のポイントとは?必要な栄養もチェック!
パピー期(子犬期・幼犬期)と妊娠中・育児期の母犬は、犬の生涯の中でも一番多い栄養が必要になります。特にパピーの場合は、これから臓器も骨も丈夫になって、体もどんどん大きくなって、歯も生え変わり、食べて寝て、成犬へと日々成長していく時期ですもの。
そんな急成長をするタイミングですから、栄養が必要なのは当然なのですが、どのくらいの栄養が必要なのかは、以下のように、AAFCOによって定義づけされています。(AAFCOで決められたルールを日本も採用しています)
AAFCO推奨・パピー | |
たんぱく質 | 22.5%以上 |
脂質 | 8.5%以上 |
粗繊維 | MAX4% |
灰分* | 設定無 |
水分 | 10%以下 |
※2. 灰分*(=ミネラル分)はパーセンテージとしては提示されておらず、リンとカルシウムの比率は、1:1~1:2などといった理想比率が記載されています。
フードのパッケージの成分記載をチェックしてね
この成分値をクリアしていないフードは、パピーにはふさわしくないものです。パピー用・子犬用とパッケージに記載されているのもは、上記をクリアしているはずなのですが、多頭飼いなどで、成犬と同じフードを与えている方などは、今一度、確認してみてくださいね。
なお、パピー(子犬・幼犬)って日々、驚くほどに急速に大きくなっていきますので、給餌量にも注意が必要です。フードのパッケージに、大体の月齢と体重に対する給餌量が書いてありますが、あくまでこそれは目安にすぎません。
それに一気に体格が成長していく時期もありますし、成長のスピードは私も色んなわんちゃんを見てきましたが、本当に個体差があります。愛犬のサイズ・理想体型は獣医師にも聞くながら、適正量を与えていけるようにしましょう。
超小型犬~超大型犬まで、犬種のサイズでパピー期の認識は異なります
パピー(子犬・幼犬)は1歳までと、漠然と思っている方も多いかもしれませんが、パピー期の認識は犬種によって異なりますのでご注意ください。自身の飼っている犬種が、どのくらいの月齢で成犬という認識になるのか確認しておきましょう。
たとえば、チワワの8か月と、ゴールデンレトリバーの8か月では、成長具合はまったく違うんですよね。このように、パピー用フードから成犬用フードに切り替えるタイミングも、体格(成犬になった時の体の大きさ)・骨格・犬種などによって異なります。
心配な方は、獣医さん相談してみるとよいでしょう。(面白い記事があったので、こちらの記事も参照いただければと思います♪)
オールステージフード・オールライフステージフードってどうなの?
オールステージフード、オールライフステージフードなんて呼ばれるフードがありますが、文字通り、「全年齢で食べられるフード」のことを指します。(全年齢対象と書いてあるものもあります)
ということですね。
ただ、私の意見としては、オールライフステージフードでパピー期(もしくは、生涯)を過ごしていくのはおすすめしません。
たまたま愛犬に合うフードがオールステージフードだっただけならOKですが、「これ食べてたらシニアまで安泰」「オールステージフードだから、生涯これひつでいいや」「オールステージだったら、今後フードを替える手間もなくて楽」という考えは、おすすめできません。
人間だって子どもと大人で必要な栄養は違うよね
たしかに、オールステージフードで、パピー期からシニア期まで食べられるのであれば、ライフステージフードの変化によって、毎回フードを選び直す必要もないでしょう。
多頭飼いで色んな年齢の犬がいる方の場合は、わざわざそれぞれのフードを替えないで良いので、家計的にも助かります。アレルギー体質な子だったら、なおさら、確実に食べられるフードを見つけて、それがオールライフステージフードだったら安心ですし。
それなりにメリットもあるのですが、ただ、パピーに必要な栄養とシニア犬に必要な栄養は当然ながら異なります。ですので、パピーにもいけて、シニアにもいけるなんて、栄養の成分数値的な面での話に過ぎません。そんなことより、本当にその栄養価でいいかどうかが重要です。
気をつけていきたいポイントが違うもんね
パピーとシニア犬では基礎代謝も全然違います。これから筋肉をつけていきたい世代のわんちゃんと、今ある筋肉をいかに維持していくかを考えるシニア犬に必要な栄養が同じわけがないのですから。
シニア犬にはシニア犬に良いフード選びの基準がありますし、ライフステージだけではなく、運動量によってもまったく必要とする栄養価は異なります。愛犬の生活スタイルに合わせて、フードは選ぶようにしておきましょう。
とはいえ、オールステージフード=パピーに絶対だめなんてことはありません。以下でご紹介しているフードですと、比較的運動量があって、成犬の中でも若年のまだまだ成長過程にある子におすすめなフードばかりですので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
犬の管理栄養士がおすすめする!パピー期に適したドッグフード7選
では、どんなフードを選べばいいのでしょう?フード選びの基本は以下の記事にも記載してありますが、今一度軽くおさらいしてみますと、
この3つはマストです。
その上でさらに、ヒューマングレードであるとなおよしだとお考えください。また、パピー期は胃腸も歯も未発達なので、フードの粒のサイズが大きすぎないこともポイントです。
当然ながら、パピー期に必要な栄養が摂取できるフードであることが大前提ですが、今回は、オールステージフードは割愛して、パピー用フードとして販売されているフードに絞って、ご紹介していきます。参考にしてくださいね。
パピー期に適したドッグフード①アーテミス・フレッシュミックス
個人的に好きなメーカーのひとつ、ARTEMIS(アーテミス)のご紹介です。アーテミスには、
- FRESH MIX(フレッシュミックス)
- アガリクスI/S
- OSORURE(オソピュア グレインフリー)
とありますが、今回はパピー用フードがある、フレッシュミックスをピックアップしました。我が家の愛犬もOSORURE(オソピュア)を食べていますよ♪
スモールブリードよはなっていますが、キブルが小さすぎるわけでもなく、大きすぎるわけでもないので、大型犬になるような子の場合でも、問題なく与えることができます。
よくをいえば、もう少しパッケージがかわいくなると嬉しいなぁ
原産国 | アメリカ |
種類 | フレッシュミックス スモールブリードパピー |
販売容量 | 1kg、3kg、6kg |
粒のサイズ | 直径9mm、厚さ3mm |
特徴 | グルテンフリー、無添加、ヒューマングレード |
公式サイト | https://kmt-dogfood.com/item/artemis/freshmix02/ |
購入できるサイト | 公式サイト、Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場 |
ネットでも買いやすいんだ
原材料も念のため確認しておきましょう。
フレッシュチキン・ドライチキン・フレッシュターキー・卵・玄米・えんどう豆・えんどう豆粉・鶏脂肪(混合トコフェロールによる保存処理済)・豆タンパク質・トマト搾り粕(リコピン)・黍・フレッシュダック・フレッシュサーモン・フラックスシード・チキンスープ(天然風味料)・サーモンオイル(DHA 源)・塩化コリン・乾燥チコリ根・ケルプ・人参・リンゴ・トマト・ブルーベリー・ほうれん草・クランベリー・ローズマリーエキス・パセリフレーク・グリーンティエキス・大麦エキス・L-カルニチン・ラクトバチルスアシドフィルス・ビフィドバクテリウム アニマリス・ラクトバチルスロイテリ・ビタミンE・キレート鉄・キレート亜鉛・キレート銅・硫酸第一鉄・硫酸亜鉛・硫酸銅・ヨウ化カリウム・チアミン硝酸塩・キレートマンガン・酸化マンガン・アスコルビン酸・ビタミンA・ビオチン・パントテン酸カルシウム・硫酸マンガン・亜セレン酸塩ナトリウム・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)・ビタミンB12・リボフラビン・ビタミンD・葉酸
引用元:ケイエムテイ公式サイト
完全グレインフリーではないため、若干の穀物の使用はありますが、複数の動物性たんぱく質も摂取できますし、フルーツに野菜も使用されているため、大変トータルバランスもよく仕上がっています♪
成犬用フードにも移行しやすいのもポイント!
しかもこのフード、原材料がほぼ同じ内容で、成犬用フードもあるんです。そのため、パピー期を卒業して成犬フードにする時にも、同じアーテミスのフレッシュミックスの成犬用フードに移行するだけでOK!
パピー用フードから成犬用フードに切り替える時に、またいちから悩むのは億劫だ…という人もいるでしょうし、パピー用フードで愛犬に実績のあるメーカーのフードのまま、成犬用フードに切り替えられる方が安心という方もいるでしょう。
色んな栄養が必要なパピー期にはかなり優秀なフードですし、成犬以降のフードも見据えて選びたい方や、なにを与えたら良いのかわからないという方には、まず試してみて欲しいフードです。
パピー期に適したドッグフード②アカナ・スモールブリードパピー
同じパピーとはいえど、成犬になった時に、超小型犬もいれば、一般的な小型犬、中型、大型、超大型…とサイズは違いますよね。それゆえに、犬種やサイズ特有の気をつけていきたいポイントもそれぞれ違うのも当然です。
たとえば大型犬だと、その体重を支えられるだけの関節も強化し、筋肉量が必要になってきますし、犬種的に運動量が多いのであれば、骨を丈夫にする必要もあります。また、サイズによってはフードの粒のサイズも、食べやすいサイズは異なるわけです。
そこで!今回は、ACANAのパピーレシピをご紹介します!原材料は同じままに、それぞれの成犬時の体格に合わせた作りになっているんですよ♪
わたしとセントバーナードの食べ方は違うんだもん
原産国 | カナダ |
種類 |
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販売容量 |
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粒のサイズ |
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特徴 | グレインフリー、グルテンフリー、 無添加、ヒューマングレード |
公式サイト | https://acana.net/products |
購入できるサイト | 公式サイト、Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場 |
販売容量も体格に合わせてあるんですね
スモールブリード~ラージブリードまで、フードの粒の大きさが微妙に違うのがおわかりいただけるでしょうか?
ちなみに、パピーレシピは全犬種に対応できサイズになっておりますが、少し大きくて食べにくいようであれば、スモールブリードにしてください。ラージブリード用は大型犬・超大型犬の子犬(目安として成犬時25kg以上)におすすめです。
原材料は同じではありますが、それぞれの配分を若干ずつ変えてありますので、保証成分値もそれぞれ異なりますが、それぞれの犬種の特性に見合うように調整されています。
成犬になった時にこういう工夫があるとありがたい!。
鮮鶏肉, 乾燥鶏肉, 赤レンズ豆, グリーンピース, 鶏内臓 (レバー, 心臓) 鶏脂肪, 乾燥七面鳥肉 ,卵 , ヘイク , 乾燥ニシン, フィッシュオイル, 緑レンズ豆, ヒヨコ豆, イエローピース, ヒヨコ豆繊維, エンドウ豆スターチ, 七面鳥レバー , 乾燥ケルプ, カボチャ,バターナッツスクワッシュ, ニンジン, リンゴ, 洋梨, ズッキーニ, 乾燥チコリールート, ケール, ホウレン草, カブラ菜, ビートの葉,クランベリー, ブルーベリー, サスカトゥーンベリー, ターメリック, オオアザミ, ゴボウ, ラベンダー, マシュマロルート, ローズヒップ ,クエン酸, ローズマリーエキス, 塩化コリン,亜鉛,銅, ビタミンB1, ビタミンB2, ナイアシン ,D-パントテン酸カルシウム,ビタミンB6, 葉酸, ビタミンB12, ビタミンD3, ビタミンE, ビタミンC ,エンテロコッカスフェシウム菌
引用元:アカナ公式サイト
ACANA(アカナ)も先ほどご紹介したアーテミスと同じく、フルーツや野菜、動物性たんぱく質もお肉にお魚も配合されていますので、トータルバランスもばっちりです♪
なお、アカナは高たんぱくなフードですので、成犬以降に運動量が多くなりそうなわんちゃん、多くしていこうと思っている方に向いています。そんなに運動しない場合は、太る原因にもなりかねないので注意してくださいね。
パピー期に適したドッグフード③ナウフレッシュ(Now Fresh)パピー
個人的に超大好きなフードとしても何度か当サイトでもご紹介している、ナウフレッシュ(Now Fresh)。値段はそれなりにしちゃいますが、ドッグフードとして評価されるべき内容が盛りだくさんなんです♪
低温調理でゆっくりと製造されているので、開封した時に、ふわっと美味しい香りがします。
ナウフレッシュも、パピー用フードだけではなく、成犬フードもあれば、アレルギー対策のフィッシュタイプのフード、シニア・体重管理フードもあるので、体型や月齢に合わせて、ナウフレッシュのシリーズの中でフードを替えていけるのも嬉しいポイントです。
小粒とレギュラー粒があります♪
原産国 | カナダ |
種類 |
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販売容量 |
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粒のサイズ |
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特徴 | グレインフリー、グルテンフリー、ミールフリー 無添加、低温調理 |
公式サイト | https://www.gpn-inc.co.jp/now |
購入できるサイト | 公式サイト、Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場 |
原材料は、レギュラー粒も小粒もほぼ同じなので、まとめて確認してみましょう!
成犬用であれば、お試しサイズもありますよ♪
ターキー生肉(骨抜き)、乾燥鶏卵、エンドウ豆、エンドウ豆粉、ポテト、ポテト粉、キャノーラ油、ナチュラルフレーバー(チキン由来)、ココナッツ油、サーモン生魚(骨抜き)、ダック生肉(骨抜き)、フラックスシード、リンゴ、エンドウ豆繊維、アルファルファ、トマト、ニンジン、カボチャ、スイートポテト、スクワッシュ(カボチャ類)、バナナ、ブルーベリー、クランベリー、ブラックベリー、ザクロ、パパイヤ、レンズ豆、ブロッコリー、微細藻類由来油(アルジオイル)、乾燥チコリ根、乾燥ローズマリー、リン酸一カルシウム、炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、塩化コリン、タウリン、ビタミンEサプリメント、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸塩(ビタミンC源)、ナイアシン、d-パントテン酸カルシウム、ビタミンAサプリメント、硝酸チアミン、リボフラビン、β-カロテン、ビタミンB12サプリメント、ビオチン、塩酸ピリドキシン、ビタミンD3サプリメント、葉酸、硫酸第一鉄、タンパク質キレート亜鉛、タンパク質キレート鉄、セレン酵母、酸化亜鉛、硫酸銅、タンパク質キレートマンガン、タンパク質キレート銅、酸化マンガン、ヨウ素酸カルシウム、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵生成物、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵生成物、DL-メチオニン、L-リジン、塩化カリウム、L-カルニチン、ミックストコフェロール
引用元:GPN公式サイト
こちらも同じく、お肉にお魚、野菜にフルーツと大変バランスよく配合されているので、これから成長していくパピーにはとても良いですね!
また、昨今高たんぱく過ぎるフードが多いのですが、適度なたんぱく質量に仕上がっています。栄養はしっかりあるのに、高たんぱく過ぎないほど良いフードってあまりないので、これはナウフレッシュならではのメリットではないでしょうか?
パピー期に適したドッグフード④プラペ(プラネットペット)
ファンが多いプラペ(プラネット・ペット)のフードのご紹介です。このフードは、創業者でもある方ご自身が、がんを患った際に、食べ物の重要性を痛感したことをきっかけに誕生しました。
- ヒューマングレード・食材の鮮度
- 食材仕入先の徹底管理(トレーサビリティ)
- 工場の衛生面の管理
- 無添加
などにこだわったドッグフードで、使用する肉類は肥育ホルモン剤は一切不使用のものになっています。
ナチュラル素材であることにこだわっているため、自然界本来の栄養、つまり、犬本来の食生活ができる作りになっていますし、アレルギーの原因になりかねないものは徹底的に排除してあるため、安全性も高いフードといえるでしょう。
ただ、購入できる場所が少ないのがネックかな~
原産国 | イギリス |
種類 |
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販売容量 | 2kg単位 |
粒のサイズ | 直径10mmのドーナツ型、厚さ5mm |
特徴 | グレインフリー、グルテンフリー、無添加 トレーサビリティ、返金保証制度 |
公式サイト | https://purape.jp/ |
購入できるサイト | 公式サイト、Amazon |
唯一難点があるとすると、購入できるのが、公式サイトかAmazonのみになってしまうことです。
逆に言えば、それだけ、トレーサビリティを確保するために、横流しされないように管理できているということなのですが、実物を見てい買いたい人や、他のECサイトユーザーにとっては手を出しにくいかもしれません。
ポイ活をしていて、お得に買いたい人には微妙かな?
でも、原材料はたしかに、本当にシンプルなのに必要なものはバッチリ配合されていて、アレルギー体質な子でも食べやすい作りになっていました。
ラム58%(新鮮に調理されたラム35%、乾燥ラム17.5%、ラム脂3.5%、ラムストックを含む2%) サツマイモ、ヒヨコ豆、 レンズ豆、 アルファルファ、 エンドウ豆、リンシード、 ビタミン類(A、D3、E) 、亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素、リンゴ、 ココナッツ、 ニンジン、 ウコン、 かぼちゃ、 ほうれん草、 ブロッコリー、 ショウガ、 海藻、 クランベリ、緑茶エキス、グルコサミン 、コンドロイチン酸 、ユッカ・シジゲラ 、メチルサルフォニルメタン(MSM) 、プロバイオティクス(善玉菌-エンテロコッカス・フェシウム, ラクトバチルス菌) 、プレバイオティクスFOS、有機セレン
引用元:公式サイト/ラム&リンゴ
ただし、赤字に表記したメチルサルフォニルメタン(MSM)は、イギリス産フードによく配合されているのですが、合わない子もいるので、与えながら愛犬の様子をチェックしておいてください。詳細はこちらをご確認ください。
でも!返金保証制度があるんですよ!!
食べなかったり、満足いかなったりの場合には、100%返金をするという制度があるので、これなら、下手なフードを買って失敗するよりも、よっぽど安心して買えるのではないでしょうか。
お客様やお客様の愛犬に100%ご満足いただけない場合は、いつでも、ご購入商品代金を全額を返金いたします。 050-3185-3899までお電話、もしくは、shopmaster@planetpet.jp までメールにてご連絡ください。
引用元:公式サイト
さらに、少量(150g)のサンプルフードであれば無料で注文が可能です!(詳細は公式サイトに!こちらからご確認ください。)
残念ながら、パピー用フードは対象外なのですが、購入先は限られていたとしても、これなら、試す価値があるといえますよね♪
パピー期に適したドッグフード⑤ウェルネス(WELLNESS)
シリーズ展開が豊富で、ホームセンターやペットショップなどでも手に入りやすいフードとしてご紹介したいのが、アメリカのドッグフード・WELLNESS(ウェルネス)です。
- ウェルネス
- ウェルネス穀物不使用
- ウェルネスコア(高たんぱく質・穀物不使用)
- ウェルネスコアダイジェスティブヘルス
- ウェルネスシンプル(食物アレルゲンに配慮)
とあり、シンプルシリーズは単一たんぱく源のフードですので、アレルギー体質な子でも食べやすい仕様になっています。ただ、シンプルシリーズは成犬用しか販売がありません。AAFCOの栄養価としてパピー用にはふさわしい栄養ではないためです。
そしてスタンダードなウェルネスとコアダイジェスティブは、個人的にはあまりおすすめしていない原材料が使用されているので…と消去法をしていき…今回、パピー用フードでおすすめとしてご紹介したいのは2種類!
どちらもグレインフリータイプです!
原産国 | アメリカ |
種類 |
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販売容量 | 800g、1.8kg |
粒のサイズ |
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特徴 | グルテンフリー、グレインフリー、無添加 |
公式サイト | https://www.wellnesspetfood.jp/natural-dog-food/dry/ |
購入できるサイト | Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場 |
ウェルネスコアは、我が愛犬も一時食べていたフードです。が、粒が少し大きく感じるかもしれませんので、超小型犬などには不向きかもしれません。でも、気になる方は、フードクラッシャーなどを使用して与えてくださいね。
ひとつ持っていると助かりますよ♪
|
原材料については、2つともそこまで違うわけではないのですが(若干異なります)、今回はウェルネスコアのタイプで確認してみましょう。
骨抜き七面鳥、チキンミール、えんどう、七面鳥ミール、レンズ豆、鶏脂(ミックストコフェロールで酸化防止)、粗挽き亜麻仁、トマトポマス、サーモンミール、サーモン油、チキンエキス、ほうれん草、ブロッコリー、にんじん、パセリ、りんご、ブルーベリー、ケール、スペアミント、チコリ根抽出物、ラクトバチルス・プランタルム、エンテロコッカス・フェシウム、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・アシドフィラス、ユッカ抽出物、コリン、E、ナイアシン、A、B1、パントテン酸、B6、B2、ビオチン、D3、B12、葉酸、C、食塩、塩化カリウム、亜鉛タンパク化合物、硫酸亜鉛、炭酸カルシウム、鉄タンパク化合物、硫酸第一鉄、硫酸銅、銅タンパク化合物、マンガンタンパク化合物、硫酸マンガン、亜セレン酸ナトリウム、ヨウ素酸カルシウム、タウリン、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物、スペアミント抽出物
やはり、動物性たんぱく質はお肉にお魚の両方が配合されていたり、野菜にフルーツもバランスよく配合されていたり、乳酸菌類(ラクト○○というもの)も入っていたり、亜麻仁で被毛ケアもできたりと、トータルで見ても文句なしです♪
今後運動量を増やしたい子は、高たんぱくなウェルネスコアを採用してみてはいかがでしょうか?
パピー期に適したドッグフード⑥ベルカンド(BELCANDO)
そんなに知られていないであろう、ドイツのフード「ベルカンド(BELCANDO)」のご紹介です。ホリスティックニュートリションードということなのですが、みなさん、ホリスティックって意味、ご存知でしょうか?
簡単に言うと、自然界のもので相互作用を活かし、生命力や免疫力を上げるようなトータルバランスのとれたものという感じです。食べ合わせやそれぞれの栄養素が体に活かされやすいように考えられているとでもいいましょうか。
ただ体にいいといわれているものを掛け合わせて作ったのではなく、それぞれの食材の栄養素が最大限に活かされて、体に有効に働くというニュアンスです。ただただ、栄養的な数値をクリアできるごはんよりも、効率的に食べて栄養摂取できるよう設計されています。
どうせ食べるならよりよく食べたいですもんね
原産国 | ドイツ |
種類 | パピーグレインフリー チキン |
販売容量 | 800g、3kg |
粒のサイズ | 直径7mm~10mm程度、厚さ5mm程度 |
特徴 | グレインフリー、グルテンフリー、 無添加、トレーサビリティ、ヒューマングレード |
公式サイト | https://www.belcando.com/ |
購入できるサイト | Amazon、楽天市場 |
パピー専用のフードは1種類ではありますが(ドイツではジュニアというシリーズもあるようですが、日本ではまだ買えない様子)、成犬になって以降のフードも充実しているので、今後成長した時にもフードを切り替えて行きやすいというメリットもあります。
シニアフードや馬肉フードもあるんですよ
フードローテーションを成犬になったらしようかとお考えの方にもおすすめです。
原材料も念のため確認しておきますと…
新鮮な鶏肉 、乾燥低灰分鶏肉タンパク質、アマランサス、ポテトデンプン、えんどう豆粉、フィッシュミール(海魚)、鶏肉脂肪、海洋動物プランクトン粉(オキアミ)、加水分解ゼラチン、ビール酵母、乾燥卵、乾燥イナゴマメのさや、乾燥シュガービートパルプ、二リン酸カルシウム、サーモンオイル、加水分解された家禽肉レバー、チアシード、塩化ナト リウム、塩化カリウム
引用元:公式サイト
と、アレルギーの減員になりそうなものもほとんど使用されていません。
野菜やフルーツは少なめな印象ですが、アマランサスというスーパーフードが配合されています。アマランサスは、ミネラルやビタミンのバランスも良く、最近ビーガンの方などにも注目されている食材です。健康志向の方は、試してみる価値があると思いますよ♪
パピー期に適したドッグフード⑦ SOLVIDA(ソルビダ)
自然派志向の方に人気なアメリカのフード・SOLVIDA(ソルビダ)。個人的には、超大型犬から小型犬あたりにおすすめです。オーガニックって言葉はよく聞きますが、アメリカでオーガニックを名乗るためには、厳しい審査基準をクリアしていなければなりません。
少し例を挙げてみますと、
- 肥育ホルモン剤や抗生物質の使用は禁止
- 過去三年間にわたって化学肥料農薬を使用していない畑で作る農作物であること
- 遺伝子組換えに由来するものは禁止
- 家禽については、オーガニック飼料100%のものを与えていること
などがあります。
しかも、ソルビダのコンセプトに、赤ちゃんが食べてもいいレベルのクオリティーも食材というものがあり、だからこそ、愛犬に健康的なご飯を食べさせたい人に人気なのでしょうね。
パピー用は1種類だけですがありますよ♪
原産国 | アメリカ |
種類 | チキン室内飼育子犬用 |
販売容量 |
900g、1.8kg、5.8kg、12kg
|
粒のサイズ | 直径7.5mm、厚さ5mm程度 |
特徴 | グレインフリー、グルテンフリー、 無添加、オーガニック食材 |
公式サイト | https://solvida.jp/ |
購入できるサイト | 公式サイト、Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場 |
かなり小粒で食べやすいので、超小型犬でも食べやすいのが嬉しいですね♪
逆に言う大型犬・超大型犬などにとっては、粒が小さいがために、早食いになってしまうこともあるので、誤嚥しないよう注意しておきましょう。粒のサイズや形状って食べ方にも影響する、大事なことなんですよね。
全体的に大人しく過ごす室内犬向けのフードです
シリーズ展開も以下の5種類。すべて、「室内飼育犬」というネーミングになっていて、キブル(粒)が小さめになっています。そして、カロリーも控えめになっているのですが、やはり、室内犬だとそんなに運動量がないので、栄養過多にならないことも重要なポイントです。
- 成犬用:約8mm、350kcal/100g
- 子犬用:約7.5mm、365kcal/100g
- 7歳以上用(シニア):約8mm、330kcal/100g
- 体重管理用(ライト):約8mm、310kcal/100g
- ターキー:約8mm、350kcal/100g
日本は特に小型犬が人気ですし、海外ほど走り回らせたり、ひたすら外で遊ばせたり、散歩量が1回1時間以上したりというご家庭は少ないでしょうから、日本の犬の飼い方には合っているように思います。(※運動量が多い子や大型犬には、もう少し栄養価があった方がよいでしょう)
何が合うかは、体格や運動量から決めていこう
原材料は基本的にすべてがオーガニックなのですが、念のため確認しておきますと…
チキン生肉、乾燥チキン、乾燥豆類、エンドウ豆粉、エンドウ豆プロテイン、乾燥ヒヨコ豆、タピオカ粉、アルファルファ、ひまわり油、天然フレーバー、挽き割りフラックスシード、乾燥ジャガイモ、鶏脂肪、乾燥サーモン、エンドウ豆でんぷん、サーモンオイル、乾燥トマト繊維、乾燥レンズ豆、乾燥ビール酵母、タウリン、ひまわりの種、乾燥かぼちゃ、乾燥ブルーベリー、乾燥にんじん、乾燥ブロッコリー、乾燥大豆、加水分解酵母、乾燥チコリ根、乾燥セージ、乳酸、ユッカフォーム抽出物、ガーリックパウダー、食塩、塩化カリウム、プロテイネイテッド亜鉛、プロテイネイテッド鉄、プロテイネイテッド銅、プロテイネイテッドマンガン、ヨウ素酸カルシウム、セレニウム酵母、塩化コリン、ビタミンE補助食品、ナイアシン補助食品、ビタミンB1硝酸塩、D-パントテン酸カルシウム、ビタミンA補助食品、ビタミンB6、リボフラビン補助食品、ビタミンD3補助食品、ビオチン、ビタミンB12補助食品、葉)、イースト菌、乳酸菌、麹菌、糸状菌、枯草菌ミックストコフェロール
引用元:公式サイト
となっています。
「プロテイネイテッド(Proteinated)」とは 、吸収を高めるためにタンパク質分子に結合させたものという意味です。直訳するとプロテイン(=たんぱく質)されたという意味ですが、たんぱく質と結合させることによって、吸収率をアップさせています。
微量ミネラルもしっかり体内吸収ができるのは、嬉しいですね!気になる方は、無料サンプルの申し込みもできますので、取り寄せてみてくださいね。
パピー期のフードは、健やかな成犬になるために重要なものです!
パピー期は犬の一生でも、一番重要な時期です。社会化も学ぶ時期であり、栄養だけではなく、色んなことも覚える時期でもありますしね。
筋肉・骨・臓器など、急激に成長するタイミングただ起きて、寝て、食べて、排泄をして…そんなだけに見えますが、みるみるうちに成長し、この時期に栄養が足りないようなことにならないようにしなければなりません。
そのため、この時期のフード選びは今後、成犬期の健康・体格を左右するといっても良いほど大事なことです。もちろん、フードだけではなく、トレーニングでおやつを使うこともあるでしょうから、おやつ選びも慎重に♪健やかな成長をサポートしていってくださいね!
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