ドッグフードって本当に種類がたくさんあって、どれを選んだら良いのかわからない…と思っている方も多いのではないでしょうか?特に犬に不調がある時は、どのフードを与えたら良いものか…と困ってしまいますよね。
でも、そんな時、
なんて表記があるドッグフードを見つけたら、
うちの子にぴったりじゃない!
と、ついついそのフードを選んでしまいがちです。でも、本当にそんな選び方で良いのでしょうか?
今回は、特定の犬種用のフードや、特定の症状のための専用フードの是非について一緒に考えていきましょう!(※この記事の内容は動物病院で獣医師から出される療法食は、対象外です)
なお、いろいろ書いてありますが、愛犬の体質や不調などに合わせて考えたい・愛犬に合うやり方を教えてほしい・相談してフードを決めたいという方は、お気軽に当サイトにお問い合わせくださいね♪
子犬用・母犬用フードは理にかなっていることが多い!その他は…?
ホームセンターやペットショップ、ドラッグストアなどのドッグフード売り場で、
- 柴犬用・トイプードル用などといった、特定の犬種のためのドッグフード
- 腸内ケア用・皮膚ケア用などといった悩み別のドッグフード
などが販売されていますよね。先に結論からお伝ますが、そういった類の専用フードを買う必要はありません。(メーカーには怒られそうですが。)
しかも、この類のフードは、日本メーカーの安めのフードに多いんです。(高けりゃ良いということでもないのですが)こういったフードの現状を見ていると、日本のペットへの認識がいかに海外よりも遅れているかを痛感します。
日本の大手ペットフードメーカー製品はちょっと…
もちろん、日本のメーカーのフードでも良いものはありますし、しっかり理念を持っているメーカーもあるので、全部だめということではありません。誤解なきよう。
とはいえ、パピー用・母犬用と、フードの粒のサイズを変えて小型犬用・大型犬用と謳っているものは、原材料を確認した上であれば、選んでも良いと思います。パピーや母犬は高栄養価のフードを食べた方がいいですし。
それに、超小型犬に関しては口も小さく歯も小さいし、噛む力もそんなに強くありません。そのため、フードの粒のサイズが小さいものが理想的です。そういった意味で、小型犬用(スモールブリード)となっているのはアリだと思います♪
それ以外はフードの知識で乗り越えられます
個人的にはシニア用フードやダイエットフード(体重管理用フード)も必要ないと思っていて…理由はただただ栄養価を低くしてあるだけのものもあるからです。(詳細は追って解説します)
ちゃんとトータルの栄養を考えてあるシニア犬用フード・ダイエットフードもありますが、あくまでそれは、原材料や成分を確認した上での判断になります。
いずれにしても、原材料をしっかり見てからという条件はつきますが、「○○に良い!」「△△な子におすすめ」という文言だけで買うのは危険ですので、注意してくださいね。
特定の犬種専用フード・特定のケア用フードをおすすめしない理由
ドッグフードのパッケージに、自分が飼っている犬種のプリントがされていたり、飼っている犬種用のフードと書いてあったりすると、ついつい手を伸ばしたくなる気持ちはわかります。だって、自分の愛犬のためのフードって感じがしますもんね。
でも、それ、まんまとメーカーにハメられているだけかも…。
日本メーカーに対する安心感ってあるかもしれませんが、ペット産業に関しては、その認識の遅れから、日本メーカーのフードは注意しておきたいこともあります。というのも、私も何社ものメーカーのこの類のフードをチェックしましたが、
他のフードの方がよっぽどいいんだけど…
と言いたくなるものしかありませんでした。(あえてストレートにお伝えしています。)
メーカー側は自社のサイトで、もっともらしい説明はしていますし、もちろん理にかなったことを記載していることはあります。たとえば、
など、…たしかにそれはそのとおりなんです。それは間違ってはいません。
でも、別に、それは犬種専用フードじゃなくても、同じように工夫されているフードなんてごまんとあります。むしろ、犬種問わず、被毛ケア成分も、関節ケア成分も配合されているに越したことはありませんしね。
大事なのはそんな能書きじゃないの…。。
そういった「それっぽい文言」よりも、大事なのは、トータルの栄養・成分がどれだけ愛犬に良いか・合うかです。
もちろん、その文言通りの結果が出ることもあるとは思います。でも、それはたまたまで、しかも、本当に健康的にその結果が出たとはいえません。フードを替えると、一時的に変化が出ますからね。
それよりも、愛犬の体質を考えた上で、根本改善する方法を考えましょう。フードの説明を鵜吞みにしないで、ちゃんと原材料をチェックして選ぶ習慣をつけていると、今後愛犬にトラブルがあった時にも、柔軟に対応しやすくなってくると思いますよ♪
論より証拠!管理栄養士が実際の商品を確認して、辛口評価します!
商品名こそ出しませんが、○○犬専用フード・○○ケア用フードなどの詳細を確認してみましょう。ただのダメ出しになってしまいますが…ホントに良くないと思うので、ここはストレートに書きます。
そうすることで、なにを持って私がこんな大手メーカーを敵に回すようなことを言っているのかが、具体的に分かると思います。
フード選びは金額も気になるところですが、この記事を機に、愛犬の健康に適したものを選ぶ考えにシフトするきっかけになると幸いです。
某有名ドッグフード企業・A社のシーズー犬専用のフード
モコモコでうるうるな瞳の愛玩犬、シーズー。あまり吠えなくて飼いやすいとも言われていますよね。そんなシーズー用のフードのパッケージや、公式サイトにある推しポイントは、以下の通りでした。
- 目の健康維持のためにブルーベリー、ビタミンA・B群を配合
- 毛づやの健康をサポートする、鶏脂、ビタミンB群、亜鉛を配合
- 食物アレルギーに配慮し、アレルゲンとなる可能性が低い高品質なチキン、米を使用
たしかに、栄養学的な意味でも、目にはブルーベリーやビタミンA・B群はいいです。シーズーということもあり、目のトラブルが起きやすい犬種でもありますしね。
パッと見はそれっぽいこと言ってるよね
しかし、ここから激辛な評価ポイントを挙げていきましょう…。避けたいものを赤字で表記します。
チキンミール、とうもろこし、米、コーングルテン、鶏脂、さとうもろこし、チキンエキス、シュガービートパルプ、家禽類、ひまわり油、イヌリン、トマトパウダー、マリーゴールド、ブルーベリーパウダー、STPP (トリポリリン酸塩)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、ヨウ素)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)
…我が愛犬には絶対与えません
主原料がミールという時点でありえません。しかも、高品質であろうがミールはミール。生肉ではありませんし、鶏肉はアレルギーリスクの高い食材です。しかも他にもアレルギーリスクのある、トウモロコシ類、防腐剤も使用してます。どういう理由でアレルギーに配慮しているというのでしょう?
そして鶏脂が毛艶サポートというのも不思議。鶏脂ではほぼ効果は期待できませんし、サーモンオイルなどの方がよっぽど毛艶には良いです。ブルーベリーもパウダーで配合してあるだけ。まったくフレッシュな食材が配合されていません。ほとんど加工品ばかり。
ビートパルプは副産物なので、本来犬が食べていたものでもなく…。こういうフード…個人的には本当にありえないし、飼い主さんには、こんな小手指だけの内容を信じて欲しくないです。詳しくは以下の記事と照らし合わせたら、分かりやすいと思います。
某有名ドッグフード企業・B社のチワワ専用のフード
小さくてかわいいチワワちゃん。クリッとしたおめめで、日本でも飼っている方が多い犬種ですよね。このB社のチワワ用フードのパッケージや、公式サイトにある推しポイントは、
- 顎が小さい犬種でも食べやすいサイズでしっかりと噛めるように設計された粒
- 顎が小さいがゆえに食べむらが多くなりがちなので、嗜好性を高めている
- 腸の運動が鈍くなりがちなので、高消化性のタンパク質を使用して消化吸収UP
といった類でした。たしかに、口も顎も小さいので、フードの粒のサイズや噛みやすさ・食べやすさは、確かに考える必要はあります。
しかし、ここから激辛な評価ポイント。口や顎のサイズ以外に関しては、小さい口の子でも、粒のサイズ気にしない子もいますし、正直、
そうとも限らなくないですか?
って話なんですよね。粒のサイズは今は、フードクラッシャーなども販売されていますし、スモールブリード用の小粒タイプなんて、B社以外でもたくさん取り扱っています。それよりもパテラになりやすい、目の病気になりやすいというチワワの特性もあるじゃないですか?
実際に原材料を見てみても、
米、コーン、肉類(鶏、七面鳥)、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、動物性油脂、加水分解タンパク(鶏、七面鳥、魚)、ビートパルプ、植物性繊維、魚油(オメガ3系不飽和脂肪酸〔EPA+DHA〕源)、大豆油、フラクトオリゴ糖、ルリチシャ油、マリーゴールド(ルテイン源)、グルコサミン、加水分解軟骨(コンドロイチン硫酸源)、アミノ酸類(タウリン、DL-メチオニン、L-チロシン、L-カルニチン)、ゼオライト、ポリリン酸ナトリウム、ミネラル類(Cl、K、Ca、Na、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(コリン、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、B6、B2、B1、葉酸、A、ビオチン、B12、D3)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリーエキス)
上記の通り、やめてほしいものばかり。避けたいものは赤字にしましたが、有名フードでこれではホント悲しくなります。
これじゃチワワのかわいいお目めが涙やけしちゃう!
保存料にコーンに小麦、加水分解(アレルギーには良いと言われますが、加工工程で発がん性物質も発生します)、オイルコーティング…良質なたんぱく質は取れず、劣化もしやすい…もはやツッコミどころ満載です…。
しかも、野菜やフルーツは一切入っていません。主原料がフレッシュミートなわけでもなく…アレルギーリスクのある大豆油だの…フードの劣化を早める油脂。嗜好性は上がっても、その前にフードが傷む危険も…。なに由来かわからない魚油に、植物性繊維。
しかもこのフード、そんなに安いわけでもありません。これ以上いうと、ただの悪口なのでやめておきます。。。
某有名ドッグフード企業・C社の腸内ケア専用のフード
これまでは、特定の犬種のフードをご紹介しましたが、今回は特定の症状・悩み解決の専用フードについて見てみましょう。今回は腸内ケアのフードをピックアップ。
まず、フードのパッケージや公式サイトにある推しポイントは、
- 腸内フローラを健康に保ち、便臭を軽減するオリゴ糖・乳酸菌を配合
- 食物繊維約30%アップ(成犬用比)で健康的な便の維持に配慮
- トマト由来のリコピンを配合して免疫力をアップ
とのことでした。たしかに、これも言っていること自体は間違いではありません。
ただし、食物繊維も多すぎはよくないから注意
しかし、実際の原材料を見てみると、添加物こそないものの、犬の体作りにはいかがなものでしょう…というものばかりでした。
穀類(小麦ブラン、小麦粉、コーンフラワー、トウモロコシ、コーングルテンミール、ライスブラン)、肉類(チキンミール、チキンレバーパウダー)、油脂類(動物性油脂、植物性油脂(オメガ-6脂肪酸含む))、魚介類(フィッシュエキスパウダー、マリンコラーゲン、小魚粉末(DHA、EPA/オメガ-3脂肪酸源))、ビール酵母(β-グルカン源)、糖類(オリゴ糖、エリスリトール)、乳酸菌加熱菌体(エンテロコッカス・フェシウム(BIO)、ラクトバチルス・プランタラム(L-137))、カゼインホスホペプチド、果実類(クランベリーパウダー、ブルーベリーパウダー(アントシアニン源))、トマト(リコピン源)、L-カルニチン、酵母細胞壁(食物繊維源)、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、グルコン酸亜鉛、硫酸亜鉛、ヨウ素、コバルト)、ビタミン類(A、B2、B6、B12、D、E、パントテン酸、コリン)、バチルスサブチルス(活性菌)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、アミノ酸類(アルギニン、タウリン、メチオニン)、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸
主原料をはじめ、フードに多く配合されているもののほとんどが赤字!!フードの大半の原材料が、そんなに与えたくないものばかりというのはちょっと…。それっぽい説明は書いてますけどね。
腸内ケアどころか、アレルギーでお腹壊すかも…
たしかに、乳酸菌がしっかり配合されていますが、それ以外がお粗末すぎます。ミールにパウダーに、フレッシュミートは配合されておらず、トウモロコシや小麦はアレルギーの原因の代表格みたいなものです。
しかも、動物性油脂に植物性油脂。べたべたした、独特な匂いのフードになっていることでしょう。。一度、こういうフード、置いておいてみてください。しばらくして開封すると、とんでもない匂いになっていますので…。
消化に良く、繊維・プロバイオティクスのバランスがよく、栄養もしっかりでいているフードなんて他にもたくさんあります。わざわざこれを食べさせて、愛犬に、毛艶も落ち…涙目になり…なんてリスクを負わせる必要ないのではないでしょうか。
某有名ドッグフード企業・D社の体重管理(ダイエット)用のフード
たくさん食べたがる子、太りやすい子、または太ることで致命的なトラブルに発展する可能性があって体重に気をつけた方が良い犬種など、さまざまな理由から、減量が必要になることもあると思います。特に肥満に関する悩みは多くって。
そんな中、D社の体重管理用フードのパッケージや公式サイトにある推しポイントは、
- 低脂肪で体重管理をサポート(=脂質が高くないので太りにくい)
- プレバイオティクスや食物繊維の配合でスムーズな消化吸収
- ビタミンEを配合し、愛犬の免疫力の維持をサポート(???)
という内容でした。
消化が良いと体内に停滞しなくて太りにくい!
低脂質と、消化の良さはたしかに、ダイエットには欠かせない要素なので合っていると思います。ただ、ビタミンEで免疫力云々は、なんのアピールなんでしょう…。
免疫にはEだけではなくAも大事だし、ダイエットだからEが必要なんてことではありませんけども…。むしろ、ダイエットにはいかに、脂質やカロリーを抑えて、健康的に痩せる工夫がされていることをアピールした方がいいんですが。。
これ、もっともっぽいこと書いてるだけで、あたかも良いことのように書いてるのですが、わかる人からしたら、
うん…だから??…。。。
と言いたくなるような…。実際に、原材料を確認しても、ただただ低栄養化なだけで、不健康フードにしか思えません。
小麦、とうもろこし、肉類(チキンミール、家禽ミール)、大麦、チキンオイル、家禽エキス、乾燥ビートパルプ、乾燥酵母、フィッシュオイル、STPP (トリポリリン酸塩)、フラクトオリゴ糖、L-カルニチン、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、K3、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(BHA、BHT、クエン酸)
主原料・第二主原料ともに、アレルギーリスクの高い食材。肉はミールオンリー。野菜もフルーツも一切不使用。しかも、高GI食材(糖化しやすいもの)ばかりで、何をもってダイエットになるのでしょうか。
しかも、360kcal/100gという熱量で、正直、一般的なフードの平均値レベルのカロリーですしね。もう少し低カロリーにできなかったのでしょうか。繊維を多く配合して、お腹にたまらないようにできているだけです。満腹感はあるのでしょう…。
でもこれじゃ、不健康に痩せるだけ…
世の中には、必要な栄養成分はしっかりキープしつつも、健康的に痩せやすくするような工夫をされているフードは多々あります。そういったフードを与える方が、もっと効率的に減量もできることでしょう。
たまに、ダイエットフードを与えているのに痩せないというお話しを耳にすることがあるのですが、そのフード、本当に健康的に痩せられる作りになっているでしょうか?あるいは、ダイエットフードにしたら痩せると勘違いしていないでしょうか。
給餌量や運動量だけで減量をさせるのではなく、楽しい食生活と健康を害さない理にかなったフードで正しく減量をさせるようにしていきたいものですね。
オールライフステージフードってどうなの?実は危険な面も…?!
オールステージフード(オールライフステージフード)については、以前、こちらでもご紹介していますが、今一度簡単に説明すると、言葉のとおり、ライフステージに問わず、パピーからシニアまで食べられるフードのことを言います。
でも、なにをもって、年齢問わずOKと言っているのでしょうか?
それは、AAFCOが発表している、犬に必要な栄養価を参考にして基準をクリアしているか否かが鍵。パピー期とメスの泌乳期が一番栄養が必要な世代ですので、逆に言えば、パピー期の基準をクリアしていたら、すべてオールライフステージフードともいえるのですが。
パピーもママ犬も一番栄養が必要な時期なのよ♪
以前もご紹介しましたが、念のため紹介しておきますと、以下のような理想基準があります。
AAFCO推奨・成犬 | AAFCO推奨・パピー | |
タンパク質 | 18.0%以上 | 22.5%以上 |
脂質 | 5.5%以上 | 8.5%以上 |
粗繊維 | MAX4% | MAX4% |
灰分* | トータル数値は設定無 | トータル数値は設定無 |
水分 | 10%以下 | 10%以下 |
※2. 灰分*(=ミネラル分)はパーセンテージとしては提示されておらず、リンとカルシウムの比率は、1:1~1:2などといった理想比率が記載されています。
世代の違うわんちゃんを多頭飼いしてる方や、偏食でこれしか食べないというわんちゃんを飼っている方にとっては、1種類のフードで生涯過ごせたら楽は楽ですよね!
1種類でいいなら助かる!
でもですよ?!よく考えてみてください。パピー(幼犬)とシニア(老犬)が、同じ栄養価でいいのでしょうか?
シニアになると、運動量も減って成犬の頃ほど筋力も使わなくなってきます。代謝も落ちてきて、同じような食べ方をしていては、肥満の原因にもなりかねません。あるいは、関節が弱ってきて、コンドロイチン・グルコサミンなども必要になってくる可能性もあるのではないでしょうか?
逆に、パピー期は体を作るためにたんぱく質がたくさん必要な時期です。アクティブに動く時期に十分な栄養が揃っているフードなのでしょうか?パピーには良いたんぱく質量はシニアには高たんぱく過ぎて、病気の原因になることだってあります。
運動量も生活スタイルもみんな違うもんね
各家庭で、飼い方って全然違いますよね?うちの子は運動が少ない・多い、うちの子は量を食べたがる・少食で…、うちの子は筋肉がつきやすい犬種で…、痩せているくらいが標準体型で…など、犬種や飼い方などでも、理想の食事内容は異なるはずです。
それにもかかわらず、ひとつのフードで生涯食べらるというのは、少し雑なような気もします。、オールライフステージフードとなっているフードであったとしても、どれが愛犬のライフスタイルに合っているかを見極める必要があります。
そのため、安易に「オールライフステージフードだから大丈夫」と考えるのは注意。各フードの特徴と、愛犬の体質からしっかり選んでくださいね。
栄養価が低く、アレルギーリスクも上がるものが多いのが現実です
複数の異なるフードを見てもわかったように、○○専用と謳っているフードに限って、おすすめできないものが多いのが現状です。
(※繰り返しになりますが、理にかなっていて、専用フードと言っても過言でないものもあるので、絶対だめと誤解しないでくださいね。)
栄養価が低いのに、太りやすく、かつ、アレルギーの原因になりやすい原材料を使用しているものが本当に多いので、
良いって書いてるから試してみよう
と、安易にフードを替えないでください。本当によかれと思ってしたことでも、そのフードの質の悪さが原因で、一層悪化する、もしくは別のトラブルが出てくるなんてことになりかねません。それに、フードだけの問題ではない可能性もあります。
もし、今気になっていることがあって、フードをこれにしたいと思っているんだけど…ということがあれば、愛犬にトラブルが起きてしまう前に、お気軽に、「このフードってどう思う?」とお問い合わせください!
そのフードの特徴を説明し、あなたの愛犬の体質を考慮した助言をします♪わんちゃんと飼い主さんの健やかな食生活のために!いつでもご連絡お待ちしております!
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