犬の管理栄養士がおすすめする!運動量が多い子向け高栄養価フード7選!

ドッグフードの知識・選び方

愛犬にダイエットが必要愛犬が痩せ型で太らせたい好き嫌いが多い…そういったお悩みが大変多いため、これまで当サイトでも、それぞれのお悩みに役立つフードの選び方や対処法をご紹介してきました。

しかし、気付きました。色んな他社サイトを見ていても、

  • アジリティードッグ(アジリティドッグともいいますね)
  • スポーツドッグ
  • フリスビードッグ
  • 上記のようなアクティビティをしないにしても、運動量が多めな子(例:散歩量が多い、ドッグランなどで長時間走るなど)

などの、一般的なわんちゃんよりも運動量が多い子や、特殊な動きをすることがある子、しっかりした体作りをする必要がある子などにおすすめなフードの紹介記事ってそんなにありません。

運動量がある分、高栄養価のフードがいいですね!

サプリメントで既存のフードに栄養をプラスするのもありですが、フードだけで理想の栄養が取れるに越したことはないですよね。そこで今回は、一般的なわんちゃんより、運動量が多い子におすすめなドッグフードをご紹介していきます!

逆に言うと、ご紹介するものは、そんなに運動していない子には不向きというわけです。そこまで運動量がない子や、代謝が落ちてきているライフステージの子に与えようか悩んでいる方は、採用しない方がいいかもしれません。(※体質によって異なりますが)

なお、いろいろ書いてありますが、愛犬の運動量が多い方なのか?犬種的にどうなのか?という不安もあるでしょうし、犬の個体差(年齢・骨格など)もありますし、うちの愛犬には結局どれがいいのか、合うものを教えてほしい・相談したいという方は、お気軽にお問い合わせくださいね!

お問い合わせ・ご相談はこちら

 

アジリティードッグやスポーツドッグには高栄養価のドッグフードを

まずはじめに、運動量が多いわんちゃんに必要な栄養のポイントを、まとめて簡潔にお伝えしますと…

  1. 筋肉維持・筋力アップのために高たんぱくであること
  2. 適度な脂質があること(高脂質すぎも注意なので)
  3. 関節や骨にいい成分が摂取できること
  4. 主原料がフレッシュミートであること(いくら高たんぱくでもミール主原料のものは避ける)
  5. 低カロリーなフードは避けること(※高カロリーにこだわり過ぎなくてもOK)

などがあります。

ほかにも細かいことを言い出せばきりがありませんが、上記の5点は最重視しておきたいポイントです。そもそも、一般的な生活スタイルのわんちゃんに必要な栄養と、運動をたくさんする子は取る栄養が同じで良いはずがありませんものね。

いっぱい栄養消費してるからね

ちなみにですが、ここでいう、運動量の多いわんちゃんというのは、スポーツドッグやショードッグタイプだけではありません。たとえば、

  • ドッグランなどでずっと走り続けているようなパワフルなわんちゃん
  • ドッグランに走りに行く回数が(週に1,2回など)多めのわんちゃん
  • アップダウンのある所を平気で走り回る体力があるわんちゃん
  • 動き続けている好奇心旺盛なわんちゃん
  • 成犬期に入ったばかりで、今後、運動を増やしていく予定のわんちゃん
  • アジリティーを器用にこなす、遊びが好きなわんちゃん
  • 走ってフリスビーを追いかけて遊ぶのが好きなわんちゃん
  • 猟犬など特殊なお仕事で集中力を使うわんちゃん

などのことを指します。

犬種的に運動量が多く必要な子もいれば、単純に飼い方・愛犬の性格として運動が多い子もいますので、

特別な競技とかしてるわけじゃないから関係ない♪

というように、フリスビーとかしてるわけじゃないし…なんて、対象外の犬と決めつけてしまわないよう、ご注意くださいね。

また、天気やおでかけなど、その日の状況によって運動量が変わることもあると思いますが、今回ご紹介する運動量が多い子というのは、日常的・継続的に運動量が多い子のことをいいます。

そのため、運動量が多い日が月に数回だけあるなどの場合は、今回ご紹介するフードは不向きです。そういった子の場合は、以下の記事をご参考にしていただければと思います♪

 

知っていたら便利♪プラスアルファで考慮していきたいポイント

栄養の消化吸収率がいいこと、体内で有効に働く成分が多い(バランスがいい)フードを選ぶのもポイントです。これぞまさに、犬の栄養学的な内容になってくるので、苦手な方はスルーしちゃってくださいね♪

たとえば…

  1. 分枝鎖アミノ酸(BCAA)が配合されている
  2. 鉄、マンガン、ビタミンB群、ビタミンCのバランスが良いこと
  3. 胃腸に負担が少ない消化しやすい
  4. 繊維が多すぎない

などがあります。

BCAAとは、バリン、ロイシン、イソロイシンのこと

1と2に関しては、どちらも筋肉や骨に作用する内容で、筋肉疲労の回復をサポートしたり、筋肉の動きをよくしたり(神経伝達を活性化する)、骨を丈夫にしたり、軟骨成分の生成をサポートしたりなど、栄養成分として体に直接働きかけるものです。

また、3と4は、実は相反する内容に見えるのがお分かりいただけるでしょうか?消化に良いとなると、繊維が多い方がいいように思うかもしれませんが、繊維が多すぎると、満腹に感じるのが早すぎて、運動量が多い子には不向きなんです。

そのため、しっかり栄養を吸収しながら消化もスムーズであること(=プロバイオティクスとプレバイオテイクスのバランスが良いこと)などを重視しておくとよいでしょう。※プレバイオテイクスなどについては以下の記事に詳細を記載してありますので、ご参照ください。

 

 

【重要】シニア犬に高たんぱくフードを与えるのは要注意!

シニア犬の場合は、いくら運動量が多かろうが、筋量が衰えないようにキープしなければならないとはいえ、高たんぱく過ぎるフードを与えるのは注意しなければなりません。

(そのため、この時点で、シニア犬用のフードをお考えの方は、少し踏みとどまって、考えください。これからご紹介するフードを与えて良いのかどうか。)

そもそも、たんぱく質は筋肉に必要な栄養素ですが、シニア期になってくると、あまりに筋肉に働きが強く起こると、今度は筋肉に対する負担になってしまいます。心臓にも負担をかけてしまうため、高たんぱく=良いとは言い切れないのです。

シニア犬にたんぱく質量30%のフードは危険…

それに、シニア期になると、否応なしに運動量は減っていきますし、いくら運動が多いとはいえ、基礎代謝は落ちてきています。そのため、これまでと同じように食べていても、勝手に太りやすい体質になってしまっているのです。これは人間も同じなのでわかりやすいと思います。

筋肉のためと思って高たんぱくなフードを食べていても、筋肉に変換されなかったたんぱく質は結局脂質に変身して、太る原因になるというわけです。

ですので、シニア犬の場合は、フードの保証成分欄をチェックして、30%以上になっているようなものは避けた方がよいでしょう。シニア犬の場合はいくら運動が多いといえど23~28%程度で十分ですし、徐々にたんぱく質量が少ないフードに移行していっても良いですね。

 

 

運動量の多い子におすすめな高栄養価フードを7つ厳選しました!

ここからはいよいよ、フードをご紹介してきます!今回は7つのフードをピックアップしました。

いろんなバリエーションを考えて厳選はしていますが、食物アレルギーがある子などは、ご紹介するフードが合わないこともあります。そのため、フードを切り替える時には慎重になりながら、愛犬の変化をチェックしていってくださいね。

また、フードを切り替える際にはいきなり新しいフードにするのではなく、ブレンドしながら愛犬に悪い変化が出ていないかなど、しっかし確認して切り替えていくようにしましょう。切り替える前に、こちらを一読いただけますと幸いです♪

 

運動量の多い子におすすめな高栄養価フード①サンデーペッツ

「SundayPets (サンデーペッツ)ジェントルベイク」は、トライプ配合(キングサーモン・ワイルドホキを除く)を配合した高栄養価フードです。※トライプが配合されていないシリーズも、かなり高栄養価です!

トライプは犬の体に合う乳酸菌などが取れるので、乳製品にアレルギーがあるような子の場合でも、安心して与えることができます。また、低温でゆっくり焼き上げているので、香りや栄養が熱で飛びびくくなっているため、食いつきにお悩みのわんちゃんにもおすすめです。

さらに、形がトリーツ(おやつ)のようになっていて、おやつ感覚で与えることもできます。

原材料もシンプルで、アレルギーリスクのある食材は使用されておらず、なのに、亜麻仁やブルーベリーなど、被毛ケアやアイケアにも良い成分は使用されており、トータルバランスも運動量が多い子には最適です!(例として引用をご紹介しておきますね)

【原材料名】
牛肉64%(正肉、ビーフトライプ*、ビーフレバー*、ビーフキドニー*、ビーフハート*)、野菜34.9%(カボチャ、亜麻仁、ニンジン、オオウキモ(海藻))、緑イ貝0.2%、ブルーベリー0.2%、マヌカハニー0.1%、有機リンゴ酢0.1% *季節により使用します。

引用:ビーフwithトライプ/株式会社フロントベル

サンデーペッツの詳細も合わせてご紹介しておきましょう。

ニュージーランドは食品の安全性が高い国なんだよ

原産国 ニュージーランド
種類
  • ビーフwithトライプ
  • ラムwithトライプ
  • キングサーモン
  • サーモンwithトライプ
  • ワイルドホキ
  • ホキwithトライプ
販売容量 1.3kg
特徴 グレインフリー、グルテンフリー、
無添加、トレーサビリティ、低温調理
公式サイト https://frontbell.com/sunday-pets/
購入できるサイト Amazonヤフーショッピング楽天市場
※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。

ただし、ラムwithトライプ、キングサーモン、ワイルドホキ以外のトライプ配合フードは、ビーフのトライプが配合されています。そのため、ビーフにアレルギーがある子には、ラムwithトライプ、キングサーモン、ワイルドホキから選ぶようにしましょう。

また、サーモンやチキン、ビーフなど、なにがどう良いのかは以下の記事に記載してありますので、参考にしてくださいね。

 

運動量の多い子におすすめな高栄養価フード②ウェルネスコア

WELLNESS(ウェルネス)には、いくつかのシリーズ展開があるのですが、今回は中でも高たんぱく質を売りにしたWELLNESS CORE(ウェルネスコア)をご紹介します。

ちょっと余談ですが、その他のシリーズも悪くないので触れておきますと、

  • ウェルネス(スタンダードタイプ)
  • ウェルネス穀物不使用(これも高たんぱく質で運動量が多い子にはあり!)
  • ウェルネスコア(ダイジェスティブヘルスは穀物配合)
  • ウェルネスシンプル(単一たんぱく質でアレルギーに配慮したタイプ)
  • プチアントレ(ウェットフード)

などがあり、個人的にはシンプルシリーズは、アレルギーの子でも食べやすいので好きです。

最近はホームセンターなど取り扱い店舗が増えました!

さらに、WELLNESS CORE(ウェルネスコア)にもシリーズがいくつかあるのですが、小型犬用となっているものと、そうでないもの(1~6歳のオーシャンフィッシュと高齢犬用)があります。これはフードの粒のサイズが違うということ。

フードの粒のサイズに違いがあり、小型犬用の方は7~8mmの直径の厚めのコイン型なのに対して、そうでないものは、結構サイズが大きめで、12~13mmの直径で厚みも10mmほどあり、三角柱のような形をしています。

そのため、1~6歳のオーシャンフィッシュと高齢犬用は、小型犬や歯が弱い子に与えるには不向きな粒のサイズです。アレルギーなどで、フィッシュタイプを与えたいという方は、ふやかして与えるか、もしくはフードクラッシャーで砕いて与えるようにしましょう。

ちなみに、フードクラッシャーは我が家も愛用していますよ♪

ウェルネスコアの詳細をご紹介!

原産国 アメリカ
種類
  • 小型犬 子犬用 (離乳期~1歳) 骨抜き七面鳥
  • 小型犬 成犬用(1~6歳)  骨抜き七面鳥
  • 成犬用(1~6歳) オーシャンフィッシュ
  • 小型犬 全年齢用 骨抜きチキン
  • 小型犬 体重管理用(1歳以上) 骨抜き七面鳥
  • 高齢犬用(7歳以上) 骨抜き七面鳥
販売容量 800g / 1.8kg / 5.4kg
※種類によって異なります
特徴 グレインフリー、グルテンフリー、
無添加、ヒューマングレード
公式サイト https://www.wellnesspetfood.jp/natural-dog-food/dry/
購入できるサイト Amazonヤフーショッピング楽天市場
※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。
コンドロイチン・グルコサミンも配合されているので、たくさん走り回っても、関節ケアに最適です♪

これひとつでパピーからシニアまで行けるね!

主原料がフレッシュミートなど、外したくないポイントはしっかりおさえていますし、与えやすいフードだと思いますので、個人的には好きで一時期与えていました。(愛犬の年齢と共に高たんぱく過ぎるものは避けたかったので今はこれではないのですが)

ちなみに軽く触れましたが、ウェルネスコアには、上記のご紹介したもの以外にも、「ダイジェスティブヘルス」というシリーズもありますが、これはグレインフリーではないので、今回のご紹介からは省いています。

とはいえ、穀物にアレルギーがない子であれば、まったく問題はありません。フードローテーションのアイテムとして採用するのも良いですね。

 

 

運動量の多い子におすすめな高栄養価フード③オリジン(Orijen)

肉食のオオカミのDNAを持つ犬のために、犬本来の食事・食いつき・栄養にこだわって作られたドッグフード、オリジン(Orijen)。

主原料の75%は肉でできていることにより、かなりの高栄養価フードに仕上がっています。さらに、食材が傷まないよう、5日以内の原材料をホールプレイホールプレイ(食材をまるごと)で使用しているので、鮮度も大変よく、犬本来の食事に近いですしね♪

粗悪なドッグフードだと、鮮度が悪く栄養価も低い食材を使っていたり、そもそも、生のお肉すら使っていなかったりもするのですが、これはちゃんとしいた食材を使っていなければできることではありません。

食欲をそそる香りだぜぃ!!

シリーズ展開などを確認してみましょう。

原産国 アメリカ(※もとはカナダ)
種類
  • パピー
  • パピーラージ(11.4kgのみ)
  • シニア
  • オリジナル
  • ツンドラドッグ
  • レジオナルレッドドッグ

販売容量 340g(パピー・オリジナルのみ) / 2kg / 6kg / 11.4kg
※種類によって異なります
特徴 グレインフリー、グルテンフリー、
無添加、ヒューマングレード
公式サイト https://acana.net/
購入できるサイト 公式サイトAmazon
ヤフーショッピング楽天市場
※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。

ライフステージ別などもあっていいですね!

パピー~シニアは、ちょっと今回のテーマから離れるので、詳しくはご紹介しませんが、

  • オリジナル(名前のとおり、オリジンの中のスタンダードフード)
  • ツンドラドッグ(ラム、鹿、鴨、などがメインのチキンフリータイプ)
  • レジオナルレッドドッグ(ビーフ、猪、バイソンなどの赤肉が多いチキンフリータイプ)

のシリーズが高たんぱくなシリーズになっています。

アレルギーがある子などはツンドラ、スタンダードな子はオリジナル、筋肉質な子はレジオナルレッドなど使い分けるのも良いですね♪

 

 

運動量の多い子におすすめな高栄養価フード④AATU(アートゥー)

あまり市販されているのを見かけないので、そんなに知られていないかもしれませんが、AATU(アートゥー)も高たんぱくなフードとしておすすめです。ただ、全シリーズ、全体的にカロリーが高いので、量をたくさん食べたがる子には少し与えにくいかもしれません。

野菜やフルーツなど、お肉以外の食材もバランスよく配合されている反面、単一たんぱく質(シングルプロテイン)になっているため、アレルギー対策にも大変優秀なフードと言えるでしょう。

グルコサミン・コンドロイチンも配合されているため、運動量が多い子の関節ケアにも最適です。

少し粒のサイズが大きいかも…。

原産国 スペイン(※もとはイギリス)
種類
  • ダック
  • チキン
  • サーモン
  • パピーサーモン(10kgはなし)
販売容量 1.5kg / 5kg /10kg
特徴 グレインフリー、グルテンフリー、
無添加、ヒューマングレード
公式サイト https://www.aatu-uk.jp/
購入できるサイト Amazonヤフーショッピング楽天市場
※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。
フードの粒は四角い形で厚みはそんなにないのですが、10mm~12mmほどあるので、超小型犬などにはフードの粒のサイズが合わないかもしれません。厚みがないので、食べられる子もいるとは思いますが、与える際は気を付けて見ておくようにしましょう。

フードの丸飲みをしちゃう癖がある子は注意して!

また、MSMが入っていて、ちょっと合う子と合わない子、両極端の結果になる可能性もあります。現在は製造された工程である国を生産国として表記するルールがあるので、スペイン産のフードとはなっていますが、そもそもはAATUはイギリスのメーカー。

イギリスのフードってMSMの配合されたフードが多くて。日本だとかつお節を配合したフードが多いのと同じように、流行というかイギリスではMSMは人気なサプリのかもしれませんね。
余談ですが、国によってよく配合される食材やサプリなどはありますし、個人的にも好きなフードの生産国もありますし。今は国産にこだわらなくてもよくなっていますし(なんならフードに関しては日本は後進国ですし)、ペット先進国のフードもありですよ♪
https://dog-food-advisor-295.com/food-eat-fast/

 

運動量の多い子におすすめな高栄養価フード⑤リガロ(RIGALO)

ホームセンターなどでも見かけることが多くなってきた、リガロ(RIGALO)のご紹介です。パッケージにすでに「ハイプロテインレシピ」と記載されており、見るからに高たんぱくなフードなのですが、リガロのすごいところは、高たんぱくなのに脂質が控えめということ。

高たんぱくなフードの場合、往々にして脂質も多くなる傾向があるのですが、脂質も抑えてあって、かつカロリーも抑えられているので、たくさん食べたがる子にもおすすめです。

しかも、ラム・ターキー・フィッシュとあるシリーズ展開のうち、子犬・成犬用:350kcal、7歳以上用:340kcalとカロリーも統一されています!

フードローテーションにも最適だね!

フードの粒も直径約8mmの薄いコイン型なので、小型犬でも食べやすい形状をしているのも良いですね!大型犬でもこのサイズなら大丈夫ですし、大きすぎないので、消化の負担にもなりません。

また、原材料については、原則は、原産国であるアメリカ産のものを使用していますが、ラムなど安定供給がアメリカでは難しいものに関しては、ニュージーランドやオーストラリアから輸入しています。

…というところまでは記載あるのですが、原材料のクオリティーに関する記述は確認できませんでした。ソルビダのメーカーでもあるので、粗悪な原材料ということはないでしょうが、ヒューマングレードにこだわる人には不向きな面もあります。

ただ、ヒューマングレードって定義があるわけでもないんだけどね。

原産国 アメリカ
種類
  • ラム(子犬、成犬用)
  • ラム(7歳以上)
  • ターキー(子犬、成犬用)
  • ターキー(7歳以上)
  • フィッシュ(子犬、成犬用)
  • フィッシュ(7歳以上)
販売容量 900g / 1.8kg / 3.6kg / 5.8kg
特徴 グレインフリー、グルテンフリー、無添加
公式サイト https://www.rigalo.jp/
購入できるサイト Amazonヤフーショッピング楽天市場
※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。

 

全体的に、グレインフリー、グルテンフリーな上にフラックスシード(亜麻仁)なども入っていることや、シンプルな原材料ででき上がっているので、アレルギー対策にもよさそうですね♪

 

運動量の多い子におすすめな高栄養価フード⑥キアオラ(Kia Ora)

家畜産業が盛んなニュージーランド。羊や乳製品を想像する人も多いかもしれませんね。検疫や衛生管理も厳しい島国ということもあり、BSE(狂牛病)や口蹄疫などの伝染病も発生しておらず、肉類の安全性の高さも評判です。

今回ご紹介する、キアオラ(Kia Ora)は昨今ホームセンターなどでも扱う店舗も増えてきています。そのため、実物を見てから買いたい方にもおすすめですよ♪

シリーズ展開は5種類あり、「カンガルー肉」を主原料に使った珍しいフードもあります。アレルギー体質の子でもトライしやすいのも嬉しいポイントですね。

嗅いだことない香りで気になる!チラッ

詳細を見ていきましょう。

原産国 ニュージーランド
種類
  • ラム&サーモン
  • グラスフェッドビーフ&サーモン
  • ラム&レバー
  • グラスフェッドビーフ&レバー
  • カンガルー
販売容量  450g / 900g / 2.7kg / 5kg / 9.5kg
※カンガルーは400g / 800g / 2.5kg / 4.5kg / 9.5kg
特徴 グレインフリー、グルテンフリー、
無添加、ヒューマングレード
公式サイト https://backtobasics.jp/kiaora
購入できるサイト Amazonヤフーショッピング楽天市場
※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。
カンガルーはどうしても、ビーフやラムに比べると、希少な原材料なので、少し割高になる傾向はあるのでご注意ください。

原材料は動物性のお肉がメインなので、筋肉作りに最適!

ただし、一点注意しておきたことをお伝えしておきますと、原材料に野菜やフルーツなどはほとんど配合されていません。強いて言うなら、えんどう豆、タピオカスターチ、全粒亜麻仁、ものによってはポテト程度です。

それにはキアオラの理念、「植物性原料を必要最低限に絞って、犬本来の肉をメインにした食事に着目している」から。昨今では、野菜やフルーツも適度にバランスよく食べさせた方がいいという考えの方も多いので、野菜やフルーツを取らせたいとお考えの方にも不向きな側面もあります。
とはいえ、この配合でしっかり犬に必要な栄養価はクリアできているので、気にしない方にとっては何ら問題でもないことです。野菜やフルーツが入ってないからって、バランスが悪いというわけでもありませんし。が、念のためお伝えだけはしておきますね。

運動量の多い子におすすめな高栄養価フード⑦アカナ(ACANA)

先ほどご紹介した、オリジンと同じメーカーのフードです。正確にはアカナ(ACANA)が先にあって、おってオリジンが誕生しています。(オリジンは工場がアメリカに移ったため、アメリカ産としていますが、ACANAはカナダの工場で製造しているのでカナダ産となります)

ハイエストプロテインシリーズ、シングルシリーズ(単一たんぱく質)、クラシックシリーズ、穀物不使用シリーズなど、さまざまなシリーズ展開がありますが、運動量が多い子に特におすすめなのは、

  • ハイエストプロテインシリーズ
  • シングルシリーズ(単一たんぱく質)
  • 穀物不使用シリーズのスポーツ&アジリティレシピ

などでしょうか。これだけあれば、フードローテーションにも良いですね!

シングルプロテインはアレルギー対策にもいいね!

原産国 カナダ
種類 あまりに多いため、詳細は公式サイトをご確認ください。
販売容量 2kg、6kg、11.4kg(スポーツ&アジリティレシピは11.4kgのみ)
特徴 グレインフリー(※ではないものもあります)、グルテンフリー、
無添加、ヒューマングレード
公式サイト https://acana.net/
購入できるサイト 公式サイトAmazon
ヤフーショッピング楽天市場
※特徴として挙げているワードの意味は、こちらの記事でご紹介していますので、ご参照ください。
このシリーズの特徴は、まず主原料に生肉(フレッシュミート)をふんだんに使用していること。犬の体の基礎となるものですから、鮮度がよく質が良いものの方が良いので、運動量が多い子にとっては最適な条件が揃っているといえます。

フレッシュミートは食いつきも良くなる条件でもあるよ!

ただし、最近でこそ、アカナのシリーズにもスモールブリード用が出ているのですが、原則、キブル(フードの粒のサイズ・形)は大きめです。

そのため、運動量が多い子向けということで上記に挙げたシリーズは、ほとんどが12,3mmの直径のコイン型をしています。超小型犬など、口の小さなサイズの子の場合、ここまて高栄養価なフードは不要かもしれませんが、そもそもサイズ的にお口に合わない可能性も否めません。
海外産のフードの場合は、日本よりも大きな犬を飼っている方も多いため、こういったメーカー(原産国)の特徴も加味してフードを選んでも良いですね♪

合う合わないは体質にもよるので、しっかり見極めて選びましょう♪

ドッグフードって、ほんっとーーーーにたくさん種類があるので、どれを選んだら良いのかわからない方も多いと思います。

しかし、だからって、口コミやフードランキング・フード評価のサイトから、愛犬に合うものを探し出すなんて、残念ながら簡単なことではありません。しかも以前からお伝えしているとおり、フードランキング・フード評価のサイトはほとんどあてにできないですし…。

ですので、できれば飼い主さんがしっかり愛犬の体質を把握して、愛犬に合うフードを選ぶ目を養うのが理想的ではあるのですが、それも勉強が必要で簡単ではない…そんな方は、ぜひ、当サイトにご相談ください!相談は無料です♪お気軽にお問い合わせくださいね。

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