散歩が必要ない犬はいない!人間のいいように解釈して間違った認識を広めないで

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「散歩に行かなくていい」「室内犬であれば散歩が必要ない」など、犬の散歩に否定的な考えをする声があるようですが、本当にそうなのでしょうか?実際は、一部の特例を除き、散歩や運動が必要ない犬なんていません。

当サイトとしては、特例を除き、散歩をするため、飼い主さんに本気でやれることはやってほしいと思いますが、すべてやりつくした結果それでもダメなら、無理やり散歩をさせて愛犬にストレスを感じさせる・飼い主が病むまでの必要はないとは思います。

とはいえ、まちがった認識で散歩が必要ないという情報が広がってしまうのがとても嫌です。そこで、今回は、

  • 犬の散歩をしたくない人
  • しなくていい犬を選ぼうとしている人
  • 犬の散歩をしないで良い理由を探している人

などに知っておいてほしいことをまとめました。

なお、本来当サイトは、犬の管理栄養士が運営する犬の食べ物に関するアドバイス・相談サイトですが、犬の散歩や運動と食事は密に関連する大事な話なので、本テーマに触れています。

愛犬に合うフードを教えてほしい・相談したいという方は、お気軽にお問い合わせください。(当サイトのアドバイスは有料です。無料で相談に回答するものではありません。)

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運動が少ない犬はいても「散歩に行かなくていい犬」はいません!

はじめに、大事な揺るがない結論からお伝えしますが、散歩・運動が必要ない犬なんて存在しません!○○犬(犬種)・愛玩犬・室内犬なども関係なく、また、本来は雨だろうが関係なく、犬といういきものとして、散歩・運動は必要です。

正確に言うと、

  • シニア犬などで関節の負担が心配な年頃の犬や、病み上がりや体調不良、病気があるなどの場合は、無理のない散歩量でセーブする、また、症状によっては無理やり散歩をさせなくても良い場合がある
  • 超小型犬・小型犬などの場合には、人間の歩くスピードや歩幅で無理やり歩かせる必要はなく、愛犬のペースに寄せて歩く
  • 大型犬・超大型犬の場合は、運動量も多いとはいえ、激しすぎる運動は長時間させない

など、犬の体調や年齢・サイズなど、相応な理由がある特殊なケースに限り、運動量・散歩量をコントロールしたほうがいい場合があるだけの話で、運動・散歩が必要ないという考えは論外!ありえません。しかし、誤解するような情報発信をする人も多すぎます。

都合のいいように解釈しないで!

ペットショップやブリーダー、トレーナー、ネットの質問・知恵袋などでの説明不足すぎる「散歩は必要ない」という軽々しい意見の発信で、どれほどの飼い主が誤認識をして、人間の都合のいいように解釈しているのでしょうか…。

そもそも犬を散歩させる気がない人、させるのが面倒な人、させる余裕がない人が、できなくても大丈夫だと思いたくて、そういう目線で調べるから、どんどんこういった誤情報や誤認識が広がっていくのだと思います。いかにも根本的に、本来は犬を飼うべきではない素質の発想です。

運動をさせてあげられない、運動に行けない(行く時間がない)といっている時点で本来は犬を飼うべきではありません。はなからそんなスタンスだったら、ろくな飼い方をすることはないでしょうから…。

 

なぜ犬には散歩が必要?運動だけではない大事な理由がある

なぜ犬には散歩が必要なのかご存知でしょうか?

第一に「運動になる」ことが挙げられます。ただ歩くという筋肉運動・体力アップだけの目的のものではありません。散歩をすることで犬が得るメリットは、これまでのお話でもお伝えしたようにたくさんあって、

  • においをかぐ(テリトリー活動・ノーズワーク)
  • 外のものに触れることで刺激を得る(社会化)
  • ほかの人や犬に出会ってコミュニケーションをとる
  • 飼い主さんとの最大のコミュニケーションの場・信頼を築く場になる

など、本能を満たす役割もあります。

こういった刺激が足りないと、問題行動やストレスによる不調に陥る危険もあるので、散歩・運動量には飼い主さんは十分気にかけてあげてください。天気が悪く散歩に行けなかったとしても、本来は犬は運動をさせる必要があるのです。

ぼくの問題行動の原因は運動不足のせいなんだぞ!!

犬の散歩に行きたいくないタイプの人は、行かないで良い都合のいい理由を探して、もっともらしいことを言うケースがありますが、上記の散歩のメリットを知っていたら、散歩が必要ない犬なんていないことがわかるのではないでしょうか。

私が手本にしているトレーナー・シーザーミランも、とにかく1に運動といっていますが、百歩譲って、病気やトラブル、不調などから運動をあまりさせないほうがいいケースもあるにはあるとはいえ、しなくていいという考えは当サイトは否定的です。

1. 運動、規律、愛情の順序

この考え方はアメリカのカリスマドッグトレーナーで有名なシーザーミラン氏から学んだものです。~中略~
愛情を注ぐことはもちろん大事ですが、『親しき仲にも礼儀あり』をまず犬に教える事が重要です。しかし礼儀=規律を教えるには、犬の本能的な行動をある程度満たしてあげる事も必要です。それが運動になってきます。
普段から運動が足りない犬は体力を持て余し欲求不満気味です。その欲求不満から問題行動し始めます。

引用元:イコロ動物病院

散歩は飼い主さんとの信頼関係・絆を築く絶好のチャンス・最大の機会

犬は飼い主さんとの散歩の中で、さまざまなものを学んでいます。犬にとって自分の群れで外を一緒に歩くことは、本能を刺激することになりますし、群れのルールを知ることにもつながっているのです。

そういったことが分かってきて、質の良い散歩ができるようになってくると、

  • 飼い主さんとの指示をしっかり聞く
  • アイコンタクトを取る(楽しそうに笑顔を見せてくれる)

などの行動も見られるようになり、犬は飼い主さんをより信頼し、飼い主さんのと絆もうんとくかまっていきます。こういった行動は、犬が飼い主さんと一緒にいることを楽しんでいる・安心してできているからこそ見せる行動ですからね!

こういった経験が不足していると問題行動も増えます

信頼関係が不足している場合、犬が飼い主さんのいうことを聞かない・飼い主さんのコマンドに集中しない、犬が家族を守らないといけないと勘違いしていて、常に興奮している状態になるなどをはじめ、さまざまな問題行動につながる可能性があります。

本能を満たせていないストレスから、そういった行動をするのは当然ではないでしょうか。仮に、困った行動をしない「良い子」ではあったとしても、少なからず質のいい散歩(運動)はできているとはいえません。散歩にはただ歩くだけではなく、もっと大事な意味があるのです。

余談ですが、散歩はただ歩けばいいというわけではありません。昨今、スマホを見ながら犬の散歩をさせる人を見かけることが増えました。ここで紹介した、犬にとっての散歩の意味を理解していたら、そんなことはできないはずなんですけどね…。

 

 

散歩をしたくない人は「散歩が必要ない理由」を探して正当化したい

散歩をしないといけない…必要とは思いつつできない…したくない自分の「罪悪感」をぬぐうために、それっぽい理由を探して、散歩しない・したくない・できない自分を肯定していないでしょうか?

根本的な話ですが、散歩をしないのは、犬とのコミュニケーションの半分を放棄しているようなものです。それを自覚してください。忙しかろうが、天候が悪かろうが、どんなにしんどかろうが、体調が悪かろうが、犬のとってはそんなの関係ありません。もし、

  • 愛犬に問題行動もない
  • 信頼関係もできている
  • 健康管理もばっちり!

で、愛犬に散歩の必要はないと心底、確信をもって言えるのなら、それでいいと思います。人の考えは自由ですから否定はしません。ただし、本当に本気で自分に言い訳しないで、飼い主がやれることをやったと言い切れるのならです。

そこまで思っているなら、罪悪感もないでしょうしいいと思います

問題は、散歩できないことを改善する気もなく、忙しいだの言い訳をしたり、散歩や運動が必要ない・しない理由・言い訳を探したりしている場合です。

人間は不安な時、自分を擁護する意見を見つけようとします。自分を変えたくない・本気で変える気がないからでしょうね。しかし、言い逃れのために、犬の生活・本能を犠牲にするのは違います。

愛犬のありのままの姿を考えず、飼い主の主観で「この子はこういう子だから」と決めつけストーリーを作って、それに愛犬をはめ込んでいる飼い主は多いです。たとえば、「うちの子は散歩が嫌いだから、無理にさせるほうがストレスになる」とか。

うちの子は散歩が嫌いだから…

と散歩をしていない人もいます。その場合、散歩の楽しさを飼い主が教えてあげなかっただけではないですか?怖がって歩きたがらないなら、散歩は怖いものではないとを教えてあげたでしょうか?あらゆること本気で根気よくやってもダメだったのなら、仕方ないかもしれませんが…。

自分はこんなに愛犬にやってあげていると思っていると、「散歩が嫌いな子に、無理に散歩をさせるほうがよくない」と言いたいだけということが多々あります。それも飼い主ができることをしてもいない状態で。本気でお金も時間も惜しまず、ありのままの愛犬に向き合ってますか?

犬って、人間にもっと大事なことを教えてくれる存在です。犬の性格云々を語る前に、まずは飼い主自身が、犬を主観を外して見極め、自身を見つめ直して冷静に判断できるようになりましょう。犬の飼育経験や、これまで学んだこと、主観だけで愛犬を判断すべきではありません。

 

 

「運動・散歩をしなくていい」という考えは犬の本能を無視したエゴ

昨今、「散歩は習慣化させないほうがいい」「毎日散歩に行くという考えは飼い主のエゴ」という意見もあるようですが、個人的にはこの考えには超アンチ(怒!)です。それが最新の常識・斬新な・奇をてらった新しい考え方のように発信している方もいますが…

軽々しくそんな情報を発信してほしくありませんし、こういう考えが、間違った認識で派生するのは決して良いことではありません。

だからこそ、もし、そういった内容を発信するのであれば、十分な注意を払うべきで、軽率に発信してほしくないです。

発信も考えも自由だけど、責任も伴うから。。

その考えの人とは話し合っても平行線で、当サイトとは交わることはないので、そう思いたい方は思っていたら良いと思います。そういう考えもあっても全然いいんです。実際に散歩なしでも、体重管理もできていて、健康で、飼い主とも良好な関係を築けているご家庭がありますから。

ただ、ちゃんとした説明をしないと、自分のいいように解釈してしまう人も多いので、自分が散歩に行かない理由をここに紐づけてしまう人が増えます。散歩をしたくない・する気がない飼い主が一定数いて、その人たちを助長するのが本当に困りものです。

散歩をしなくていいと言うレーナーやブリーダー、ショップ店員がいたら、その方とは関わらないことをおすすめします。さまざまな角度から考慮した上で、そのような意見をしているならともかく、しかるべく理由もちゃんと説明しないで、平気で言うような人には注意してください。

それを鵜吞みにする飼い主に当たったボクは親ガチャ失敗…

百歩譲って、これまでの説明のとおり、それぞれのわんこの根本的な性格や関節などトラブルの有無、年齢、体調など、特殊なケース・特例においては、散歩や運動量を抑えたほうが良い子はいても、散歩や運動が必要ない子はいません。

犬にとって、散歩にはしかるべくメリットや、目的があります。第一に「運動になる」ことが挙げられますが、ただ歩くという筋肉運動・体力アップだけの目的のものではありません。

  • においをかぐ(テリトリー活動・ノーズワーク)
  • 外のものに触れることで刺激を得る(社会化)
  • ほかの人や犬に出会ってコミュニケーションをとる

など、本能を満たす役割もあります。

おうち遊びでは満たせない本能の行動でもあります

こういった刺激が足りないと、問題行動やストレスによる不調に陥る危険もあるので、散歩・運動量には飼い主さんは十分気にかけてる必要があるわけです。逆にいえば、散歩不足=犬とのコミュニケーションや愛犬の本能を満たす飼い方の放棄といっても過言ではありません。

自分の見たいように愛犬のことを見て、そう思い込んで行動していると、犬は伝えようとすることを諦めてしまいまうことがあります。これ、人間の親子でも同じことがあるのですが、犬もこの飼い主はもう散歩してくれないと悟って、行く気が出ないほど病んだだけなのかもしれません。

犬に帽子やサングラスをしたり、機能性のない季節外れの洋服を着せたり、高級シャンプーやトリートメントをしてあげたりというほうが、散歩うんぬんよりよっぽど人間のエゴですよね?

 

 

間違った「犬の散歩・運動」に関する情報をピックアップ

散歩の有無や、量、散歩できない時・していない時など、犬の散歩について、ネットで調べている人は多いと思います。本来であれば、信頼できるトレーナーや獣医などから、正しい認識を学んでほしいのですが、今は困ったらとりあえずネット検索という時代ですしね。

ここでは当サイトが調べた、インターネットでの「犬に関する散歩・運動についてのよくある質問」をピックアップしてご紹介します。中には目を疑いたくなるひどいアドバイス・相談・質問もありましたが、それが日本の犬の飼育の現状レベル・一般的な認識なのでしょうね…。

あらためて、ネットでの誤情報の多さに引きました。既存の情報量にはかなうはずはないのですが、間違った情報を修正する記事も残しておきたいと思います。

 

 

超小型犬・小型犬や室内犬は散歩はいらない?そんな犬種いません!!

「超大型犬や小型犬なら部屋を歩くだけで十分」「室内犬であれば、散歩は不要」ということは、一切ありません。そういったキーワードで検索をしている方が多数いらっしゃいます。なんて残念な検索なんでしょう…。

売りたいペットショップ店員や、古い考え方の犬の飼い主は、こういった言葉を無責任に軽々しく言ってしまいがちです。実際に犬を昔から飼い慣れている人のほうが、アップデートされていない考えの方がいますし、そういった発言を私自身もされたことがあります。

犬を飼い慣れている人・ブリーダーなどがいうと、正しいかのように思う人もいるかもしれませんが、犬との生活の長さと犬の生態の理解がイコールとは限りません。むしろ、偏見は多いです。そういった人の言葉こそ、信じて良いのか疑ってください。

この犬種は散歩がいらないってペットショップで言われた

散歩が面倒だから、散歩が少ない犬種がよくて…

と、本気散歩をしていない人・しなくていいと信じて疑ってもいない人もいますが…。そもそも、それなら犬を飼わなきゃよかったんです。当サイトの理念・考えからすると、散歩不足や運動不足は虐待とまではいいませんが、それに等しいくらいのかわいそうな飼い方だと思います。

ただ、その相談をする相手を間違ってしまったり(散歩がいらないという助言を選ぶ)、散歩が必要とは思っていながらもできない、でも飼いたいというエゴが勝ってしまったりして、人間の都合のいいように解釈をゆがめてしまう人が多すぎるのではないでしょうか。

運動不足で太る場合、フードの量を減らして代謝に合わせた量にコントロールする必要がありますが、人間も食べる量を減らす体重管理って楽しくないでよね?犬も本当は本能的にて動きたいのに、動かせてもらえない上にごはんの量まで減らされたら、かわいそうな気がしますけどね…。

 

 

散歩には週末だけしか行けない…週に何回かだけとかじゃダメ?

本当にあった犬の散歩に関するQ&Aですが、まず、週末にしか散歩に行けない・行く気がないなんて前提の人は、そもそも犬を飼うなって話です。

この質問の大半の回答が、同じような助言(そもそも犬を飼うな!犬を飼う資格がない!という強い意見の助言)をしていましたが、一部の回答に、原則として運動・散歩は必要なんだけど、

  • 飼い主の生活に負担にならないような、運動量が少なくていい犬種を飼う
  • 多頭飼いで飼い主がいないうちにも、自宅で犬同士を遊ばせて運動させる

なんてアドバイスをしているかたもいました。飼いたくて仕方がない人がこれを見たら、運動の必要のない犬種を飼えばいいんだと受け取ります。自分の都合のいいように解釈する人は多いですからね。

ほんまもう勘弁してくれ

いくら、本来は犬に散歩や運動は必要とは前置きをしていても、

  • 運動量が少ない子なら週一の散歩でも良いんだ
  • 多頭飼いだったら、散歩なくても一緒に室内で遊んでるから大丈夫なんだ

と「飼っても良い理由にフォーカス」してしまう人も一定数います。もちろん、ちゃんと重要な前置きを見て思いとどまれる人もいますが、多少なりとも飼っていい理由として受け取る人はいるわけです。

だからこそ、こういったフリーの相談サイトや知恵袋、AIなどが簡略化した情報が軽々しく出回るのが、不毛でなりません…。散歩が不要、少なくて良いと無責任に発している人がいても、どうか心ある・犬を大事に思う心があるかたは、信じないようにしてください。

 

 

犬の毎日の散歩が正直つらい…しんどい…めんどくさい…どうしたらいい?

犬を飼うことは散歩がセットだと思って飼う決断をすべきです。もし、散歩ができない・つらい・しんどいと思うことがあるようであれば、まずは飼わないことをおすすめします。飼う時は想定していなかったなんて言い訳は通用しません。

繰り返しですが、犬にとって散歩は大事な家族・群れとのコミュニケーションの場でもあって、それをしないという選択肢はなく、原則、散歩や運動が必要ない犬はいないのです。その大事なコミュニケーションの時間を放棄するというのは、飼い主としていかがなものでしょう…。

中にはライフステージや性格、病気、不調によって、量を減らす必要がある時や、本当に運動をさせないほうがいいケースはあるにはあったにせよ、それは基本的には特例・特殊なケースです。人間が勝手に、散歩しないで良い理由を誤認識しているにすぎません。

犬からしたら飼い主が忙しいだの疲れただの関係ないし~

もし、とつぜんの仕事で時間がとれなくなってしまった、体調が悪くてどうしても散歩に行けない、突発的な用事や親族の不幸・不調などで時間が犬にまわせないなどがあるのであれば、最近ではペットシッターや犬の保育園などの預かりサービスもあります。

飼い主が精神的にまいってまで、犬の散歩を無理してでも行けとまで言う気はないので、そういった有料サービスにサポートしてもらって、犬は犬らしく本能を満たし、飼い主も飼い主でやらないといけないことをすればいいんじゃないでしょうか?

ふだん仕事であそんであげられない分、休みの日にその分思いっきり遊ばせてあげる(遊んであげる)なんて人もいますが、犬には穴埋めなんて通用しません。犬からしたら35点の日がほとんどで、突然120点な遊び方をされるよりも、毎日が80点のほうがよっぽど幸せですからね。

 

 

犬が怖がって散歩したがらない・歩かない場合は散歩しないほうがいい?

まずはじめに、犬が嫌がるから・怖がるから散歩をしないという考えはおすすめしません。その前に、散歩は怖くない・楽しいことだと教えるトレーニングをしてみてください。

  • 歩かないからしない
  • 歩きたがらない
  • 興奮して散歩にならない
  • 外では上手に散歩できない

といって、散歩をしないとう判断をするのは違います。こういった行動を犬の性格のせいと考えて、この子は散歩が嫌い・好きじゃないという飼い主さんもよくいますが、

それは飼い主としてどうなんでしょう?

と問いたいです。興奮癖があるなどの場合は、興奮しないでいい場所を探して歩く・興奮しないで散歩できるスポットで練習して外に慣らしていく、怖がっているなら、こわくないことを教えてあげるなどできることはたくさんあります。

そういった工夫・トレーニングをしないで、ちょっと歩きたがらないから、散歩に行こうとしたって歩かないからと、散歩をあきらめるのは違うのではないでしょうか?

本当にあらゆるできることをやってみても、犬にとってストレスにしかなっていないのであれば、それはそこまでして散歩させる必要はないと思います。ただ、そう決め付けた見方をして「うちの子は散歩が嫌い」と言っているのは、ただの人間のエゴではないでしょうか。

 

 

犬のドッグフードの給餌量と体重管理・運動や散歩量の考え方

散歩・運動量とフードの給餌量はいうまでもなく、密接に関係しています。個々の理想的な給餌量は、生活環境や体質などによって異なるので、正しくカロリー計算をして与えるようにしてください。(※カロリー計算の仕方は以下に参考リンクを張っておきます)

一般的に、フードのパッケージに記載されている給餌量を参考にする方が多いと思います。ただし、記載されている量はあくまで目安の量であって、運動量や年齢、不妊手術の有無などによって前後はあるので、絶対にその量にしないといけないということではありません。

しかし、原則、平均的な必要な運動ができている子については、記載されている給餌量で与えても問題ないケースが多いです。

記載されている給餌量は根拠をもって計算された量です

しかるべく栄養学をベースにして記載されている量にもかかわらず、その量でも太る場合は、

  1. おやつなど、フード以外の食べ物を与えすぎ
  2. 運動不足
  3. 運動量や生活・年齢・体質にあわない、高栄養価なフードを与えている
  4. 消化や甲状腺機能などに係わる病気

などが考えられます。余談ですが先日、皮膚炎がある成犬にもかかわらず、脂質の多いパピーフードを与えている人がいました。そんなの皮膚炎が治らなくても当たり前なんですけどね…。

与えすぎと運動不足は完全に飼い主の責任ですが、昨今、高たんぱく質を謳ったフードが出回り、無知のまま、高たんぱく質=いいものと思い込んで犬に与えている人が多いのもあります。しかし、高たんぱく質なフードには相応のリスクもあることを知っておくべきです。

中身のない意識高い系や無知は、罪よ

また、これまでと生活が全然変わっていない・散歩が減ったなどでもないのに、急に体重が増えたなどの場合には、病気が潜んでいる可能性があるので、その場合は必ず動物病院で見てもらうようにしましょう。

少し話がそれましたが、そもそも、食のトラブル(ジプシー、胃腸炎などで食欲がないなど)がなければ、犬は出された分だけ食べます。

ですので、運動量・基礎代謝に見合わない量でたべさせないようにするのが飼い主のすべきことでもあると同時に、飼い主さんが運動不足・運動をこれ以上増やせないと断言する以上は、否応なしにおやつもやめて、給餌量も減らして、カロリー摂取量を抑えるしかありません。

 

 

運動・散歩をこれ以上増やすことができない場合の体重管理のポイント

どうやっても無理・これ以上運動をさせられない・できないと断言するのは、個人的には好きではありませんが、どうしても無理だというのであれば、摂取カロリーをコントロールして体重管理をしてください。それも飼い主としての努めです。

運動不足(飼い主のせいで)・心身的な問題でこれ以上運動を増やせない(犬の体質の問題)などで太る場合は、

  • フードの量を代謝に合わせた量、太らない量ににコントロールする
  • カロリーが低いフードに替えて、摂取カロリーを抑えられるようにする
  • おやつは控える(←これ、案外できない人多いです!!)

などのやり方があります。ただ、カロリーが低いフードに替えるといっても限度もあるのですが…。

カロリーが低いフードに替えるといっても限界はありますが…

これができないといわれたら、栄養士としてはもうお手上げです!

水中トレーニングなどダイエット設備がある病院に相談するか、獣医に相談して体重管理の療法食を出してもらってください。そんな理由でダイエット用療法食を出してほしいと言ったら、飼い主の素質を疑われると思いますし、その理由で療法食を出す獣医も少ないとも思いますが。

話が脱線しましたが、量を減らすことに「かわいそう…」と感じる飼い主さんも多いものです。人間だって食べたいのに、食べさせてもらえないのはしんどいじゃないですか?だって、そもそもそれができていたら、太りませんからね。

その管理が適切にできていたらそもそも太らないよね

ただ、「量を減らすより、運動が足りないほうがよっぽどかわいそう」というのが当サイトの本音。

愛犬の年齢がまだシニア期に突入していない・シニア手前の年齢ではない、運動を増やすことができないほどの、愛犬の身体的な不調などがないというのであれば、基本的には、散歩や運動をあきらめずに、工夫をして健康的に食べて体を動かして体重管理をしてほしいです。

個人的な、これまでのフードを見てきた中での感覚ですが、

  • たんぱく質を32%を超える
  • 脂質が17%以上
  • カロリーが375kcal/100g

などに、どれかひとつにでも該当すると、栄養価が高いフードと判断していい思いますが、これに該当するわけでもない、大して高栄養価なわけでもないフードで、パッケージに記載されているフード給餌量をさほど差がない量を食べているのに太るとなると…やはりそれは、

一般の犬よりも運動が足りていないのかな…

という目安として考えてください。

散歩ができる子にもかかわらず、飼い主のせいで、散歩が足りていなくて太るって、申し訳ないのですが、それは飼い主の怠慢であって恥ですらあると思います…。犬の管理ができない飼い主ですと言っているようなものです。

当サイトでは、「太り気味な犬のダイエット・減量!健康的に痩せる方法とドッグフードの選び方」とい記事で、肥満犬の健康的なダイエットについての記事もすでに紹介しています。ぜひ、運動・散歩の重要性を自覚して、愛犬に健康的な生活をさせてあげられる飼い主でいてくださいね。

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