なんキロから中型犬?何歳から成犬?体重と月齢の疑問に答えます!

サイトについて

うちは小型犬だから」「うちはシニアだから」なんて話すこともあると思いますが、その感覚って人それぞれ少し違うことがあるのをご存知でしょうか?

なぜなら、サイズなどに関しては世界的な基準が正式には設けられていないからです。

実際にいろんなサイトを見ても、

  • 何キロからを小型犬・中型犬・大型犬とするのか?
  • 何歳までがパピーなのか?何歳から成犬なのか?何歳でシニア犬なのか?

などには、さまざまな認識と判断基準がありました。体高や体重など、どこを見てどう判断するのかによって異なるものなのですよね。

今回は、読者と私の間に認識のずれがないよう、当サイトでの犬のサイズやライフステージの認識・判断基準をシェアしておきたいと思います!

 

超小型犬・小型犬・中型犬・大型犬・超大型犬の切り分け

当サイトでは、以下のとおりの切り分けをしていますので、ご参照ください。

  • 超小型犬用(3kgまで)
  • 小型犬用(3kg~10kgまで)
  • 中型犬用(10kg~25kgまで)
  • 大型犬用(25kg~35kgまで)
  • 超大型犬(35kg以上)

◯型犬と呼ばれる区分って、本当にみなさん感覚が違うようで…。でも、それって仕方ないことでもあると思います。

たとえば、体重が境目に該当する子もいますよね?10.5kgだったら中型犬と言っていいものか…犬図鑑では小型犬に該当する犬種を、体重だけで仕分けるのも違うでしょうし。

ですからあくま、これは目安だと思っていただけるといいと思います。

一概にきっちり線引きするのは難しいんだよね

小型犬を12kgまでとしているケースもありますし、20kgから大型犬と認識することもありますし、超大型犬を40kgからと認識するケースもありますし…

この辺りの認識の違いで、うちの子はどっちに該当するのだろう…というサイズの子もいるのではないでしょうか?ドッグフードって小型犬用・大型犬用などありますが、中型犬向けなどの切り分けはありません。

その場合は、口のサイズや愛犬の食べっぷりから考えてあげるようにしてくださいね。(うちのフク子も10.5~11kgなので、小型犬用フードでは小粒過ぎ、大型犬用は粒が大きすぎ…など、最初は苦戦しました…。)

 

 

ライフステージ(パピー・成犬・シニア)の切り分けについて

一般的には、パピーは1歳までと言われていることもありますが、実際は成犬の切り分けもなに型犬かによって異なります。個体差もあって、少し成長がゆっくり目かな?という子もいますので、一概に簡単に区切れるものではありません。

人によっては頭のてっぺんの骨・外矢状稜(がいしじょうりょう)が出てくると、固いものをしっかり噛めるようになった証(=骨格が形成された証)として、成犬とみなす人もいます。

ひと言でパピーや成犬、シニアなどといっても、以下のような認識があり、当サイトもこれを基準に判断していますので、確認しておいていただけますと幸いです。

まずはパピーの認識!

  • 超小型犬は生後8ヶ月前後まで
  • 小型犬は生後8カ月から9ヶ月まで
  • 中型犬は生後1年前後まで
  • 大型犬は生後1年半前後まで
  • 超大型犬は生後2年前後まで

超大型犬って、結構な月齢まで、パピー要素をもっているものなんですね♪

逆にいうと、とっても小さい超小型犬は、かなり早い月齢でパピーを卒業します。フード選びの意味でも、こういった切り分けを知っていると、役に立つと思いますので参考にしてください。

じゃあ、成犬って月齢どのくらい?

  • 超小型犬は生後8ヶ月前後~7歳あたりまで
  • 小型犬は生後8カ月から9ヶ月~7歳あたりまで
  • 中型犬は生後1年前後~7歳あたりまで
  • 大型犬は生後1年半前後~5、6歳まで
  • 超大型犬は生後2年前後~5、6歳まで

大型犬や超大型犬は、その体の大きさゆえに、体を支える筋肉量なども今後のライフステージに影響してきます。

大型犬や超大型犬は6歳辺りには、体質やこれまでの生活スタイルにもよりますが、関節ケアなどを考える時期に差し掛かっているという認識をしておくとよいでしょう。

シニア期は…

  • 超小型犬は7歳あたり以降
  • 小型犬は7歳あたり以降
  • 中型犬は7歳あたり以降
  • 大型犬は5、6歳以降
  • 超大型犬は5、6歳以降

あくまでこれは目安であって、「〇歳あたり」という表記にしています。

さきほど触れたように、体質はもちろん、怪我などもなくたくさん運動をしてきた子と、そんなに頻繁に散歩に行く機会がなかった子、成犬期までにどんな栄養素を取ってきたかなどによっても、シニア期特有の症状がみられるタイミングは異なってくるのは当然のこと。

人間でもアクティブシニアなんて言いますが、それと同様に、これまでの生活(運動・体質・食べ物)で違ってくるので、〇歳だからあなたはシニアという判断は一概にはできません。しかし、そういうステージに差し掛かっているということを意識しておくと良いと思いますよ♪

 

 

「ハイシニア」という定義・ライフステージについて

犬でいうところの「高齢期」というニュアンスで「ハイシニア」という言葉があります。

あくまで一例までにご紹介しておきますと、

  • 超小型・小型・中型犬の場合、11、12歳頃以降
  • 大型・超大型犬の場合、9歳頃以降

を、ハイシニアと呼ぶことがあるようです。目安として、犬の月齢を人間の年齢に当てたときの60歳を超えるあたりからハイシニアと呼ぶ傾向があります。

とはいえ、60歳以降でもめちゃくちゃ元気な人もいますから、個人的にはですが、元気なわんちゃんの場合には、

  • 超小型・小型・中型犬の場合、13,4歳頃
  • 大型・超大型犬の場合、10歳頃

と考えても良いのかなと感じることも無きにしも非ず。いずれにしても、これまでの生活状況は多きに関係していると、いろんな犬を見ていると感じますね!

 

各ライフステージに必要な栄養成分や、考えておきたいこと

各世代の目安を見たところで、それぞれのライフステージにどういった特徴があるのか、どういったことを考えておいたらいいのかもご紹介しておきますね。

世代 特徴
パピー・繫殖期 発育のために栄養が一番多く必要な世代。
カロリー・給餌量も多くなる
成犬期 若年期はまだまだこれから成長につながる時期。
シニア期前には変化も出てくることもあります
シニア期・ハイシニア期 関節ケアが必要になる世代でもあり、
運動量が落ちてくる世代に差し掛かります

※繫殖期とは、避妊手術をしていないメスのわんちゃんの妊娠期・育児期のことだと思ってください。

「こういうことに気をつけておけばいいんだ」と思っていれば、フード選びも楽になってくるかもしれません。また、プラスの情報としては、ここに犬種特有の出やすい症状やその子特有の症状などを加味したフード選びができればなおよしですね♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました