今年(2026年)もインターペット(@東京ビッグサイト)に足を運んで、ドッグフードのことはもちろんながら、ドッグフードメーカーの方針・考え方などにも直接触れ、自身のフードの知識・考え方をアップデートしてまいりました。
去年に比べて、今年は自分の中での、フードやメーカーに対する疑問やテーマなども抱きつつの参加でしたが、毎度のことながら、改めて、「ドッグフードに対する考え方って、たくさんあるな~」と痛感です。
今年もイベントで私が感じたこと・学んだこと・思ったことを、シェアしておこうと思います!ちなみに、昨年の感想も気になる方は、以下をチェックしてみてくださいね。
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毎度思うこと・メーカーによって犬の食べ物の考え方はそれぞれ

まず、常々感じることでもあり、このサイトの基本理念でもあることですが、メーカーによって、犬のごはんに対する考えは、百社百色とでもいいましょうか…それくらい多種多様で、別に、どのメーカーが是でどのメーカーが非…という話ではありません。
第三者として見ていると、A社の理念はB社の理論の逆なんてことも多々あります。前回のインターペットでの話でも紹介しましたが、グレインフリーがいいというメーカーもあれば、グレインも犬に必要と考えるメーカーもあるわけです。
たしかにいっとき、犬に対するグレインフリーの是非について、色んな情報は飛び交いましたし。それに、自身の愛犬が穀物(グレイン)が合わないなら、グレインフリーのほうがいいと思って当然でしょうし。それも考え方の好みですよね。

研究しないとわからないこともあるもんね
結局、収入目的なやらせ情報や、個人の意見・レビュー・クチコミ(正しい・間違いなど問わず)など、情報が溢れる世の中で、選ぶほうの立場として、
という、柔軟な考えが大事なのだと思います。なにより一番は、愛犬にはどれが合うかです。
人間もヴィーガンもいれば、ベジタリアン、薬膳、4毒抜き、アーユルヴェーダ、マクロビ、プラントベースなど、色んな理由・考え方・食べ方がありますよね?それと同じく、何を採用するかは自由であって、何が合うのかも、考え方と体質がそれぞれ違って当然です。
だからこそ、

あのメーカーがこう言ったから信じてたのに!

あのサイトでこう書いてたのに!
なんて、言いっこなしです。相手は商売であって、良いと思って売っていて(思ってないものもあるのかも?笑)、それをどう受け取って採用するのかは選ぶ側次第。言われたことを鵜呑みにする前に、多角的に他の考え方なども照らし合わせて選ぶほうが賢明だとは思います。
情報や考え方がたくさんある中で、自分はどれを選ぶのか・愛犬にどれが合うのか。それだけの話で、メーカーがどう、あのサイトがどう…というのではなく、いかに飼い主さんが学び、かしこく選択・対応するか。
メーカーは苦労して商品を開発・仕入れて、自信を持って販売していますから、「うちの商品、あなたの犬には合わないのでやめたほうがいい!」なんて基本的には言いません。…そんなシーンを何度も見ました。

フード販売に至るまでの苦労は、すごーく大変だと思う!
でも、そういったこともあることを踏まえて、考え方の選択肢をたくさん持って、愛犬に最高の飼い方を提供できる飼い主でいられたらいいな~と思う次第です。
レビュー・クチコミ(中には間違った内容も多々あり)、SNSなどをはじめ、少なからず操作されている情報も世の中にはあります。それを信じるか否かも選択肢のひとつ・飼い主の自由ですが、情報に振り回されない知識と見極めが大事ではないでしょうか。
その選択肢のひとつとして、当サイトは、いろんなメーカーのフードの特徴や考え方を学び、体感し、かつ、メーカー側ではなく飼い主さんの立場に立って、わんちゃんの体質に合わせたアドバイスできる存在でいたいな~と感じました。(そもそもメーカーと癒着はしていません)

日本最大級のペットの見本市!でも気が大きくなりすぎないよう…

せっかく犬を連れて行ける、大きな楽しいイベント♪なので、気が大きくなってしまうこともあると思うのですが、人気だからと勢いで購入して、愛犬に合わないものを与えないようにだけは注意したいところです。冷静に判断しましょう。
どう振る舞おうが、なにを選ぼうが、買おうが、個人の自由なのですが、気になる会話も聞こえてきました…。
病気があって、獣医から指定された療法食を与えているにもかかわらず、人気でよさそうだからと、総合栄養食を独断で購入している飼い主さんとか。メーカーも病気があるわんこだろうが、興味を持ってくれたら、悪化させない程度の食べ方で売れるなら売りたいし…。

その油断の積み重ねが、愛犬を苦しめることに…
と思ったり…。それじゃ治るものも治らんよ…。ああいった場所でよさそうなの見たら、買いたくなるかも知れませんが、療法食を食べている子であれば、原則はかかりつけ獣医に相談してから購入することをおすすめします。なんのための療法食なのか…。
また、今年はそんなにないように感じましたが、イベントだからと犬に過剰な装飾をさせたり…買い物をしたいからと、犬をカートに乗せたままその場を離れたり…買い物や会話に夢中で、愛犬の粗相を放置とか…。
どうふるまおうが自由なんですけども…。(東京開催は)年に一度の愛犬家さんのための大きなイベントですから、楽しむのは大いに良いと思いますが、最低限のマナーや犬の安全には気を付けて参加したいですね♪
ドッグフードのお試しパックの販売や、サンプルの配布について

単なる個人的な要望ですが、今年は「◯個買ったらいくら」というまとめ買い・バンドルセール販売のものが、去年より増えたように思いました。すでにセットされていて、セット販売しかないとか。もちろん、無料サンプルくれるところもありますが。
余談ですが、こういうのを転売する人がいますが、個人的にサンプル転売はしない・見付けてもできれば買わない方がいいかと…。これはあくまで個人の思うことです。メーカーも転売を加味しての配布なのかもしれませんが…。転売だろうが気になっている人の手に渡れば御の字なのか…。
話を戻しますが、おつりの準備とか…昨今の景気とか…たかが50g、100gのサンプルを1、2食食べただけで効果を判断するのも違うので、複数食べて試してみてほしい…などいろいろあると思うので、難しいのもわかるのですが、

お試しパックであっても、バラ売り(単品販売)があると嬉しかったなー
という商品もありました(笑)1パックだけ…嗅いでみたい…とか。さわりだけ知りたいのになーという商品もあって…。あくまで個人の意見です。
とはいえ、通常価格からしたら、かなりの破格で提供してくださっているので、それはもうとても感謝しています!!各メーカーさんも、年に一度の大イベントとして、大放出してくれているわけで。ありがとう!出展者さま・各企業さま!
でも、だからこそ…そういうのを転売している人がいるのは悲しいなぁ。日本の法律上、ペットフードの転売を禁止するようなものはないので、転売禁止と書いてある商品でもない限り違反でもないのですが、ん〜とは思います(悲)でも、それもこれも個人の自由です。
個人的に気になったフード・メーカーをまとめてご紹介

すでに市場に出回っているメーカーや、昨年お話を聞いている上で、新商品などめぼしいものがないメーカー、私の考え・価値観に合わないメーカーはスルーしましたが、いくつか日本初上陸のフード・もとから気になっていたものもあったので、少しご紹介しておきます。
ただし、紹介はするものの、この記事では、なにがどういいかまでは書きません。お伝えしているように、犬の体質によっても合う合わないがあるためです。(追って、当サイト内の食いつき動画にて、個別に紹介します)

日本メーカーも頑張ってて、応援したい!!
やはり、私はカナダ産のフードのコンセプト・栄養バランスなどが一番好きだと実感しました。次いでニュージーランド(NZ)・オーストラリアのフードが好きなのでしょうね~、結局、これも好みの問題ですね(笑)
昨年は、アマノバ(Amanova)やBe my babyもご紹介しています。そして、昨年気になっていたウルフブラッドは、残念ながら、費用高騰から日本での販売はなくなってしまいました。
海外産のフードは、世界情勢などのあおりを受けるので、なかなか難しいものもありますね。体力のある企業の扱うフードであっても、値上がりが続く状況ですから、フード選びや買い方・予算も影響されることが増えるかもしれません。
個人的なテーマと、実際に商品を見て感じた市場の傾向

今年のインターペットで感じたこと・自身も今回の来場時の学びのテーマにしていたことが、大きく2点あります。
- ワニ・ウサギ・うなぎなどの新奇たんぱく質系のフードが増えた
- 高たんぱく質フードやグレインフリーの是非
このキーワードについては興味・関心があるポイントでした。実際に、各出展メーカーの商品でも、全体的にこの2点が目についたように思います。
新奇たんぱく質については、アレルギー対策としても、ふだん食べなれていないような肉(=新奇たんぱく質源)を主原料にしたフードが増えるのは個人的にはいいことだと思っていて、選択肢が増えるのはうれしいです。とはいえ、もちろん、それでも注意は必要ですが。
ジビエなど、命がしっかり利活用されていくのは、個人的にはとても大事だと思っていますし。

動物性たんぱく質全般ダメな子もいるので注意
もう1点、昨今増えている海外産を中心とした、高たんぱく質のフードについて。これは、とても勉強になったというか、柔軟な考え方を持つメーカーと、高たんぱく質命・高たんぱく主義なメーカーがあって、あくまで個人の感想ですが、後者の考えは好きじゃないと再認識できました。
もともと当サイトでは、高たんぱく質なフードは是非が非常に分かれ、食べる子を選ぶので、注意してくださいとお伝えしています。合う子には良いのですが、体質や年齢によっては、お腹を壊したり、内臓に負担をかけたりすることがあるためです。
そんな中で、メーカーの方と話していると(私がこういった仕事をしていることは伏せて接しています。いじわるではなくて、単純にメーカーの本音・売り文句を聞きたいし、ビジネスライクなやり取りをする気がないからです)

高たんぱく質や穀物が合う子と合わない子がいますからね~
と、犬にも個体差があることを尊重した発言をする人もいますし、そういったメーカーの方の場合は、高たんぱく質系フードも、グレインフリーフードも、穀物配合フード(グレインフリーではない)も用意してありました。(ないところもありますよ)
また、無理に高たんぱくを押し付けようともしません。高たんぱく質一択みたいな発言はしませんし、その子に合わせて選べるように~という柔軟な考えで、とても信頼できると感じました。
かたや、(申し訳ないのですが)単発のバイトの子を雇っている企業(人が必要だからこれは仕方ない)や、SNSのフォロワーを増やしたいメーカー、高たんぱく質一択のようなフード展開をしている場合は、

高たんぱくなので体に良いです!
という、理由も説明もなしで(できない?しないだけ?)、メリットしか語らず、デメリットを考えてない(意図的に伝えない?知らない?)、もしくは、(言葉選びが悪かったらごめんなさい)高たんぱく質信者みたいなメーカーもありました。
なにが良いかと思うのかは自由ですし、考え方は、本当にメーカーによって違います。ですので、それを否定も肯定もするつもりはありませんので、単純に個人的に私はその考えは好きではないな~…と再認識できたというか。
実際、高タンパクの与えすぎで、歳を重ねてトラブル起きている子もたくさん見てきました。「うちのフードは高たんぱくなのに、低脂質で太りにくいです」といっている担当者もいましたが、国内外問わずいろんなフードを見まくっているマニアの私からしたら

これで低脂質?ほかのメーカーより全然高脂質…
と感じたものもありました。特に低GI食材でできているわけでもなく…。太るメカニズムや栄養に対する考え方が、私とは違うのでしょう。繰り返しですが、それが良い悪いではなくて、根本的に考え方の好みが違うだけで、『あなたはそう考えてるのね!』という、軽いポップな感じ。
グレインフリーについても、同じことをお伝えしましたが、合う子もいれば合わない子もいます。メーカーも、うちはグレインフリーですというところもあれば、最近の考え方は穀物も必要だというところもあり、見解はそれぞれです。
黒か白の一択しかない考えよりは、いろんな子がいて、体質に合わせて選びましょうという考えのほうが、私にはしっくりきます。凝り固まった考えで、あれが良い・これはだめと判断するのではなく、愛犬の体質に合わせて選ぶ重要性を再認識しました。
当サイトは体質・年齢・生活を加味してアドバイスを提供します

当サイトのトップページにも記載していますが、今一度、当サイトの基本的な考え方をご紹介しますと、
というものです。そして、これだけ、どのメーカーにも媚びない・忖度なしな思ったことを自由に書いているのも、どのメーカーとも利害関係が生まれるような関係をもたないようにしているから。個人的に好きなメーカーはあったとしても。
そもそもフードにランキングや評価などもつける気はなく、上記のことを考えたら、順位なんて付けられません。今回のインターペットでも、メーカーの方との話も、全社それぞれの考えがあって、全部間違えてないし、でも、絶対的な正解ではないと感じたのだと思います。
どのフードが良いなんていう情報をネットで一生懸命調べても、本当に愛犬に合うフードを見つけることはほぼできません。そんな情報を信じて、フードを買って、失敗をするくらいであれば、見抜ける飼い主さんになれる方が近道ではないでしょうか?
大事な愛犬の笑顔を守れるのは、飼い主ご家族だけです!

かわいい愛犬の笑顔を守れるのは、飼い主さんご家族しかいません。病気に気付けるのも日々の飼い主さんの愛犬のチェックがあってこそです。犬はここが痛い、これ好きじゃないなんて言えませんしね。
それに、犬のトレーナーさん選びも、獣医師選び(病院選び)はもちろん、食べもの選びも、すべて飼い主さんにかかっています。すべては飼い主さんが愛犬のことをどれだけ知っているかがカギです。
それがあれば、万一、愛犬になにかあった時にも、どれだけ正しく愛犬のことを獣医師に伝えらえるかにもつながります。

飼い主さんからの聞き取りはとても重要なんです
今年もインターペットに訪れたことにより再認識できたのは、当サイトの強みです。当サイトの強みは、
- たくさんのフードを知っている犬の管理栄養士が対応すること
- 原材料の見極めができること
- メーカーに癒着のない立場で、ご家族とわんちゃんのためだけのサポートをできること
- 症状を詳しくうかがうことで、より精度の高い食の提案ができること
- 考え方のヒント、学びが得られること
だと思います。
体質や年齢、もとの健康状態によっては注意したいポイント違いますし、いろいろ書いてありますが、個体差はあるのも当然です。愛犬の体質の確認の仕方を教えてほしい・相談したいという方は、お気軽にお問い合わせくださいね!





