無責任な情報を発信しているメディアに巻き込まれない、丁寧な暮らしを

鳥飼の独り言

私はこれまで、いろんな媒体(メディア)で記事を書き、いろんな会社のやり方を見てきました。

記事を書く上で、競合他社メディアの記事を見て、比べ、よその記事にはない付加価値を与えられるように、執筆の時に気を付けてることも多く…そのようにして、日々、人よりもインターネットメディア・記事・サイトに触れる機会が多いように思います。そんな中でいつも漠然と思うこと。

「メディアには間違った内容が多すぎる」「この記事を読んでどれだけの人が、その内容を鵜吞みにし、振り回されているのだろう」ということです。

情報に振り回される側ではなく、上手に活用する側になってほしい。

くさるほどの媒体があり、それぞれに思いがあり、コンセプトがあり、それは自由なのですが、中には、悪質なもの、リサーチの甘い誤情報だらけのもの、自社の利益しか考えていないものも多々あります。

そんな世の中で、どの情報を選ぶのか、どこまで取り入れるのかを選ぶのは、個人で決めることですが、あまりに情報過多な世の中、情報に巻き込まれ…のまれ…自分に向き合うことを忘れてしまっていることはないでしょうか。

SNSだのAIだの、Chat GPTだの、人間の知能・知性がどんどん鈍化するアイテムが増える中、一番磨くべきは、個人の感性や英知ではないかと思うこのごろです。

 

便利はいいこと…でも実体性のないものよりアナログのよさも。

知りたいことがすぐ知れる、友達と繋がっていられる、人と共有したいことを伝えられる…など、いろんな理由からSNSなど、メディアを使う人は多いと思います。

全然それはいいんですが。上手に好きなように使うものですし、どう使おうが自由。

ですが…メディアに生活が支配されていることはないでしょうか。

  • いいねほしさ(承認欲求)
  • 知った気になる(実体性のないうわべの満足感)
  • 暇つぶし(もう少し自分にかける時間に回せるのでは…)

など、上手につかっているようで、実はメディアに振り回されていることって多々あって。

しかも、人間の中核が宙ぶらりんであればあるだけ、こういった情報に振り回されることになります。いつかは終わる命。だから、そんな情報に振り回されている暇はないわけで。

 

ネットの記事には嘘も誤情報もたくさん。大事なのは見極める力。

みんながやってて面白いからやる、面白そうだからやりたい。それは自由ですし、やりたきゃやればいい。

でも、人間力の低下…とでもいうのでしょうか。本物・本当・事実を見極める力がなくなるのは極めて危険なことではないでしょうか。

たとえば、当サイトの中核は正しく栄養学を知って、愛犬のことを知って、健康的な生活を送ることがコンセプトですが、犬メディアやドッグフードメディアの記事には、とんでもない間違えた情報や、自社の目的達成のことしか考えていない記事があふれかえっています。

フォロワーの多さや人気サイトかなんて関係ない。

あのフードはこんなにいいんだよ、このフードはクチコミもよくって…そんな話をよく耳にしますが、それは操られた情報ではないですか?

クチコミなんて今時、有料でいいようにかかせることもできます。悪いクチコミ・レビューはそんなに伝えないで、とてもいいもののように紹介することもできる世の中です。そんなものをあてにして、本当にいいのでしょうか。

そんな信用できないものよりも、自分が賢くなったほうが早いように思います。

 

メディアには間違いや洗脳が多いことを知り、依存しない。

犬の悩みを聞いていると思うのは、思い込みから自分を一度切り離すことの難しさです。その最たる原因はメディアの情報過多・誤情報に実体のない知識の植え付けではないでしょうか。

自分が一生懸命にやっていると思っている時って、自分が間違っているのかも…と冷静に考えることができなくなりがちですし、資本主義の世の中ですから、常に走っていないといけない、上を目指さないといけないと思う方は多いもの。

しかし、一度、その思考をやめる練習が必要です。そして、自分と向き合うこと。それができないと、情報に振り回される生き方になってしまうのではないでしょうか。

 

メディアではなく愛犬そのものを見てあげましょう

どうしても、大事な愛犬にはレビュー評価がいいもの、人気といわれているもの、ランキングサイトでいいといわれているものを与えたいという方もいると思います。わからなかったら、とりあえず評判がいいものだったらいいんだろうと思っちゃうのはあるのでしょう。

でも…それ、メディアに操作された情報ですし、本当に良いかなんてわかりませんよね?そんなことに振り回されるのではなくて、ありのままの愛犬を見てください。

飼い主さんの自己満で終わらないよう、正しく愛犬のことを見て、知ってあげてください。それが愛犬の幸せへの近道ではないでしょうか。

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